ここからサイトの主なメニューです
ここからページの本文です

富士市食育推進計画「富士山おむすび計画」

第3次富士山おむすび計画(計画期間:平成31年度~令和5年度)

1 計画策定の趣旨
 「食」という字は「人を良くする」と書きます。健全な食生活を日々実践し、おいしく楽しく食べることは、人に生きる喜びや楽しみを与え、健康で心豊かな暮らしの実現に大きく寄与するものです。
 しかし、近年では、不規則な食生活や過食、栄養の偏った食事などの食習慣の乱れが見られ、肥満や生活習慣病のほか、若い女性のやせ、高齢者の低栄養傾向などの問題も指摘されています。また、社会にあふれる多くの情報の中から、食に関する正しい情報を適切に選別し活用することが困難な状況も見受けられます。
 本市では、平成26年3月に第2次富士山おむすび計画を策定し、国、県の動向を踏まえつつ、様々な関係機関・団体等とともに食育を推進してまいりましたが平成30年度に終了することから令和5年度までを計画期間とする「第3次富士山おむすび計画」を策定しました。

2 基本理念
 すべての市民が生涯にわたって、食に関する理解や関心を深め、心身の健康と豊かな人間性を目指し、食育を推進するに当たっての基本理念を「食で育む健全な心とからだ ~ 食を通して、心身の健康と豊かな人間性を育む」と定めました。

3 基本方針・基本施策
 食育を推進するに当たっての基本方針及び基本施策は以下のとおりです。

(1)食を通して心身の健康を育む
・正しい食習慣の定着
・栄養バランスの良い食生活の推進
・食を通しての生活習慣病の予防・改善
・食生活を維持するための歯と口の健康増進

(2)食を通して豊かな人間性を育む
・家族や仲間と楽しく食べる習慣の定着
・食事作法の習得の推進
・食文化の伝承

(3)食への理解を深める
・環境への配慮
・食の安全・安心確保
・地産地消の推進
・食育体験活動の推進

4 施策展開の視点・具体的取組内容
 第3次計画においては、国、県の動向を踏まえ、今後5年間において具体的に施策を推進していくための視点として、新たに4つを定めます。

(1)多様な家庭、ライフステージに対応した食育の推進
・食育に関する講座・教室・講演会等の開催
・食に関する体験活動の開催
・イベント等における食育の普及・啓発
・妊産婦や乳幼児に関する栄養指導
・高齢者・障害者等を対象とした食に関する支援
・若い世代に対する食育の普及・啓発
・多様な家庭への食に関する支援

(2)保育園・幼稚園・認定こども園・学校における食育の推進
・子どもの食生活等に関する実態調査
・教育課程の中での食育の推進
・園・学校での食育に関する講座等の開催
・園・学校での食育体験活動の実施
・食育に関わる職員等を対象とした研修の開催
・食育推進校の指定による食育の推進
・給食等を通じた食習慣等の定着
・保護者・地域への食育に関する情報提供

(3)地域における食育の展開と食文化の継承
・給食等への地場産物や郷土料理等の導入
・地場産物の消費拡大
・地域等における食育活動への支援
・地域等との協働による食育体験講座・活動の推進
・地域での食育を担う人材の育成

(4)健康と環境、安全に配慮した食育の推進
・健康診断等における生活習慣病予防及び改善のための食生活指導等の充実
・イベント等における生活習慣病予防のための食生活の普及活動
・食物アレルギーへの対応と指導・相談の実施
・歯と口の健康増進のための指導・相談等の充実
・食育及び食品の安全性等の情報提供
・学校・家庭での生ごみ対策の推進
・食品ロス対策の推進

第2次富士山おむすび計画(計画期間:平成26年度~平成30年度)

1 計画策定の趣旨
 食は、生きるために必要不可欠なものであり、心と体の健康を保ち、活力ある人生を送るための基礎となるものです。
 近年、社会経済情勢やライフスタイルの変化に伴い食の多様化が進展する一方、食の大切さに対する意識が希薄になっていることから、健全な食生活が失われつつあり、心身の健康に影響を与える様々な問題が生じています。
 本市においては、平成21年3月に策定した「富士山おむすび計画」の計画期間が平成25年度で終了することから、国の「第2次食育推進基本計画」及び静岡県の第2次計画である「ふじのくに食育推進計画」の策定を踏まえ、本市においても更なる食育を推進するため、平成26年度から平成30年度までを計画期間とする「第2次富士山おむすび計画」を策定しました。

2 基本理念
 すべての市民が生涯にわたって、食に関する理解や関心を深め、心身の健康と豊かな人間性を目指し、食育を推進するに当たっての基本理念を「食で育む健全な心とからだ~食を通して、心身の健康と豊かな人間性を育む」と定めました。

3 基本方針・基本施策
 食育を推進するに当たっての基本方針及び基本施策は以下のとおりです。

(1)食を通して心身の健康を育む
・正しい食習慣の定着
・栄養バランスの良い食生活の推進
・食を通しての生活習慣病の予防・改善
・食生活を維持するための歯と口の健康増進

(2)食を通して豊かな人間性を育む
・家族や仲間と楽しく食べる習慣の定着
・食事作法の習得の推進
・食文化の伝承

(3)食への理解を深める
・環境への配慮
・食の安全・安心確保
・地産地消の推進
・食育体験活動の推進

4 施策展開の視点・具体的取組内容
 今後5年間において本市の食育を推進するための具体的な施策を示します。
 具体的な施策は、市民等への普及・啓発活動や市民の体験・参加型の取組が中心となり、関係機関との連携のもと、様々な場や機会を通じて、総合的に推進していくことが必要になります。また、生涯を通じた積み重ねが重要であり、とりわけ食育の基礎を築く乳幼児期から学童期・思春期における取組が肝心です。
 そのようなことから、各基本施策を踏まえながら、以下の4つの視点から具体的な取組内容を示します。

(1)家庭を対象とした食育
・食育に関連する講座・教室・講演会等の開催
・各種の相談・健診時等における妊産婦や乳幼児に関する栄養指導
・食に関する体験活動の開催
・イベント等における食育の普及・啓発
・食育及び食品の安全性等の情報提供
・家庭での生ごみ対策の推進

(2)保育園・幼稚園・認定こども園・学校における食育の推進
・子どもの食生活等に関する実態把握
・園・学校での食育に関連する講座等の開催
・給食等を通じた食習慣等の定着
・給食への地場産物や郷土料理等の導入拡大
・保護者・地域への食育に関する情報提供
・園・学校での食育体験活動の実施
・教育課程の中での食育の推進
・食育に関わる職員を対象とした研修の開催
・食物アレルギーへの対応と指導・相談の実施
・学校での生ごみ対策の推進
・食育モデル校の指定による食育の推進

(3)地域等との連携による食育
・地域等における食育活動への支援
・地場産物の消費拡大
・地域等との協働による食育体験講座・活動の推進
・地域での食育を担う人材の育成
・高齢者・障害者等を対象とした食に関する支援

(4)健康づくりのための食育
・健康診断等における生活習慣病の予防及び改善のための食生活指導等の充実
・イベント等における生活習慣病の予防のための食生活の普及啓発
・歯と口の健康増進のための指導・相談等の充実

5 ライフステージ
 生涯を通し、いきいきと生活するための基本である食を営む力は、ライフステージに応じた豊かな食習慣の積み重ねにより育まれます。
 ライフステージごとの特徴、課題に応じて、生涯を通して食育を推進していくための方向性を示します。

区分 ステージごとの目標
妊娠期
食に関する知識・技術を身につける
乳幼児期(0~5歳)
食事のリズムを身につけ、食生活の基礎をつくる
学童期~思春期(6~18歳) 正しい食行動を習得し、自分の食事を管理する
青年期(19~29歳) 健康的な食生活の実践で、健やかな生活リズムを身につける
壮年期(30~44歳) 自らの食生活を確立し、次世代に食の大切さを伝える
中年期(45~64歳) 食生活を見直し、生活習慣病を予防する
高齢期(65歳以上) 健康状態に合わせた食生活を実践し、食文化を伝承する

第1次富士山おむすび計画(計画期間:平成21年度~平成25年度)

1 計画策定の趣旨
 富士市では、平成21年3月に本市の食育推進計画である「第1次富士山おむすび計画」を策定いたしました。
 近年、社会情勢が変化する中、食を通じた健康への関心だけでなく、食料の生産・供給への理解も薄れ、「食」を大切にする心の欠如、栄養の偏り、「食」の安全上の問題、「食」の海外への依存等、食に関する多くの課題が指摘されるようになりました。
 この課題に対処するため、食育を個人的な問題でなく、社会的な課題としてとらえ、取り組む必要が生じ、「第1次富士山おむすび計画」を策定しました。

2 富士山おむすび計画の名称について
 栄養バランス・食料自給率の向上といった観点から、「第1次富士山おむすび計画」では、お米を主食とした日本型食生活を推進しています。お米を使った日本古来の食べ物である「おむすび」と富士市のシンボル的存在である「富士山」の形が同じ三角形であることから、「富士山」と「おむすび」を合わせた計画名称を考えました。また、おむすびの「むすぶ」という表現は、食育推進のためのネットワークを地域で結んでいく方向性も表しています。

3 基本方針と取り組み内容
 本計画では、基本理念を「食で育む健全な心とからだ」と定め、その理念を達成するため、全市民を対象に以下の理念を推進して行きます。

(1)生活習慣病予防と日本型食生活の推進
・米を中心とした日本型食生活の推進
・食事バランスガイドの活用促進
・生活習慣病予防に関する指導の充実
・歯の健康に関する指導の充実
・食物アレルギーへの対応の充実

(2)健全な食習慣の確立
・食卓を囲む重要性の普及
・「早寝・早起き・朝ごはん運動」の普及
・食事作法の習得推進

(3)地産地消の推進と環境との調和、食文化の継承
・地産地消の推進
・学校給食への地場産品の導入拡大
・食品廃棄物の発生抑制や再生利用
・食文化伝承活動の推進

(4)体験活動の推進と知識の普及、人材の育成
・農林漁業体験の推進
・調理実習の機会拡充
・食に関する知識の普及
・消費者に対する食品の安全性の情報提供
・食育推進に関わる人材の育成
・市民食育活動への支援

4 目標キャッチフレーズと市民行動目標

キーワードはお・む・す・び

「お」いしくごはん 今日も元気
●毎日お米を食べよう
●食事バランスガイドを活用しよう
●標準体重を知ろう・体重を量ろう
●歯を大切にしておいしく食べよう

「む」かい合って楽しい食卓
●早寝・早起きして朝ごはんを食べよう
●むかい合ってみんなで食べよう
●姿勢を正して食べよう

「す」るがの恵みに感謝の気持ち
●心をこめていただきます・ごちそうさまを言おう
●旬の食材・地元の食材を味わってみよう
●買・作・食(かう・つくる・たべる)3つの「すぎない」生活を心がけよう
●生ごみ削減・リサイクルに取り組もう

「ひ」とりひとりが主役の食育
●作物をつくってみよう
●台所に立ってみよう
●食に関心をもとう
●富士市の食育を広めよう

Adobe Reader

PDFファイルをご覧いただくには“Adobe Reader”が必要です。
最新版のダウンロードはこちらのWebサイトよりお願いいたします。

お問い合わせ

地域保健課 食育推進室(本市場432番地の1 富士市フィランセ内)

電話:0545-67-0201
ファクス:0545-64-9030
メールアドレス:ho-chiiki@div.city.fuji.shizuoka.jp

ページの先頭へ戻る