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更新日:2025年5月15日
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目次
富士市マナー条例「富士市誰もが快適に過ごすことができる美しいまちづくり行動計画」の策定について
富士市マナー条例の認知度を上げ、美化活動への参加に意欲のある市民が活動しやすい環境をつくり、また市の果たすべき役割を明らかにし、市民、事業者、来訪者に期待する行動を示すため、行動計画を策定いたしました。
以下には概略を示します。詳しくは添付資料をご覧ください。
1、行動計画策定の趣旨
(1)行動計画策定の経緯
富士市誰もが快適に過ごすことができる美しいまちづくりの推進に関する条例(通称:マナー条例)は、平成28(2016)年6月1日に施行され、これまで周知に力を注いできましたが、条例施行から4年後のアンケート調査では、その認知度は31.1%でした。また、ポイ捨てをしないように心がけている人は、約9割に上り、ほとんどの市民はまちの美化について高い意識を持っています。
このため、マナー条例の認知度を上げるとともに、SDGs未来都市の指定も考慮し、美化活動への参加に意欲のある市民が活動しやすい環境をつくるため、市の果たすべき役割を明らかにし、市民、事業者、来訪者に期待する行動を示す計画を策定することとしました。
(2)行動計画の位置づけ
本計画は、「第三次富士市環境基本計画」に掲げられた基本目標4「資源を有効に活用するごみのない美しいまち」の、個別分野4-3「美しいまちにする」を実現するための方策の一つとして位置づけます。本計画は、マナー条例の基本理念を具現化するための、市民、事業者、来訪者、行政の共通の計画であり、これを踏まえた行動を実践することにより、ごみのない美しいまちを目指します。
(3)行動計画の期間
本計画の対象期間は、令和4(2022)年度から令和12(2030)年度までの9年間とし、中間見直し時期及び終期を「第三次富士市環境基本計画」の計画期間と合わせます。
2.目指す将来像と取組の方向性
マナー条例が目指す将来像である、「誰もが快適に過ごすことができる美しいまちづくりの実現」に向け、快適な生活環境を保全する「まちをよごさない」、快適な生活環境を創造する「まちをきれいにする」の2つの視点から行動計画を策定し、取り組んでいきます。
3.市の役割と取組
ごみのない美しいまちをつくる取組を総合的に実施します。また、禁止行為や氏名公表等の条例内容を周知するとともに、広報や情報提供に努め、市民、事業者等の自発的な環境美化活動を支援します。
「まちをよごさない」
目標 マナー条例の認知度を50%に上げる。
- (1)啓発活動の積極的な推進
- (2)環境教育の推進
「まちをきれいにする」
目標 2030年度までに、「チームちょこ美」の登録活動人数1万人をめざす。
- (1)美化活動のすそ野を広げる取組
- (2)ちょこ美PLUS活動の展開
- (3)情報の発信と共有
- (4)清掃活動資材等の支援
- (5)関係機関への要請
4.各主体に期待する行動
- (1)市民に期待する行動
市が実施する取組に協力し、市内の美化のための日常的な活動を行うこと。 - (2)事業者に期待する行動
- 市が実施する取組に協力し、日常的に事業所周辺の美化活動を行うこと。
- (3)来訪者に期待する行動
- 市が実施する取組に協力し、快適な生活環境の保全に努めること。
5.実施体制
本計画に基づき、市、市民、事業者が協働して取組を推進します。
市は取組について、各年度末等にセルフレビューを行い、その結果を市ウェブサイトで公開します。
添付資料
- 「富士市誰もが快適に過ごすことができる美しいまちづくり」行動計画 本編(PDF:368KB)
- 行動計画 概要版(PDF:306KB)
- 行動計画 市の役割進行表(PDF:314KB)
- 富士市マナー条例の内容