日本の紙製品の原料は半分以上を古紙が占めていますが、残りは主に木材が使われています。木を切ることによって地表の砂漠化や二酸化炭素濃度の上昇による地球温暖化といった環境破壊の恐れがあります。古紙を利用することによって森林資源を保護しましょう。
古紙から再生紙を作るときのエネルギーは、木材からパルプを作るときよりも少なくて済みます。エネルギーを節約することによって、二酸化炭素の発生を抑えることができるのです。
資源となる紙を一般のごみと一緒に出してしまうと、処分場の残容量を圧迫しますし、焼却することでより多くの二酸化炭素を発生させてしまいます。紙製品は回収時に分別して、ゴミを減らしましょう。
ただし、禁忌品と呼ばれる古紙に混入してはいけないものは、古紙とは別に出してください。
粘着物のついた封筒、紙コップなどのワックス加工品、油紙、合成紙、写真、感熱紙、防水加工品、裏カーボン紙など
粘着テープ類、ファイルの金具、金属クリップ、フィルム類、セロハン、布製品、ガラス製品、プラスチック製品など
二度と再生できない紙があることを知っていますか?
それは、ティッシュペーパーやトイレットペーパーです。
だからこそ、トイレットペーパーやティッシュペーパーは再生紙を使いましょう。
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