令和4年度 富士市の当初予算
〜「生涯青春都市　富士市」の実現に向けて 〜

令和4年度からスタートした「第六次富士市総合計画」及び「第2期富士市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に位置づけた施策のうち、特に優先度が高い「危機管理」、「子育て」、「ものづくり産業」の3つの政策分野や、新型コロナウイルス感染症対策、デジタル変革、SDGsの推進に関する取組に重点を置き、予算を編成しました。

◆一般会計

福祉や衛生、教育、道路整備など、行政の基本的な事業を行うために設けられた会計
自主財源：市が独自に収入することができるお金
依存財源：国や県などから入ってくるお金及び借入金
予算額　891億円

-図表あり-
（図表説明）歳入
（図表説明）歳出

本年度の新規事業（抜粋）
★…まち・ひと・しごと創生総合戦略事業

★避難行動要支援者支援事業(避難行動要支援者管理システム導入） 1,198万円
★複合型子育て拠点運営事業（「みらいてらす」運営管理） 1,496万円
◦新病院建設基金積立事業 3億円
★ＣＮＦ実用化推進事業（オープンイノベーション活動支援・応用分野別勉強会）634万円
★大淵笹場交流施設（旧藤田邸）整備事業850万円
★富士駅北口第一地区市街地再開発事業補助金1億9,480万円

歳出を年間の市民１人当たりの金額に換算してみると…
民生費　13万4,899円
教育費　4万4,186円
衛生費　4万1,374円
※令和4年3月1日時点の人口（25万409人）を基に計算しています。

-図表あり-
（図表説明）前年度予算と比較

◆特別会計

市が特定の事業を行う場合や、特定の収入をもって特定の事業の費用に充てるために設けられた会計

予算額　549億4,375万円
富士市には13の特別会計があります。表中では５財産区会計（鈴川、今井、大野新田、檜新田、田中新田）を省略しています。
-図表あり-
（図表説明）特別会計名、予算額

◆企業会計

独立採算を原則とする事業を行うために設けられた会計

予算額　333億　690万円
病院事業166億　390万円
中央病院は、安全でよりよい医療を提供し、市民の皆さんの命と健康を守ります。
公共下水道事業 97億6,500万円
下水道施設の整備や更新を進め、生活環境の向上に努めます。
水道事業 69億3,800万円
安全でおいしい水道水を安定的に供給するため、施設の整備や更新を進めます。

予算規模は増額

令和4年度の予算規模は、令和3年度に比べ一般会計が38億円の増額、特別会計が18億265万円の増額、企業会計が6億4650万円の増額となり、全会計では62億4915万円の増額です。
■一般会計（前年度比38億円の増額）
新型コロナウイルスワクチン接種費など新型コロナウイルス感染症対策事業費の増などによるもの。
■特別会計　（前年度比18億265万円の増額）
後期高齢者医療・介護保険の給付費や富士山フロント工業団地第２期整備事業における一般会計への繰出金の増などによるもの。
■企業会計
（前年度比6億4650万円の増額）
公共下水道事業の管路整備事業費の増などによるもの。

自主財源比率は60・9％

一般会計予算の歳入のうち、自主財源が占める割合は60・9％です。市税や公共施設の使用料、住民票の発行手数料などがこれに当たります。自主財源のうち市民や企業の皆様から納めていただく市税は８割以上を占めています。
自主財源比率は、前年度に比べて、0・9ポイント低下しました。これは、新型コロナウイルスワクチン接種事業など、国庫支出金等の依存財源が増加したことによるものです。
なお、自主財源の根幹をなす市税については、家屋及び償却資産の軽減措置の終了や給与所得の増などにより増加しています。


問合せ／財政課　電話　55-2725　ファクス　51-1479　Eメール　zaisei@div.city.fuji.shizuoka.jp
-画像あり-
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