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災害時医療救護所について

医療救護所とは?

 医療救護所は、災害時に応急手当を中心とした医療救護活動を行う場です。
 大規模災害が発生すると、多数の負傷者が出るおそれがあります。また地域の医療機関も被害を受け、機能しなくなる可能性があります。
 市はそのような混乱の中、一人でも多くの命を救うため、災害医療の最前線として医療救護所を開設します。医療救護所を開設するかどうか、またどの地域の救護所を開設するかなどは、地域の被害状況や負傷者の発生状況、医師・看護師などの医療班の状況などを考慮しながら、市災害対策本部が決定します。
 医療救護所を開設した場合は、同報無線や同報無線メールサービス、ラジオエフ、広報車などでお知らせします。

医療救護所の役割は?

 医療救護所で行う医療は、富士市三師会(富士市医師会、富士市歯科医師会、富士市薬剤師会)に協力していただき、医師・歯科医師・薬剤師や市に登録していただいた看護師などの医療班が担います。
 しかし、通常の医療機関とは違い、設備や医薬材料などが十分ではありません。そのため、医療救護所では主にトリアージ(※)や重傷者・中等傷者の応急手当が優先されます。

※トリアージとは
 多くの負傷者が同時に発生した場合に、できるだけ多くの命を救うため、治療の必要性・緊急性が高い人とそうでない人をグループ分けし、治療や高次医療機関への搬送の順位をつけることです。

医療救護所の開設予定場所・開設期間は?

 開設予定場所は、吉原一中、吉原二中、岳陽中、吉原北中、元吉原中、須津中、富士市立高校、吉原三中、大淵中、富士中、富士南中、田子浦中、岩松中、鷹岡中、富士川まちづくりセンター、富士川二中の16箇所です。
 医療の実施場所は、2階建て体育館の1階部分または耐震レベルの高い校舎内特別室などの室内となっています。

※医療救護所は、16箇所すべてが開設されるとは限りませんが、開設されていればどの医療救護所でも受診できます。

※医療救護所は24時間体制、医療班は交代制で運営し、開設期間は発災からおおむね4日間程度です。
 4日以上経過すると、応急手当が必要な負傷者は減ってきますので、一般診療所・病院での診療に移行していきます。

開設予定場所 医療実施場所
吉原第一中学校 校舎の一部
吉原第二中学校 校舎の一部
岳陽中学校 校舎の一部
吉原北中学校 校舎の一部
元吉原中学校 2階建て体育館の1階部分
須津中学校 2階建て体育館の1階部分
富士市立高校 2階建て体育館の1階部分
吉原第三中学校 2階建て体育館の1階部分
大淵中学校 2階建て体育館の1階部分
富士中学校 2階建て体育館の1階部分
富士南中学校 2階建て体育館の1階部分
田子浦中学校 2階建て体育館の1階部分
岩松中学校 2階建て体育館の1階部分
鷹岡中学校 2階建て体育館の1階部分
富士川まちづくりセンター 別館の全施設
富士川第二中学校 2階建て体育館の1階部分

災害医療の流れは?

災害発生→医療救護所→救護病院→災害拠点病院

■軽傷者は

 ご家庭や自主防災会のような地域組織の中で処置をお願いします。

■重傷者・中等症者は

 医療救護所で応急処置を行った後、必要に応じて救護病院などに搬送され、そこでもまだ十分でない方は、災害拠点病院へ搬送されます。明らかに生死にかかわるような重傷者の場合は、救護所を経由せず、直接救護病院へ搬送されることもあります。

◇救護病院

 富士市立中央病院、共立蒲原総合病院、聖隷富士病院、富士整形外科病院、川村病院

※状況に応じて、支援病院(主に救護病院での処置、治療後の収容及び経過観察を行う)または特殊病院(精神科領域及び心のケアなどの対応を行う)へ搬送します。

◇災害拠点病院

 富士市立中央病院

※上記リンクは「Weblio辞書」のページを新しいウィンドウで開きます。
用語解説については、「Weblio」までお問い合わせください。

お問い合わせ

保健医療課(フィランセ西館3階)

電話:0545-67-0260
ファクス:0545-67-0355
メールアドレス:ho-iryou@div.city.fuji.shizuoka.jp

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