2021年06月05日掲載
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(画像説明)昭和42年、台風26号の被害
6月は土砂災害防止月間です
大雨による土砂災害に備えましょう!
近年は、激しい集中豪雨や台風が相次いでいます。昨年も7月の豪雨などが深刻な被害をもたらし、全国では1,316件の土砂災害が発生しました。梅雨の時期や台風の際は、大量の水が地中にしみ込み、「崖崩れ」や「土石流」、「地滑り」の危険が増加します。今回は、そうした土砂災害から命を守るための4つのステップを紹介します。
日頃から家庭や地域で、次の4つのステップについて話し合っておきましょう。
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(画像説明)早い段階で、危険区域外への避難が重要です
市内には、土砂災害の危険区域が231か所存在します。皆さんの自宅周辺の土砂災害危険区域は「富士市防災マップ」や「ふじタウンマップ」で確認できます。 富士市防災マップ(下記QRコード)とふじタウンマップは、市ウェブサイトでも閲覧できます。 -画像あり-
(画像説明)QRコード
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(図表説明)土砂災害の危険区域を確認しておきましょう
土砂災害の避難の原則は「土砂災害の危険区域から出る」ことです。 日頃から、親戚や知人宅、町内会(区)の公会堂など、危険区域外の避難先を考え、安全にたどり着ける避難経路を決めておきましょう。 また、公会堂などを避難先にする場合は、鍵の管理についても、地域で話し合ってください。
チェックポイント
我が家の土砂災害からの避難先は? □親戚や知人宅 □町内会(区)の公会堂 □各地区まちづくりセンター (早期避難場所として風雨が 強まる前の段階で開設)
「いっとき待避所」とは、自宅や近隣の頑丈な建物の2階以上のうち、土砂が襲ってくる方向からできる限り離れた部屋のことで、避難が遅れてしまった場合に緊急的に待避する場所のことです。 既に周囲で道路冠水や土砂災害が発生している場合など、屋外に出ることが危険な状態であれば、「いっとき待避所」へ避難してください。
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(画像説明)避難方向
避難に関する情報や気象情報を「警戒レベル」として5段階に分け、危険区域に住んでいる人などが取るべき行動を、段階に応じて示しています(参照)。
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(図表説明) 警戒レベルと避難行動
◇避難に関する情報
避難に関する情報は、危険区域に住んでいる人などに避難行動を促すため、気象情報や土砂崩れなどの前兆現象があった場合などに市の判断で発令します。 今年5月から避難勧告が廃止され、避難指示に一本化されました。
◇気象情報
気象情報は、降雨量などを基に、気象庁が発表するものです。「大雨警報 警戒レベル3相当」など、気象情報に警戒レベル相当の情報を追加して発表されます。
気象や避難に関する情報をどのような手段で入手するか、事前に確認し、自ら情報を得る練習をしておきましょう。 1 テレビを使った情報収集 テレビのリモコンの「d(ディー)ボタン」を押すと表示されるデータ放送で、市内に発表されている気象警報や降水量、河川水位、避難場所の開設状況などを知ることができます。
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(画像説明)dボタンの例 2 同報無線からの情報収集 市は「避難に関する情報」だけでなく、「大雨警報」などの気象情報を同報無線でお伝えします。 大雨の場合には、屋外のスピーカーからの情報が聞き取りにくくなるため、「富士市メールサービス(同報無線情報)」の登録や、「富士市防災ラジオ」の準備もしておきましょう。ラジオエフ(FM(エフエム)84・4メガヘルツ)では、富士・富士宮地域に密着した災害情報を入手できます。 【富士市メールサービス(同報無線以外も登録可)登録用メールアドレス】 t-fuji@sg-m.jpに空メールを送信してください。
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(画像説明)QRコード 富士市メールサービス 3 パソコン・スマートフォンなどを使った情報収集
サイポスレーダー
市内の雨量、水位情報のほか気象レーダーや、河川監視カメラの映像も見ることができます
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(画像説明)QRコード サイポスレーダー
静岡県土砂災害情報
市内の土砂災害のおそれのある場所のほか、大雨などの際には危険性を色で示した地図を見ることができます
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(画像説明)QRコード 静岡県土砂災害情報
問合せ 防災危機管理課 電話 55-2715 ファクス 51-2040 Eメール bousai@div.city.fuji.shizuoka.jp
シティプロモーション課広報広聴担当(市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700
ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:so-citypro@div.city.fuji.shizuoka.jp