施策・計画
- 計画・構想など
- 施政方針
- 重要政策
- 広域行政
- SDGs(持続可能な開発目標)
- その他
本日ここに、令和7年度の一般会計予算をはじめとする各議案のご審議をお願いするに当たり、私の市政運営に向けての所信の一端と、重点施策の大要について申し上げます。
昨年は、元日の能登半島地震、8月の日向灘地震など大規模地震が発生するとともに、全国各地で豪雨災害が頻発化、激甚化するなど、予測困難な自然災害が市民生活を脅かしております。
また、急速な人口減少、少子高齢化は、地域の担い手確保、社会保障や都市インフラの維持などに大きな影響を及ぼしております。
さらに、雇用・所得環境が改善する一方で、賃金上昇を上回る物価高騰や企業における人手不足などにより、未だ景気回復を実感することができない状況であります。
私は、こうした不安や閉塞感を払拭していくために、すべての市民の皆様が将来に希望を持ち、青春を謳歌できるまち・生涯青春都市の実現に向け、明日への活力を感じられる取組を着実に進めてまいりました。
本年の干支である乙巳(きのとみ)は、これまで積み重ねてきた努力や準備が実を結びはじめる時期を示唆しております。
本年4月には、資材高騰など様々な課題を乗り越え、本市の新たな顔となる総合体育館「北里アリーナ富士」がオープンし、プロスポーツの公式戦をはじめ、多くのスポーツ大会や各種イベントなど、更なるにぎわいや交流の拠点として活用してまいります。
総合体育館の竣工に続き、富士駅北口の再整備、新富士駅南地区の土地区画整理、新病院建設などの大規模投資事業が控えているほか、少子化対策などの取り組むべき喫緊の課題は山積しております。
私は、新年にかける思いとして「遂」という一文字を掲げました。
この文字が意味する「目的を達する」、「最後までやりとおす」などを念頭に、明るい未来が花開くよう、力強い意志をもってこれらの事業を成し遂げていかなければなりません。
課題が多様化し、過去や他自治体の成功例が通用しない時代において、大規模投資事業をはじめ、「第六次富士市総合計画」に位置付けた諸事業を遂行していくためには、私自らが先頭に立ち、未来への道を拓くとともに、職員一人ひとりが課題を自分ゴトとして捉え、自分なりの答えを探求し、チャレンジし続けることが重要であります。
このように不断の努力を積み重ねていくとともに、行政のみならず多様な主体との協働を進め、次代に向けた成果を生み出していくことにより、豊かな市民生活を実感していただけるよう、信念と情熱をもって市政運営に臨んでまいります。
企画課(市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2718
ファクス:0545-53-6669
メールアドレス:so-kikaku@div.city.fuji.shizuoka.jp