富士市は、富士山から駿河湾への傾斜地にあり、大雨が降ると平地部では水害が発生しやすい地形といえます。
水害を最小限に食い止め、私たちの生命や財産を守るため、河川改修など様々な治水対策事業を行っていますが、多くの費用と時間がかかり、いまだ万全ではありません。
そこで、水害の発生を警戒し、土のうなどで水があふれるのを防ぐ水防活動が重要となり、水防活動の中心となるのが水防団です。
水防団は「自らの地域は自らの手で守る」という考えのもと、地域住民が団員として活躍しています。
普段は自営業や会社員などの本業についていますが、大雨警報の発表時などには水防団員として出動し、河川の警戒巡視や状況に応じて土のう積みなどの水防工法を行います。
また、毎年5月には、出水期(集中豪雨や台風の多い時期)を迎えるにあたり、水防団の士気を高め、指揮系統の徹底と水防技術の向上を図るため、富士市水防訓練を行っています。
現在、富士市水防団には、約450名が所属していますが、団員の高齢化や団員数の減少が課題となっています。
水防活動の充実を図るためにもあなたの力が必要です。皆様の入団をお待ちしております。
入団についてのお問い合わせは、河川課までご連絡ください。
富士市水防団員募集チラシ (PDF 178KB)
富士市水防団は本部及び11の分団で組織され、各分団の管轄区域は川を単位として定められています。
名称 | 管轄区域 |
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潤井川左岸水防分団 | 潤井川左岸(身延線ガード~田子浦港)、小潤井川 |
潤井川右岸水防分団 | 潤井川右岸 |
浮島水防分団 | 江尾江川左岸、春山川 |
須津水防分団 | 赤淵川左岸、須津川、江尾江川右岸 |
吉永水防分団 | 赤淵川右岸、荒川 |
原田水防分団 | 滝川、松原川 |
元吉原水防分団 | 元吉原海岸、沼川 |
鷹岡水防分団 | 潤井川左岸(天間山本橋~身延線ガード) |
田子浦水防分団 | 田子浦海岸、早川 |
富士川左岸水防分団 | 富士川左岸 |
富士川右岸水防分団 | 富士川右岸 |
河川課(消防防災庁舎5階)
電話:0545-55-2833
ファクス:0545-51-0360
メールアドレス:kasen@div.city.fuji.shizuoka.jp