富士北地区の紹介です。
富士中央小学校の開校、小学校区の定着化により、平成14年に富士駅北地区から分離し、8町内会で構成された新興地区です。
潤井川の南に位置し、東は商業地域として発展、西は住宅地として人口と共に世帯数も増加の傾向にあります。
旧来からの地区は、梨・いちごの産地として知られていますが、近年は宅地化が進んでいます。
その昔、松本、中島(上区・下区・新道町)、青葉町は富士川流域にありましたが、寛永17年(1640年)から天保2年(1645年)まで、当時の加嶋代官古郡孫大夫重政が加嶋新田(稲作水田)を開発し、松本村、長通村、中嶋村、五味嶋村が誕生しました。
富士川の築堤により水田用水路が十分でなかったため、重政の孫の古郡文右衛門年明の時、元禄元年(1688年)に松本、中島上の西に流れる潤井川を水源とした現在の早川を完成させました。
元禄3年(1690年)には潤井川の松本付近を取水口として、現在の本市場新田、中島新道町、浅間町の間を流れる潤井川を水源とした下堀用水が完成しました。
参考文献 北翔わがまちの文化財
富士北まちづくりセンター(米之宮町288番地)
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