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ワクチンの性質について


予防接種で使うワクチンには、生ワクチン、不活化ワクチン(組み換えたんぱくワクチン)、mRNAワクチンの3種類があります。

生ワクチンについて

どんなものですか? 病原性を弱めた病原体からできています。接種すると、その病気に自然にかかった場合とほぼ同じ免疫力がつくことが期待できます。
1回接種すれば免疫が長期間続くのが特徴です。
主にどの予防接種に使われているのですか? 麻しん、風しん、MR、BCG、おたふくかぜ、水痘、ロタウイルス、インフルエンザ(経鼻タイプ)、帯状疱疹など
接種を受けたあとに体調に変化はおこりますか? 生ワクチンは生きているので、接種すると体内で毒性を弱めた細菌やウイルスが増殖します。
そのため、それぞれのワクチンの性質に応じて、発熱や発疹の軽い症状がでることがあります。
十分な抵抗力(免疫)ができるのに約1か月が必要です。

不活化ワクチン、組換えタンパクワクチンについて

どんなものですか? 細菌やウイルスを殺し、必要な成分を取り出して毒性をなくしてつくったものです。感染力をなくした病原体や、病原体を構成するタンパク質からできています。
1回接種しただけでは必要な免疫を獲得・維持できないため、一般に複数回の接種が必要です。
主にどの予防接種に使われているのですか? 5種混合、4種混合、日本脳炎、ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、子宮頸がん、インフルエンザ、新型コロナ、帯状疱疹など
接種を受けたあとに体調に変化はおこりますか? 接種した当日から、発熱、部位の発赤、腫れなど発生することがあります。

mRNAワクチンについて

どんなものですか? mRNAワクチンは、ウイルスのタンパク質をつくるもとになる遺伝情報の一部を注射します。体内で産生されるウイルスのタンパク質に対する抗体などが体内で作られることにより、ウイルスに対する免疫ができます。
mRNAワクチンのうち、自己増幅型タイプは、RNAを複製する酵素の含有により、生体内でmRNAが複製され、増幅し、持続的に抗原タンパク質が作られます。
主にどの予防接種に使われているのですか? 新型コロナ
接種を受けたあとに体調に変化はおこりますか? 接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。
また、稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)の発生報告や、心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。

新型コロナワクチンについて詳しいことは、厚生労働省のウェブサイトをご覧ください。

お問い合わせ

健康政策課健康推進担当(本市場432番地の1 富士市フィランセ内)

電話:0545-64-9023 
ファクス:0545-64-7172
メールアドレス:ho-kenkou@div.city.fuji.shizuoka.jp

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