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更新日:2025年5月15日
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目次
災害時の避難先の考え方について
災害時の避難先の考え方について説明します。
避難所に避難することだけが「避難」ではありません。
(1)自宅の災害リスクを確認する
以下の「ふじタウンマップ(防災マップ)」または各種ハザードマップから、自宅の災害リスクを確認しましょう。
(2)避難所への避難が必要かどうか確認する
「避難」とは「難」を「避」けることです。
自宅の災害リスクによっては、自宅での安全確保も可能です。
風水害時に避難所に行く必要があるかどうか、以下の「避難行動判定フロー」から確認してみましょう。
※出展:内閣府防災ウェブサイト
避難行動判定フロー
(内閣府)避難行動判定フロー・避難情報のポイント(外部サイトへリンク)
また、地震の場合も、自宅の耐震化や家具・家電の固定、食料・水の備蓄などの家庭内対策を事前に行うことで、災害発生後も自宅で生活を続けることができます。
本当に避難所に行く必要のある方を、適切に受け入れられるようご協力ください。
なお、自宅が危険な場合も、避難先は市指定の避難所だけではありません。安全な親戚・知人宅等に避難することも考えておきましょう。
避難所に避難した場合の注意事項
(1)手洗い、咳エチケット等の基本的な対策の徹底
避難者や避難所運営スタッフは、頻繁に手洗いするとともに、咳エチケット等の基本的な感染対策を徹底しましょう。
(2)避難所の衛生環境の確保
避難者が共有する物品やスペースは定期的に、家庭用洗剤を用いて清掃するなど、避難所の衛生環境をできる限り整えます。
なお、避難所の備蓄品には限りがあります。水や食料などに加え、自身の健康状態を確認するために体温計を持参するなど、可能な限り必要な物は持参してください。
避難所へ持参していただきたいもの(例)
- 水
- 食料
- 日用品
- 常備薬
- マスク
- 体温計
(3)十分な換気の実施、スペースの確保等
避難所内は、避難者の自らが十分な換気に努めるとともに、十分なスペースが確保できるよう留意します。
(4)風邪の症状(発熱、咳等)がある人のための専用のスペースの確保
風邪の症状(発熱、咳等)がある人については、専用のスペースを確保します。できる限り個室にするとともに、専用のトイレを確保するように努めます。一般の避難者とは滞在スペースや動線を分離しますのでご協力をお願いします。
可能な限り多くの避難所の確保
静岡県は、静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合と「災害時における宿泊施設の提供等に関する協定」を令和2年1月30日に締結しました。
この協定に基づき、要介護や要支援認定を受けた高齢者、障害者、乳児と保護者、妊産婦などの要配慮者について、市内に地震、風水害その他の災害が発生した場合に、ホテルや旅館で受入れいただくよう要請することができます。
市では、これらの協定の活用等により、あらかじめ指定した避難所以外の施設を活用するなど、可能な限り多くの避難所の確保に努めます。