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更新日:2025年5月15日

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目次

 

富士市の震度計について

富士市に設置されている震度計について説明します。

震度の観測について

気象庁では、明治17(1884)年以来、120年以上震度観測を実施しています。観測開始以来、震度観測は体感で行ってきましたが、観測を客観的に行い、その成果を迅速に発表するため、気象庁は平成3年に世界に先駆けて震度計を開発し、平成8年4月からは全面的に震度計で行うこととし、体感による観測は廃止されました。
平成21年10月現在、気象庁が発表する震度情報に活用している観測点は約4,200地点存在します。これらの震度計は、気象庁、地方公共団体、独立行政法人防災科学技術研究所により整備、運営されています。

富士市内の震度計について

平成23年10月13日より、静岡県が設置し管理している震度計3か所(市役所消防防災庁舎、静岡県富士総合庁舎、富士川まちづくりセンター)以外に、大淵まちづくりセンター・吉永まちづくりセンターの2か所に震度計を増設しました。また、気象庁は、平成24年10月2日に緊急地震速報の精度強化と地震の震源地解析のための、より高度な震度計を富士市総合運動公園(古墳広場)に設置いたしました。現在市内合計6箇所で観測をしています。
この増設に伴い、より詳細に市内の震度が計測できるようになりましたので、自主防災組織が本部を立ち上げる等の活動開始基準は、震度5弱以上を観測した場合となりました。


(写真)吉永まちづくりセンターの震度計


(写真)大淵まちづくりセンターの震度計

富士市内震度計設置位置図(PDF:80KB)

震度の観測結果の公表について

地震発生からの震度情報の流れ

地震発生⇒震度計の観測結果⇒静岡県⇒気象庁⇒報道機関(テレビ・ラジオ)

このように市内の震度計で観測した結果は、無線や専用回線を通じて、自動的に静岡県と気象庁に送られます。気象庁は、観測情報と観測点の設置状況の評価を踏まえて、震度情報を発表します。観測結果の発表は気象業務法により、気象庁が行うこととなっているため、今後市独自で震度計を設置した後も、この流れは変わりません。
気象庁から発表された震度は、テレビ・ラジオなどの報道機関に送られ、市内6か所のうち一番大きな震度が、「富士市の震度」として発表されます。各震度計の震度情報は、気象庁のウェブサイトで確認できます。また市は、震度5弱以上の地震が観測された場合、同報無線で震度情報をお知らせしています。

関連リンク:気象庁HP 地震情報(外部サイトへリンク)

お問い合わせ先

危機管理室防災危機管理課防災対策担当

消防防災庁舎3階

電話番号:0545-55-2715

ファクス番号:0545-51-2040