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〜富士市に住めばお腹も心も満たされる〜 「移住気分でまんぷくツアー」開催レポート

イベントレポート|富士市主催イベント

更新日:2025年10月23日

目次

 

このイベントリポートは、移住者を中心とした団体「このみ会」※のメンバーが取材・ライティングしました。

※主催団体「このみ会」とは

富士市は、移住者に多い子育て世代や、働く世代の女性たちとともに、移住定住応援企画「富士このみスタイル」に取り組んでいます。移住者が地域に溶け込み、希望するライフスタイルを実現できるよう、移住者向けの交流イベントの開催や、柔軟な働き方である「ワークシェア」を推進しています。令和4年、市と一緒に「富士このみスタイル」を盛り上げ、ワークシェアを推進する市民団体として「このみ会」が発足しました。ワークシェアを実践するほか、移住者向けの交流イベントの運営を行っています。
 

★2025年9月27日(土曜日)富士市への移住を検討している方が対象で、山の幸や海の幸のほか、名物グルメを食べながら市内を巡り、移住後の豊かな生活を体感してもらうことを目的としたツアーが開催されました。

ツアーの発着はJR新富士駅(新幹線駅)

朝10時半、JR新富士駅に集合。

参加者は、東京・大阪・埼玉から8人。
「子育てが終わるので、働き方を見なおし、景色が良くて食べ物がおいしいところで暮らしたい」
「定年退職後は田舎すぎない住みやすい場所に移住したいと考えており富士市はちょうどいい町に思えた」
「富士山周辺の移住を検討する中で、静岡県内に候補はいくつもあったが、実際に見て回った結果、土地の価格や物価は富士市が最も安く、さらに交通アクセスがよいので、富士市をもっと知りたいと思って参加した」と、参加動機はそれぞれでした。

 

ジャンボタクシーでご一行様をご案内

運転手さんは名物観光ドライバーの西村公訓(にしむらきみのり)さん

道の駅「富士川楽座」へ

道の駅「富士川楽座」は、高速道路と一般道路からアクセスできる利便性があり、富士山がのぞめる立地にあります。産直市場には、市内の契約農家から毎日届く新鮮な野菜が並ぶほか、お土産売り場や、地元の美味しいものが集まったレストランなどがあり、参加者の方は各々で楽しんでいました。

昼食は、ご当地の味に舌鼓!

お昼は、富士市民に愛されている老舗のそば食事処「金時」で、名物の「かつ皿」をいただきました。

店主の時田さんから
「かつ皿」の誕生秘話を聞きました。

また食べたくなる味、
それが金時の「かつ皿」です。

炊き立てご飯の上に、茹でキャベツが少しと、揚げたてとんかつ、最後にたまごあんがたっぷりかかっているのがポイント!蕎麦つゆベースの甘めのあんが、とろーりとカツとご飯を包みます。
「はじめての味!おいしい!」と、皆さんあっという間に完食されていました。傘

静岡県広域移住コーディネーターの佐藤さん(写真右から2番目)

今回のツアーには、移住者の就職相談を受けている、静岡県広域移住コーディネーターの佐藤さんが同行されていました。

食事の後は、「仕事が決まった後に移住する順序がいいですか?」などの質問が飛び交い、佐藤さんは、「先に仕事を決めてから来る方よりも移住した後に仕事を探す方が多い印象です。ご相談があれば、職探しのお手伝いをしますよ」とお答えされていました。 
また、富士市にはJR新富士駅(新幹線駅)があることから、転職なき移住が増えていて、都内へ通勤される方も多くいらっしゃることも話題にあがり、参加者の皆さんは移住後の生活のイメージを具体的に膨らませていました。

「サツマイモ掘り」と「富士山の景勝地」に立ち寄る

ランチの後は、富士山の裾野に豊かな自然が広がる大淵地区へ移動。

「富士美芋」(ふじびいも)というサツマイモの収穫をしました

芋のツルを引っ張るとサラサラの土からきれいな赤いお芋が連なってモコモコモコっと現れ、「大きいのがあった!」と、みなさんいい笑顔。

富士美芋について説明をする、長尾さん(写真右)

芋掘りのあとは、休憩所でおいしい冷茶と農場の代表長尾さんこだわりの焼き芋をいただきました。

富士山の雪解け水を使ったお茶。
皆さん、その美味しさに感動!

「移住先は富士市推し」と
参加者の方。

とろっと溶けるような焼き芋に、
心もほぐれました

サツマイモ掘り体験は、「引退後は富士市に住んで農業をやってみたい」と希望する方の移住後の夢が膨らむ時間になったようです。

その後は、富士山と茶畑の絶景スポット「大淵笹場(おおぶちささば)」へ。

標高338mだから笹場です。

残念ながら富士山は雲に隠れていましたが、青空と茶畑の緑が気持ちよく、参加者の皆さんも写真撮影や散策を楽しんでいました。

富士市は、少し移動すれば自然にふれられるも魅力です。空気がおいしく、時間がゆったりと流れる「大淵笹場」で、富士市の自然の魅力を体感されていました。

参加者全員で記念撮影

タクシー運転手による「絶景スポットめぐり」

ツアー終盤は、岩本山公園に運転手の西村さんのガイドで、富士市の紹介を受けました。
展望デッキでは、富士市を一望でき、素晴らしい景色に感激されていました!


のんびり景色を楽しむ。

 

ツアーはまだまだ続きます!

 

おやつタイムには、全国的に有名な「杉山フルーツ」に立ち寄りました。
杉山フルーツは、フルーツアーティスト杉山清さんによる生ゼリーが大人気です。

吉原商店街にある杉山フルーツ

店内に一歩入ると、ブドウやメロンなどのフルーツの香りに包まれ幸せな気持ちになりました。ショーケースには、色とりどりのフルーツゼリーが並んでいて、イートインする参加者の方もいらっしゃいました。

高級メロンが口いっぱいに広がる生搾りジュース

フレンズマルシェについて語る杉山さん

メロンジュースをいただきながら、杉山社長によるおもてなしトークショーを楽しみました。東京のデパートでも販売される人気のスイーツが、市内の商店街で気軽に買えるのも富士市の自慢です。

その後は「富士山夢の大橋」という、撮影スポットとして最近人気急上昇の場所に行きました。

富士山見たかったなぁ

この時も富士山は雲の中にかくれんぼ。「あの雲を大きな扇風機で吹き飛ばしたいね!」という声があがりましたが、「富士山を見るのは、次に下見に来る楽しみにしておきます」と参加者の方は口々におっしゃっていました。

締めくくりは、マグロの解体ショー!

富士市は、世界で唯一の富士山と海を有するまちです。
ツアーの最後は、移住定住応援団に登録しているJR新富士駅構内のASTY新富士にある、海鮮レストラン「まるごと駿河湾」で、海の幸を食べながら交流を楽しみました。

移住定住応援団とは、移住に役立つ情報や、富士市ならではのライフスタイルの提供、移住のお困りごとへのサポート・サービスの提供などを行っている市内事業所のことです。

舟盛と一緒に富士山ポーズ!

60キロを超えるマグロの登場!

大迫力の解体ショーで大盛り上がりした後は、マグロのお寿司と舟盛をいただきながら今回のツアーを振り返りました。

捌きたてのマグロはスッととろけて脂の旨みが濃厚でおいしかったです!

「まんぷくツアー」の感想を聞きました。

「岩本山の絶景が忘れられません。家族に報告して前向きに移住を検討したいです」
「ツアーの先々で素敵な出会いがあったのが印象に残っています。また、挨拶を交わしてくださる方が多く、気持ちがよかったです」
「富士市に移住したいという気持ちがさらに高まりました!来年の春には引っ越してきたいので、移住のイメージをさらに膨らませられるよう、冬も下見に来たいと思います!」
「次は富士山が出ているときに岩本山公園や『富士山夢の大橋』に行ってみたいです」
など、参加者は口をそろえて「また富士市に来たい!住みたい!」とおっしゃっていました。
中には、「もう一泊して明日さっそく不動産屋に行って物件を探します!」
という方もいらっしゃったので、移住の検討の参考になるツアーだったことが伺えます。

富士市は移住後のサポート体制もバッチリ

前述にもありますが、富士市には「移住定住応援団」の制度があり、暮らしの相談から子育て、仕事、住まい探しまで幅広くサポートしてくれます。地域全体で移住・定住を応援する環境づくりを進めていますので、移住者の方の受け入れ態勢も整っています。
また、私が所属している富士市に移住してきた人、もともと住んでいる人が集まり、仕事や交流をする団体「このみ会」でも移住者同士の交流や、富士市の情報交換ができる場所として『移住者さんいらっしゃい』というイベントを定期的に開催しています。

まとめ

今回の「移住気分でまんぷくツアー」は、まさに“心もお腹も満たされる”イベントでした。
参加された方は移住後の生活をイメージしていただけたのではないでしょうか。
富士山のふもとで自然とともに暮らし、地場のおいしいものを楽しみ、人のあたたかさを感じられる富士市。
リポートを書いている私も、移住者です。
「いつか富士市に移住したい」と考えている方は、ぜひ今後の移住検討者向けのイベント参加してみてくださいね!

この記事を書いた人

遠藤(富士このみスタイル ライター)
福岡県から富士市に移住して20年。WEBデザイナー、ライターとして活動中。
富士市の魅力を発信するお仕事を通して、たくさんの出会いから力をいただいています。 趣味はランニングとサウナ。 

お問い合わせ先

総務部シティプロモーション課移住定住推進室

市庁舎8階北側

電話番号:0545-55-2930

ファクス番号:0545-51-1456

メールアドレス:kurasu@div.city.fuji.shizuoka.jp

営業時間 9時00分-17時00分(平日)

※掲載されている情報は2025年10月23日現在のものです。