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更新日:2025年5月15日
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富士市地球温暖化対策実行計画(事務事業編第三期計画)(改定)
国の「地球温暖化対策計画」が改定されたことに伴い、国の削減目標を踏まえて「富士市地球温暖化対策実行計画(事務事業編第三期計画)」を改定しました。
計画の期間及び基準年度
計画期間は、2023(令和5)年度から2030(令和12)年度の8年間とし、2013(平成25)年度を削減目標の基準年度とします。
対象とする事務事業及び施設
【対象とする事務事業】
本計画では、市が実施するすべての事務事業を対象とします。
【対象とする施設】
指定管理者施設を含むすべての市有施設を対象とします。また、エネルギーの使用の合理化等に関する法律に合わせて、基準年度以降に建設された施設も対象とします。
削減目標
温室効果ガス排出量について、基準年度(2013(平成25)年度)の実績値に比べ、2030(令和12)年度までに以下のとおり削減することを目標とします。
- (1)施設・設備の運営に伴う排出量→51.0%削減
- (2)車両の使用に伴う排出量→35.0%削減
- (3)一般廃棄物焼却に伴う排出量→7.3%削減
- (4)下水・し尿処理に伴う排出量→13.4%増加に抑制
- (5)その他→増減なし
- (1)(2)(3)(4)(5)を合わせた温室効果ガス総排出量→30.0%削減
区分 | 2013(平成25)年度実績値 (基準年度) |
2030(令和12)年度 目標増減率 |
---|---|---|
(1)施設・設備の運営に伴う排出量 | 32,081.2トン-CO2 | -51.0% |
(2)車両の使用に伴う排出量 | 742.7トン-CO2 | -35.0% |
(3)一般廃棄物焼却に伴う排出量 | 26,265.0トン-CO2 | -7.3% |
(4)下水・し尿処理に伴う排出量 | 1,829.1トン-CO2 | +13.4% |
(5)その他 | 111.6トン-CO2 | 0.0% |
(1)(2)(3)(4)(5)を合わせた温室効果ガス総排出量 | 61,029.6トン-CO2 | -30.0% |
(1)施設・設備の運営に伴う排出量は、市有施設の運用によるエネルギーの使用(電気、ガス、灯油等)に伴って排出される温室効果ガスを対象とします。
地球温暖化対策の推進に関する法律において、市役所から排出された廃棄物、下水だけでなく、市域全体から排出された廃棄物・下水を対象とすることと定められているため、区分(3)(4)には、一般家庭等から排出された廃棄物・下水の処理に伴う温室効果ガス排出量も含まれています。
行動の内容
削減目標を達成するため、以下の取組を実行していきます。
- (1)施設・設備の運営に伴う排出量の削減
- (1-1)市有施設・設備の省エネルギー化の推進
- (1-2)再生可能エネルギーの利用促進
- (2)車両の使用に伴う排出量
- (2-1)公用車の脱炭素化
- (2-2)移動手段の脱炭素化
- (2-3)車両管理標準の遵守
- (3)一般廃棄物焼却に伴う排出量の削減
- (3-1)市域のごみ焼却量の減量及び資源化率の向上
- (3-2)市有施設の一般廃棄物の減量
- (4)下水・し尿処理に伴う排出量の削減
各家庭において、浄化槽等から公共下水道への接続を推進します。
※実行計画(事務事業編)では、市の事務事業に伴う排出量を対象としていることから、各家庭の浄化槽等での処理に伴う排出量は含みません。このため、公共下水道への接続が進むと、計画上は温室効果ガス排出量が増加となります。しかし、浄化槽と公共下水道では、公共下水道での処理に伴う排出量の方が少なくなります。
進行管理
Plan(計画・方針の策定)→Do(取組の実施)→Check(点検・評価)→Act(計画の見直し)の富士市環境マネジメントシステムに沿って、計画の進行管理を行います。
進行管理においては、次の項目について点検・評価を行っていきます。
- 温室効果ガス排出量、削減目標の達成状況
- 地球温暖化対策の実施状況
- 各施設におけるエネルギー使用量の管理状況
- 各施設における設備の管理状況
- 各職員における設備の運用状況
推進組織の構成
【管理部門】
富士市環境政策推進委員会(主管する副市長、他の副市長、教育長及び各部長等)
【実行部門】
- (1)各部長等(エコ実行統括者)
- (2)各所属長、施設長(エコ実行責任者)
- (3)エコ指導員(各所属長、施設長が任命した者)
- (4)全職員
【事務局】環境総務課