都市計画
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本市ではこれまで、人口増加を背景とした右肩上がりの都市化社会に対応した都市づくりを進めてきました。
しかし、人口減少が進むと、中心部の都市機能の低下や公共交通の衰退などにより、市民の暮らしに大きな影響が出ることが懸念されます。
このことから、将来にわたって持続可能な都市であり続けるために、「集約・連携型都市づくり推進戦略」を策定しました。
本戦略は、生活に必要な施設を公共交通の結節点である拠点に集約配置し、これらの拠点と各地域が公共交通で連携することにより、人口減少や高齢化が進んでも暮らしの質が低下しない都市づくりを進めようとするものです。
集約・連携型都市づくり推進戦略は、「立地適正化計画」と「市街化調整区域の土地利用方針」の2本立てで構成されています。
立地適正化計画は、市街化区域において、都市機能や居住地を一定のエリアに緩やかに誘導し、効率的な施設の配置や適切な人口密度の維持により、生活利便性を確保するための計画です。
人口減少時代においても、暮らしの質を維持し、多様な暮らしを実現するために、都市づくりの方針(ターゲット)を「暮らしの質を維持する集約・連携型都市づくり」と定め、その実現に向けて14の施策を立案しました。
市街化調整区域において、既存集落地などの暮らしを維持するとともに、産業活力の維持・向上を図るため、地区の特性に配慮しつつ、開発行為や建築行為を規制・誘導する地区計画制度を導入するため、候補地を選定し、選定した地区ごとに土地利用方針を設定しました。
「立地適正化計画」と「市街化調整区域の土地利用方針」の策定に向けて、計画・方針(案)の段階で市民の皆様にご説明し、ご意見をいただくため、地域別に計7回の説明会を開催しました。
また、地区単位で開催要望をいただいた場合は、地区別説明会を随時開催しました。
とき | ところ | 対象地区 |
---|---|---|
平成30年5月22日(火曜日)19時~ | 岩松まちづくりセンター |
岩松・岩松北・富士川・松野 |
平成30年5月24日(木曜日)19時~ | 富士駅北まちづくりセンター |
富士駅北・富士北・富士駅南・田子浦・富士南 |
平成30年5月25日(金曜日)19時~ | 吉原まちづくりセンター |
吉原・伝法・今泉・青葉台 |
平成30年5月28日(月曜日)19時~ | 吉永まちづくりセンター | 吉永・元吉原・須津・浮島・原田 |
平成30年5月29日(火曜日)19時~ | 富士見台まちづくりセンター | 富士見台・神戸・吉永北・大淵 |
平成30年5月31日(木曜日)19時~ | 鷹岡まちづくりセンター | 鷹岡・広見・天間・丘 |
平成30年6月1日(金曜日)19時~ | 市役所 6階第1・2会議室 | 全地区 |
平成30年6月4日(月曜日)19時~ | 中野一丁目公会堂 | 大淵 |
平成30年9月3日(月曜日)19時~ | 青葉台まちづくりセンター | 青葉台 |
平成30年10月16日(火曜日)19時~ | 富士駅南まちづくりセンター | 富士駅南 |
平成30年10月31日(水曜日)19時~ | 吉永北まちづくりセンター | 吉永北 |
平成30年11月14日(水曜日)19時~ | 広見まちづくりセンター | 広見 |
平成30年11月21日(水曜日)19時~ | 富士北まちづくりセンター | 富士北 |
平成30年12月12日(水曜日)19時~ | 富士見台まちづくりセンター | 富士見台 |
「立地適正化計画」と「市街化調整区域の土地利用方針」の策定に当たり、学識者や関係団体の代表者、市民委員で構成される「富士市集約・連携型都市づくり推進市民懇話会」を組織し、委員の皆様のご意見をお聞きしながら、検討を進めました。
第1回市民懇話会を平成29年10月13日に開催し、各委員に委嘱状の交付が行われたほか、本懇話会の会長及び副会長の選任が行われ、会長に南山大学の石川良文委員、副会長に富士商工会議所の古郡英治委員が選出されました。
その後、事務局から本市の現状と課題、都市づくりの方向性、計画の概要等について説明し、質疑等を含め今後の都市づくりのあり方について活発な意見交換が行われました。
第2回市民懇話会を平成29年12月14日に開催し、会議の冒頭、本年度実施された「都市づくり」についての世論調査の結果について報告しました。
その後、立地適正化計画については、まちづくり方針と誘導方針、誘導区域設定の基礎となるゾーニングの考え方、市街化調整区域の土地利用方針については、現状と地区ごとの課題、土地利用の基本的な方針、土地利用手法等の説明を行い、集約・連携型都市づくりに向けた土地利用の方向性について、多様な観点からご意見をいただきました。
第3回市民懇話会を平成30年3月20日に開催し、立地適正化計画及び市街化調整区域の土地利用方針の素案について報告を行いました。
立地適正化計画については、都市機能誘導区域と居住誘導区域の案をお示しするとともに、誘導施設や誘導施策の方向性について意見交換を行いました。
また、市街化調整区域の土地利用方針については、地区計画制度の活用に向け、地区計画の適用方針及び適用地区についての案をお示しし、ご意見をいただきました。
第4回市民懇話会を平成30年7月19日に開催し、「富士市の都市づくり(都市計画)に関する地域別説明会」の開催結果と、立地適正化計画及び市街化調整区域の土地利用方針の策定状況について報告を行いました。
立地適正化計画は、視点・基本方針ごとに再整理した誘導施策や新たに設定した数値目標についてお示ししました。
また、市街化調整区域の土地利用方針は、地区計画の適用候補地区や、新たに設定する地区の類型化について説明を行いました。
事務局からの報告後、市民懇話会委員より本計画の策定に向けたご意見・ご要望をいただきました。
第5回市民懇話会を平成30年10月17日に開催し、富士市立地適正化計画及び市街化調整区域の土地利用方針のパブリック・コメント実施に向けた骨子について報告を行いました。
これまで、別々の計画として策定してきた2つの計画を、今回併せて「(仮称)富士市集約・連携型都市づくり推進戦略」としたこと、また、戦略の骨子について報告するとともに、策定後の進行管理や推進体制についてお示しし、質疑等を含め幅広い意見交換を行いました。
第6回市民懇話会を平成31年2月5日に開催し、「パブリック・コメントの結果と市の考え方(案)」及び「集約・連携型都市づくりの推進に向けて」の報告を行いました。
パブリック・コメントに寄せられたご意見やご提言の要旨を紹介するとともに、「富士市集約・連携型都市づくり推進戦略」に位置付けた施策を展開するため、来年度実施を予定している事業の方向性を示しました。
事務局からの説明後、市民懇話会委員より今後の本市の都市づくりに対するご意見・ご要望等をいただきました。
立地適正化計画で定められた都市機能誘導区域・居住誘導区域外で、一定規模の開発・建築行為を行う場合には、行為着手の30日前までに、市に届出をする必要があります。
市街化調整区域の地区計画制度を適正に運用するため必要な事項を定めた「富士市市街化調整区域地区計画運用基準」及び地区計画の素案を作成するための検討の内容や方法などを手順を追ってまとめた「市街化調整区域の地区計画策定ガイドライン」を作成しました。
これにより、既存集落地等での暮らしの維持や産業活力の維持・向上に寄与する環境の形成に向けた地区住民等の皆さんによるまちづくりを支援していきます。
都市計画課(市庁舎7階北側)
電話:0545-55-2785
メールアドレス:toshikei@div.city.fuji.shizuoka.jp