予防接種で使うワクチンには、生ワクチン、不活化ワクチンの2種類があります。
どんなものですか? | 生きた細菌やウイルスの毒性を弱めてつくったものです。 1回接種すれば免疫が長期間続くのが特徴です。 |
主にどの予防接種に使われているのですか? | 麻しん、風しん、MR、BCG、おたふくかぜ、水痘、ロタウイルス |
接種を受けたあとに体調に変化はおこりますか? | 生ワクチンは生きているので、接種すると体内で毒性を弱めた細菌やウイルスが増殖します。 そのため、それぞれのワクチンの性質に応じて、発熱や発疹の軽い症状がでることがあります。 十分な抵抗力(免疫)ができるのに約1か月が必要です。 |
どんなものですか? | 細菌やウイルスを殺し、必要な成分を取り出して毒性をなくしてつくったものです。 生ワクチンと違い、体内で細菌やウイルスは増殖しませんので、何回か接種することで、抵抗力(免疫)ができます。 一定の間隔で数回接種する必要があります。 |
主にどの予防接種に使われているのですか? | 5種混合、4種混合、日本脳炎、ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、子宮頸がん、インフルエンザなど |
接種を受けたあとに体調に変化はおこりますか? | 接種した当日から、発熱、部位の発赤、腫れなど発生することがある。 |
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