2022年02月20日掲載
ごみへらしタイムズ78号
(PDF 1355KB)
週に1回ある「プラの日」。みなさんは、「プラの日」に出すごみはなにか知っていますか。
プラだからプラスチックでしょうか。確かに、「プラの日」に出すものは、プラスチックですが、プラスチックであれば何でもいいわけではありません。
プラスチック製容器包装とは、プラスチックでできた「容器」や「包装」のことで、商品を取り出したら不要になるもの(ワンウェイ)のことです。下記のプラマークが分別の目印です。
プラマーク
「プラの日」に出すものは、このマークがついているプラスチックだけです。
ヒント1 | 使い捨ての容器や包装か考えてみましょう。 プラスチック製の物を包んだり入れたりするもので、中身を取り出したら不要になるものにプラマークがついています。 |
ヒント2 | プラマークの周りもよく見てみましょう 容器・包装にプラマークがなくても、中の箱や他の部分にプラマークがあることがあります。 |
上記のような、容器包装でないプラスチック製品にはプラマークは表示できません。
もし、プラマークがあっても燃えるごみに出してください。
汚れの程度 | 出し方 |
---|---|
落ちにくい汚れ (例)納豆の容器、油の容器、レトルト食品の容器など |
きれいに洗い流すことが困難なため、燃えるごみとして出してください。 |
簡単に落とせる汚れ (例)飲料容器、弁当容器、豆腐の容器、カップラーメンの容器など |
さっと汚れを洗い流してプラスチック製容器包装として出してください。 |
ほとんど汚れていない (例)ラベル、フィルム、卵のパック、お菓子の袋 |
食べかすやその他のごみを払い落として、プラスチック製容器包装として出してください。 |
※洗剤で完璧に汚れを落とす必要はありません。資源物袋に入れたときに、他に移らない程度の汚れであれば、プラスチック製容器包装として出してください。
シールつきのプラスチック製容器包装の例
シールやラベルをはがすことが難しい場合は、そのままプラスチック製容器包装に出してください。
リサイクルマークで見分けます。
ペットボトルを示すマーク
飲料、しょうゆ、食酢、調味酢、みりん風調味料など
上記のマークがないボトルはプラスチック製容器包装です。
(例)油分が多いもの(食用油、ソースなど)
非食用のもの(洗剤、化粧品など)
近年、燃えるごみや小型家電、資源物の中に混じったリチウムイオン電池などの充電池が原因と思われる火災が多発しています。
火災を防止するため、リチウムイオン電池などの充電池は、ごみ集積所では回収しません。
他のごみに絶対に混ぜないでください。
出す前に、必ず充電をゼロにして、電極をテープで絶縁してください。
リサイクル協力店の回収ボックスに出すもの | JBRCの会員メーカー製のもので、破損・膨張していないもの |
新環境クリーンセンターまたは廃棄物対策課まで直接持ち込むもの | JBRCの会員メーカー製以外のもの 破損・膨張しているもの |
市が実施する取組に協力し、市内の美化のための日常的な行動をしよう!
まちをよごさない | まちをきれいにする |
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・ごみを捨てない ・飼い犬等のふんはきちんと始末し、持ち帰る ・喫煙マナーを守る |
・「チームちょこ美」への登録 ・ちょこっと美化活動の実施(家のまわりや勤務先、学校周辺等) ・ちょこ美PLUS活動への参加 ・地域の清掃活動、公園、道路、河川等の清掃への積極的な参加 |
「チームちょこ美」とは、「ごみを捨てない」「まちを汚さない」という意識を持ち、「ごみが落ちていたら拾う」という「ちょこっと美化活動」を推進していくチームで、活動の趣旨に賛同する市民で構成されています。
海を漂うごみの多くはプラスチックごみです。いわゆる「海洋プラスチック」は、このままでは2050年までに魚の量を上回ることが予測されるなど、地球規模での環境汚染が懸念されています。
静岡県では、静岡の海を守るために一人ひとりができることとして、3Rにさらに3つのRを加えた「6R県民運動」を展開しています。
一般的な3R | さらに追加する3つのR |
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リデュース リユース リサイクル |
リフューズ(使い捨てプラスチックを断る) リターン(ごみを持ち帰る、店頭回収を利用する) リカバー(清掃活動に参加する) |
ごみのないきれいな海を目指して、まずは一人ひとりの行動を変えていきましょう。
廃棄物対策課(市庁舎10階南側)
電話:0545-55-2769
ファクス:0545-51-0522
メールアドレス:ka-haikibutu@div.city.fuji.shizuoka.jp