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2024年10月31日掲載
市内で、悪質な業者との契約トラブルが複数発生していますので、ご注意ください。
富士市消費生活センターには、令和6年10月に入ってから以下のような自動音声の不審な電話があったという相談が急増しています。個人情報を聞き出されたり、金銭をだまし取られたりする可能性があります。不審な電話には十分ご注意ください。
※公的機関がそのような電話をかけることはありません。大手通信会社も自社をかたる電話に関する注意喚起を行っています。
富士市消費生活センターには、令和6年10月に入ってから「分電盤の点検をする。点検は電力会社が伺う」という電話が突然あったとの相談が増えています。高額な工事の契約につながる可能性がありますので、十分ご注意ください。
電話で分電盤の点検連絡を受けた。事前連絡の葉書などは届いていなかったが、契約中の電力会社だと思い込み了承した。後日訪問してきた業者に「分電盤が古いので交換しなければならない」と言われ、分電盤の交換工事を契約した。その後電力会社に確認したところ、電力会社とは無関係の業者だとわかった。
家庭用の電気設備は、4年に1回以上の頻度での法定点検が電力会社に義務付けられています。点検は事前に書面でお知らせが届き、電力会社から依頼を受けた業者が無料で行います。その場でいきなり作業を行ったり商品をあっせんしたりすることはありません。
以下のような屋根瓦の工事に関する高齢者の契約トラブルが急増しています。家族や周囲の方も高齢者の様子に気を配ってください。
「近くで屋根工事をしていたら、お宅の瓦が傷んでいるように見えたので点検したい」と業者が訪問してきた。点検した後、業者が撮影した瓦の映像を見せられ、「かなりひどい。このままでは雨漏りするかもしれない。すぐに工事をしたほうがいい」と言われた。迷っていると、「たまたま今日この地域に来ているので今でないと契約出来ない」とせかされ、約40万円の契約をしてしまった。不安になって、やめたいと連絡したが、「もうキャンセルは出来ない」と怒鳴られた。(70歳代 女性)
屋根瓦など、住宅リフォーム工事等の勧誘が目的ということを告げずに点検を持ち掛け、不安をあおって契約をせかす「点検商法」という手法です。
見守り新鮮情報(リフォーム) (PDF 257KB)
市民安全課(市庁舎3階北側)
電話:0545-55-2750
ファクス:0545-51-0367
メールアドレス:si-shiminanzen@div.city.fuji.shizuoka.jp