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全国工場夜景都市協議会(加盟都市紹介)

 「新しい観光」として産業観光が大きく注目を浴びる中、工場の夜景を鑑賞することが全国的なブームとなり、今では誰もが楽しめる観光資源のひとつとして成長しています。
 このような中、平成23年2月、全国的にもいち早く工場夜景の活用に取り組んでいた室蘭市(北海道)、川崎市(神奈川県)、四日市市(三重県)、北九州市(福岡県)の4市が連携し、工場夜景観光の魅力と可能性を探る「第1回全国工場夜景サミット」を川崎市で開催。サミット参加4エリアによる「日本四大工場夜景」共同宣言が行われ、今後の連携と工場夜景観光の発展を誓いました。
 その後、徐々に加盟都市が増え、富士市も平成27年度に開催された第6回サミット(開催地:尼崎市)から正式参加し、平成28年度には第7回全国工場夜景サミットin富士を開催しました。
 平成29年度には、「全国工場夜景都市協議会」が発足、加盟都市も11都市となり、工場夜景の魅力を発信するための活動を行っています。

『全国工場夜景都市協議会』加盟都市の紹介
(室蘭市・千葉市・市原市・川崎市・四日市市・堺市・高石市・尼崎市・周南市・北九州市)

室蘭市(北海道)

(写真)室蘭市の工場夜景エリア

 北海道でも有数の工業都市である室蘭市は、“鉄のまち・ものづくりのまち” として北海道の工業を支えてきました。室蘭港は、明治時代から石炭の積み出し港として栄え、近代製鉄業が約100年程前に興ってからは、鉄鋼業をはじめ、造船業、石油化学工場、さらに関連する中小の会社や工場が林立しています。これら工場の風景は、ランドマークである白鳥大橋、測量山ライトアップ、港の景色と相まって、ものづくりのまち室蘭ならではの、北海道内でも珍しい夜景となっています。
 室蘭夜景の魅力は、見下ろすばかりではなく、角度や高さの異なるビューポイントが多く、展望台ごとに見える範囲が異なる眺望が特徴です。古くは昭和初期の絵はがきにも夜景が描かれており、昭和30年代後半には 夜景鑑賞会や夜景まつりなども企画・実施されるなど、昔から夜景が美しいことで知られています。平成22年5月からは地元企業による夜景ナイトクルーズがスタート。海上から工場夜景を鑑賞する約50分間のクルーズが好評です。
(平成24年度 第3回全国工場夜景サミット開催地)

千葉市(千葉県)

(写真)千葉市の工場夜景エリア

 京葉工業地域に属する千葉市は、市内の臨海部と内陸部にそれぞれ工業団地や工業集積地が分布しています。特に、昭和20年代に鉄鋼業、昭和30年代に火力発電所が進出した臨海部の蘇我地区は、現在まで千葉市の経済発展に大きな役割を果たしています。
 千葉市の工場夜景の見どころは、千葉みなと旅客船さん橋から出航するクルーズ船から見る夜景です。ナトリウムランプのオレンジ色の灯りで統一された灯りが海に反射し、幻想的な夜景を鑑賞することができます。
 また、東京2020オリンピック・パラリンピックの一部競技が市内の幕張メッセで開催されることを契機に、今後は国内の方だけでなく訪日外国人にも工場夜景の魅力を発信していきます。
(平成30年度 第9回全国工場夜景サミット開催地(市原市と共同開催))

市原市(千葉県)

(写真)市原市の工場夜景エリア

 市原市の臨海工業地帯にあるコンビナート群は、東京湾を埋め立てた場所に立地しています。以前は遠浅の海が広がり、漁業やノリの養殖場として栄え、また、潮干狩りや海水浴など、多くの観光客が訪れていました。昭和32年から京葉臨海工業地帯の埋め立てが始まり、これにあわせて昭和34年11月にAGC(株)(旭硝子)が初めて、市原市で操業を開始。その後、次々と工場が建設され、昭和40年ごろにはすっかり工場のまちへと変ぼうしました。市原市が誕生したのは昭和38年。このコンビナート群とともに市原市は発展し、現在では全国第3位の製造品出荷額等を誇っています。
 おすすめの観賞スポットは、ダイナミックな工場の風景を最も間近に見られる「養老川臨海公園」です。広場に設けられたベンチからは、トワイライトからナイトタイムまで、表情が徐々に変わっていく工場夜景をゆったりと眺めることができます。
(平成30年度 第9回全国工場夜景サミット開催地(千葉市と共同開催))

川崎市(神奈川県)

(写真)川崎市の工場夜景エリア

 川崎臨海部は、日本の高度経済成長を支えてきた京浜工業地帯の中央に位置しており、工業地帯の大部分は埋立地で、7つの人工島と16の運河で形成されています。多様な産業が集積していることも大きな特徴で、工場のプラントも石油精製、製鉄のほか、資源リサイクルなどバリエーションに富んでおり、他のエリアにない工場夜景を楽しむことができます。また、羽田空港により、建造物の高さが制限されているため、奥行き感のある視界が開けています。
 陸からは、間近に見上げたり、運河越しに対岸の工場夜景を楽しめるほか、川崎マリエン展望室から羽田空港や東京・横浜方面の夜景とともに眺める工場夜景や、首都高速道路川崎線から見下ろす工場夜景も圧巻です。運河からは、立入禁止のエリアが多い工業地帯の裏側から工場夜景を楽しむことができ、まさに非日常を味わうことができます。
 平成21年に「工場夜景ナビゲーター(工場夜景ガイド)」の養成を開始し、平成22年4月から定期運行を開始したツアーは、発売当日に売り切れになるなど、工場夜景屋形船クルーズ同様、人気を集めています。
(平成22年度 第1回全国工場夜景サミット開催地)

四日市市(三重県)

(写真)四日市市の工場夜景エリア

 四日市コンビナートは、主に石油化学系と電力系であり、石油化学コンビナートとしては日本で最初に建設されました。臨海部に連なるコンビナート群は、住民の生活エリアに隣接して立地しているところもあり、多彩な観賞スタイルで楽しめるところが特徴です。
 上空からは、安全かつ快適に工場夜景を観賞できる四日市港ポートビルがおすすめです。第3コンビナート群に隣接するように建てられたこのビルの最上階からは、すぐ目の前から約10km先までパノラマで光の絨毯のような超幻想的な工場夜景が楽しめます。また海上からは、非日常な夜景が楽しめます。四日市市の臨海部は、ほぼ全域にコンビナートが立地しており、クルーズ船で海上から鑑賞すると水面に映りこむプラントが幻想的に揺れる夜景も楽しめます。さらに陸上からは、間近で強力な光を楽しめるスポットが数多くあります。すぐ目の前でプラントの機能美や重厚な質感を味わうこともできますし、生活道路を車で走れば、それだけで工場夜景ドライブが楽しめます。
 このように四日市市の工場夜景は、上空、海上、陸上と様々な角度から立体的に楽しめることから「3D夜景」と称されています。平成22年からスタートしたコンビナート夜景クルーズはキャンセル待ちが続出です。
(平成23年度 第2回全国工場夜景サミット開催地)

堺市(大阪府)

(写真)堺市の工場夜景エリア

 堺市は、大阪府南部に位置する堺泉北臨海工業地帯の形成都市です。JXTGエネルギー(株)堺製油所、コスモ石油(株)堺製油所を中心に、隣の高石市にある三井化学等の化学工場等と石油化学コンビナートを形成しています。浜寺公園の浜寺水路に反射する夜景は非常に煌びやかで美しくおすすめです。工場夜景ツアーについては高石市と共催の形で開催することが多いです。
 また、「クフ王のピラミッド」「秦の始皇帝陵」と並ぶ世界三大墳墓の一つ「仁徳天皇陵古墳」を含む「百舌鳥・古市古墳群」は、2017年7月末に世界文化遺産登録をめざす日本の推薦候補に選定されました。堺市役所21階展望ロビーからは、仁徳天皇陵古墳の雄大さを一望できます。
(令和元年度 第10回全国工場夜景サミット開催地(高石市と共同開催))

高石市(大阪府)

(写真)高石市の工場夜景エリア

 高石市は堺泉北臨海工業地帯の一角を成しており、昭和30年代に東洋一の海水浴場と言われ賑わった白砂青松の浜辺を埋め立て、石油・化学等を中心とした工場群が形成されました。
 海越しに光り輝いて見える工場群や、複雑なパイプの配管や夜間照明、水蒸気が織りなす石油プラントを間近に見ることができることから、多くの訪問者を魅了しているほか、阪神高速湾岸線高石インターチェンジ付近から大阪湾側に見えるパノラマの夜景は、関西空港から大阪市内へ向かう際に見えることから、国内の方だけでなく海外の方からも注目を集めており、日本有数の連続的な工場夜景と評価されています。
(令和元年度 第10回全国工場夜景サミット開催地(堺市と共同開催))

尼崎市(兵庫県)

(写真)尼崎市の工場夜景エリア
(写真は小林哲朗氏提供)

 尼崎市は、大阪湾ベイエリアに面し、日本有数の工業都市として発展してきました。その一方で、公害に苦しんできた歴史もありますが、市民・事業者・行政の連携と粘り強い取組により、市内の環境は大きく改善され、平成25年には環境モデル都市に選定されました。工場夜景に着目した取組は、環境が改善し工場が新しいまちの魅力となるというメッセージを伝えるものにもなっています。  
 尼崎の工場夜景は、工場とともに歩んできたまちを象徴するかのように、身近で工場風景を楽しめる特徴があります。むき出しのパイプ、吹き出す水蒸気など、迫力ある写真を撮影することができ、写真撮影ツアーが人気を博しています。
(平成27年度 第6回全国工場夜景サミット開催地)

周南市(山口県)

(写真)周南市の工場夜景エリア

 周南市は山口県東南部に位置し、瀬戸内海の臨海部に広がる周南コンビナート群は、石油化学をはじめ、無機化学、鉄鋼、セメントなどの多彩な基礎素材型産業が集積しています。
 市街地や島々に近接する工場夜景は、自分好みに巡るもよし、工場夜景ツアーに参加して楽しむもよし。工場のことも学べるバスツアーや海上クルージングに、工場夜景を楽しめるホテルの宿泊プランなど...さまざまな過ごし方ができるのは、工場夜景に魅力があるからこそ。
 工場夜景を楽しむためのホテル宿泊プランや船で巡る「工場夜景ハンティングクルーズ」も好評です。
(平成26年度 第5回全国工場夜景サミット開催地)

北九州市(福岡県)

(写真)北九州市の工場夜景エリア

 九州の玄関口に位置する北九州市は、日本の製鉄発祥の地として、1901年(明治34年)の官営八幡製鐵所開設以来、日本の近代化をリードしてきた“ものづくりのまち”です。
 このまちの多彩で個性的な工場夜景の中でも、独自の魅力を放つのが製鉄所の夜景です。一般に、製鉄所の夜景は光量が少ないとされていますが、北九州市のそれは圧倒的なスケール感が特徴です。大規模な工場群が、深い闇の中で美しく重厚な景観をつくり出し、SF映画を思わせる景観も点在します。
 黄色やオレンジ・・・さまざまな光に映し出される工場。
 それはまるで近未来都市や巨大な要塞を目にするかのようで、海面を照らす灯りは幻想的です。
 平成23年2月から工場夜景鑑賞バスツアーが商品化され、最近では新日本三大夜景の皿倉山と工場夜景が鑑賞できるバス&クルーズツアーと食とのコラボレーション等、多彩な内容で展開されています。
(平成25年度 第4回全国工場夜景サミット開催地)

お問い合わせ

富士山・観光課(市庁舎5階南側)


電話: 0545-55-2777
ファクス:0545-55-2937
メールアドレス:sy-fujisankankou@div.city.fuji.shizuoka.jp

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