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富士市民栄誉賞表彰


 富士市民または富士市にゆかりの深い人で、広く市民に愛され社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった人に対し、この市民栄誉賞を授与し、その栄誉をたたえることを目的としています。
 2020年1月、吉野彰氏に初めて富士市民栄誉賞をお贈りし、続く2人目として、2021年11月に芦川うらら選手にお贈りしました。

芦川 うらら選手(令和3年11月1日決定)

(写真)芦川 うらら選手

 芦川うらら選手は体操女子種目別平均台代表として出場した東京2020オリンピック競技大会で、日本人で唯一決勝に進み、6位入賞。さらに同年10月に開催された世界体操競技選手権大会では、女子種目別平均台において、日本女子67年ぶりとなる優勝を果たした。
 富士市出身である芦川選手のこのような活躍は、市民の誇りであり、子どもたちをはじめ多くの市民に大きな感動と明るい希望を与えた。

主な成績

2019年 W杯種目別コトブス大会 平均台優勝
2020年 W杯種目別メルボルン大会 平均台優勝
2020年 W杯種目別バクー大会 平均台優勝
2020年 全日本体操種目別選手権大会 平均台優勝
2021年 東京2020オリンピック競技大会 種目別平均台6位入賞
2021年 世界体操選手権大会 種目別平均台優勝

(写真)芦川うらら選手が金メダルを掲げる写真 市民栄誉賞贈呈式にて

吉野 彰氏(令和2年1月31日決定)

(写真)吉野 彰氏

 吉野氏は、1972年に旭化成株式会社(旧 旭化成工業株式会社)に入社し、リチウムイオン電池の研究・開発を行ってきた。これまでの功績が評価され、2019年12月にノーベル化学賞を受賞された。
 2005年8月からの約10年間は、旭化成株式会社富士支社に吉野氏を室長とする吉野研究室が設けられ、研究・開発が行われた。ノーベル化学賞を受賞された吉野氏が富士市内でもリチウムイオン電池に関する研究・開発に取り組まれたことは、市民の誇りであり、子どもたちをはじめ多くの市民に夢と希望を与え、本市の産業界にも活力を与えた。

主な経歴
1972年03月 京都大学大学院工学研究科石油化学専攻修士課程 修了
1972年04月 旭化成株式会社(旧 旭化成工業株式会社)入社
2001年05月 旭化成株式会社 電池材料事業開発室長
2003年10月 旭化成株式会社 旭化成グループフェロー
2005年08月 旭化成株式会社富士支社 吉野研究室長
2010年04月 技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)理事長
2015年10月 旭化成株式会社 顧問
2017年07月 名城大学大学院理工学研究科 教授
2017年10月 旭化成株式会社 名誉フェロー
2018年04月 九州大学グリーンテクノロジー研究教育センター訪問教授
2020年01月 国立研究開発法人産業技術総合研究所ゼロミッション国際共同研究センター所長 

主な受賞歴
2004年04月  紫綬褒章
2018年04月  日本国際賞
2019年06月  欧州発明家賞
2019年11月  文化勲章・文化功労者
2019年12月  ノーベル化学賞

(写真提供 旭化成株式会社)

! 旭化成株式会社富士支社にて

! ノーベル化学賞受賞記者会見にて

リチウムイオン電池とは

小さいサイズで、たくさんの電気をためることができる「リチウムイオン電池」は、スマートフォンやノートパソコンなどのIT機器に欠かせないものになっています。
また、電気自動車に利用されたり、太陽光発電などの自然エネルギーをためる蓄電池にも使われたりするなど、地球環境にもやさしい技術として世界中で高く評価されています。
この基本構造を世界で初めて完成させたのが、吉野彰氏です。

お問い合わせ

市長公室秘書課

電話:0545-55-2703
ファクス:0545-53-6330
メールアドレス:hisho@div.city.fuji.shizuoka.jp

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