2021年08月20日掲載
◆目指すは元気な高齢者!
令和3年4月1日現在、富士市の65歳以上の人口割合(高齢化率)は28・0パーセントです。団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)になる令和7年には、65歳以上の人口が7万2千人を超え、高齢化率は29・2パーセントとなり、市民の約3人に1人が高齢者になります。
高齢者が住み慣れた地域で安心して生活をするためには、できるだけ長く健康で元気な状態でいることが大切です。
◆ご近所さんの運動教室
市は、元気な高齢者が歩いて通える町内会(区)の公会堂などで行われている「ご近所さんの運動教室」を支援しています。
ご近所さんの運動教室は、市の養成講座を受講した地域のボランティアが運営しており、高齢者の通いの場となっています。
現在は市内に59か所の運動教室があります。
◆教室の開催を支援
市ではボランティアを育成し、ご近所さんの運動教室を開催する人へ、様々な支援をしています。
●教室の立ち上げ
地域包括支援センターの職員や地域保健課の保健師が、場所や教室の内容などについて、相談を受け付けます。
●継続的な研修
年に数回、実際の運動教室に生かすことのできる研修を企画しています。
●プロによるサポート
希望に応じて、理学療法士や栄養士・歯科衛生士を派遣し、参加者に健康に関する講話を行います。
●参加者の健康状態を測定
希望に応じて、市の保健師が教室に出向き、血管年齢測定・骨密度測定・インボディ測定(筋肉量や脂肪量の測定)などを行います。
●教室運営の相談
教室を運営する中で困ることなどがあれば、地域包括支援センターの職員や地域保健課の保健師に相談することができます。
問合せ/地域保健課
電話 64-8993
ファクス 64-9030
-図表あり-
(図表説明) 富士市の高齢化率と高齢者人口の推移
(図表説明) ご近所さんの運動教室
(図表説明) ご近所さんの運動教室 問合せ先一覧
◆どんな活動?
宮島新田区ご近所さんの運動教室は毎月3回、水曜日に宮島新田公会堂で実施しています。
活動は1時間で、主にストレッチや筋力トレーニングを行っています。ゴムチューブやペットボトルなどを使って運動するほかにも、頭を使う脳トレや、口を動かす口腔体操も実施しています。
参加者は70歳〜80歳代が中心で、最高齢は86歳です。教室の成果か、皆さんの動きはきびきびとしていて、運動を頑張った後は、和やかな雰囲気で歓談しています。
◆ご近所さんの運動教室を開催しようと思ったきっかけは?
定年後、体を動かそうと運動教室に参加していました。そこで知り合った知人から、ご近所さんの運動教室を開催するための養成講座を教えてもらい、参加したことがきっかけです。
◆開催してうれしかったことは?
教室に参加した皆さんが楽しいと言って来てくれ、ニコニコして帰っていくことがうれしいです。
また、初めて参加をしたときに肩が痛く腕が上がらなかった人が、運動教室に参加してくれたことで、腕が上がるようになったことがすごくうれしかったです。今では運動教室が自分の生きがいになっています。
養成講座を受けませんか?
養成講座を受けて、ご近所さんの運動教室を開催してみませんか?
いきいきと地域で活躍するチャンスです!
とき/10月〜12月(左記日程を参照)
ところ/富士北まちづくりセンター多目的室
対象/市内在住の18歳以上で、養成講座修了後にご近所さんの運動教室を立ち上げ、活動が可能な人
定員/25人
※応募者多数の場合、抽せん。
申込み/9月17日(金曜日)までに、電話で地域保健課へ
電話 64-8993
-画像あり-
(画像説明)足を伸ばすストレッチの様子
(画像説明)家ではなかなかできない筋トレも、仲間がいると頑張ろうと思えます。
(画像説明)無理をせず自分のペースで楽しむことができます。運動教室でできた仲間と話すことも楽しみです。
(画像説明)教室を開催している鈴木 一實(かずみ)さん(宮島)
参加した皆さんが「楽しい!」と言ってくれることがうれしいです
-図表あり-
(図表説明)養成講座の日程
シティプロモーション課広報広聴担当(市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700
ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:so-citypro@div.city.fuji.shizuoka.jp