富士市が防災拠点や避難場所・避難所に整備している非常食料や資機材について説明します。
富士市では、災害時における防災拠点として26地区のまちづくりセンターを指定しております。
各まちづくりセンターの防災倉庫には、人命救助や炊き出し、給水、災害対策地区本部の運営などに必要な資機材など、災害時に使用する様々な資機材を整備しております。また、それらの資機材を災害時に円滑に使用できるよう、災害発生時に各地区に配備する市職員により、定期的に点検を行っております。
富士市では、市内52施設(学校など)を市の指定避難場所(避難所)として指定しており、災害により自宅が被災した避難者用の非常食料や資機材を整備しております。
非常食料については、アルファ米とクラッカーの2種類を備蓄しており、想定される避難者数の6食分の食料を防災倉庫または学校の教室等に備蓄しております。また、賞味期限が間近の食料については、期限切れになる前に各自主防災組織に配布し、防災訓練で実施する炊き出し訓練などに利用していただいております。
資機材については、災害用トイレや災害用毛布、ビニールシート、間仕切り(プライバシー保護用)など、避難者が生活するために最低限必要な資機材の整備を進めております。また、地域の自主防災組織などが実施する避難所運営訓練では、上記資機材の貸し出しを行い、地域の方が円滑に資機材を使用できるように災害用トイレや間仕切りなどの設営訓練を実施していただいております。
大規模地震が発生した場合、「とりあえず市の指定避難場所(避難所)に行けば良い」と考えていませんか?
市指定避難場所(避難所)に行く必要があるのは下記の人に限られます。
・自宅が災害危険区域(津波、土砂災害など)にある方
・地震により自宅が被災し、自宅で生活できない方
・余震により自宅の耐震性に不安がある方
過去の大規模災害では、多数の避難者が避難所に押し寄せ、衛生面やプライバシーなどに関する様々な問題が発生したとのことです。大規模地震発生後も自宅で生活できるようにするため、家屋の耐震化や家具の固定、家庭内備蓄などの家庭内対策の実施をお願いします。
富士市防災マップ19ページ:地震災害の避難と自主防災活動
(PDF 315KB)
富士市防災マップ20ページ:市指定避難場所一覧
(PDF 404KB)
富士市では、災害時の医療救護活動の拠点として市内16箇所の施設を医療救護所として指定しており、様々な医療用資機材を配備しております。
医療救護所についての詳細は、関連リンク「災害時医療救護所について」をご確認下さい。
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用語解説については、「Weblio」までお問い合わせください。
防災危機管理課 (消防防災庁舎3階)
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