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更新日:2025年5月15日
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目次
富士中央配水池整備事業について
富士水系配水区域において、想定される大規模地震に備えるため、耐震性の低い岩松配水池の2基の配水タンクの代替として、断層を避けた新たな場所に配水池を整備し耐震化を図ります。
経緯
富士水系は、富士市水道事業の中で最大の配水区域として、全体配水量の3分の1程度を占めています。そのうち、約72%の水を配水する岩松配水池の4基中、2基のタンクは、老朽化とともに耐震性が低く、多くの重要給水施設へ給水しているため、耐震化を図る必要があります。
また、付近には入山瀬断層が存在しており、大規模地震時のリスク分散として、新たな場所に富士中央配水池の整備を計画しました。
整備計画
防災対策
地震対策
地盤調査
建設地のボーリング調査の結果、地表から2メートル以深は固いレキ質土であり、基礎の液状化の危険はないことを確認しました。
配水池の構造
富士中央配水池はプレストレストコンクリート構造(PCタンク)で地震に強い構造です。東日本大震災で損壊したPCタンクは2池だけで、実際の損壊部分は、鉄筋コンクリート構造部や基礎の被害でPC構造物自体が損壊した例はありませんでした。
浸水対策
本施設の建設地は、富士川及び潤井川の浸水想定区域となっているため、浸水対策をします。
※富士川浸水想定区域(想定最大規模)浸水深2.8メートル程度
※潤井川浸水想定区域(想定最大規模)浸水深1.5メートル程度
浸水対策として、ポンプ棟は浸水深より高い位置に開口部(窓や換気口等)を設けます。また、搬入出用の扉については、防水扉を使用します。
スケジュール
- 詳細設計:令和3年度
- 工事期間:令和4年度~令和7年度(予定)