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富士市献上茶謹製事業が実施されました

献上茶謹製事業とは

 献上茶謹製事業は、静岡県内茶産地において、優れた茶農家を選定して特別な栽培管理を行い、新茶の時期に手揉み茶を謹製し、皇室に献上する伝統行事です。
 この事業は、戦前から静岡県茶業組合連合会議所により実施され、昭和47年からは、社団法人 静岡県茶手揉保存会に引き継がれ、毎年実施されています。
 富士市が産地に指定されるのは、昭和59年、平成7年に続き、20年ぶり3回目になります。
 指定園には、杉山岩雄さん(神戸:マルゼン杉山製茶)と、佐野智信さん(岩本:佐野製茶)が選ばれました。

指定園園主紹介

(写真)園主 杉山 岩雄さん(神戸)

杉山 岩雄さん(神戸)
献上茶指定園の話をいただき、その責任の重さに戸惑う事も多々ありましたが、この上ない光栄と感じ、引き受けさせていただきました。今後も、茶業に邁進していきます。

(写真)園主 佐野 智信さん(岩本)

佐野 智信さん(岩本)
日々の管理から摘採まで、多くの皆様のご協力のもと、良質な茶葉生産に携われました。今後は、献上茶謹製事業の経験をこれからの茶業に生かすべく、日々精進していきます。

記念式典を開催

 「平成27年度献上茶謹製事業記念式典」が、4月27日(月曜日)に、ふじさんめっせで開催されました。
 会場では、静岡県茶手揉保存会の会員約600人の中から選ばれた30人が、富士市に古くから伝わる「天下一製法」により、手揉みを行いました。
 謹製されたお茶は、6月4日(木曜日)に、皇室に献上されました。

天下一製法とは

天下一製法によって仕上げられた茶葉

「天下一製法」は、明治初期に、比奈村(現富士市)の野村一郎氏により開発された製茶法です。平成17年に、富士市茶手揉保存会により再現されました。冷揉みで茶葉を針のように鋭く長い形状にし、30センチ以上積み上げる独特な飾り方が特徴です。

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お問い合わせ

農政課 農業振興担当(市庁舎5階南側)

電話:0545-55-2781
ファクス:0545-53-2550
メールアドレス:nousei@div.city.fuji.shizuoka.jp

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