2021年07月20日掲載
富士市の学校給食メニュー「サイダーかん」は、子どもたちに大人気です。インターネット上で話題となったことで、テレビでも紹介され、市外の人たちにも知られるようになってきました。
給食を担当する富士市教育委員会学務課の職員は「昭和40年頃、吉原第一中学校の管理栄養士が作ったことが始まりです。今では夏の定番メニュー。ポイントはサイダーを寒天液に混ぜる際の温度です」と教えてくれました。作り方は、当時から今に至るまで変わっていません。
出来上がったサイダーかんは、半透明のメロン色で清涼感があり、夏のデザートにぴったり。寒天に閉じ込められた炭酸による独特の食感が特徴です。
6月25日には、丘小学校の給食に登場しました。金属容器の中で切り分けられたサイダーかんは、給食当番の児童が一つずつクラスの子の皿によそっていました。
6年生の福村菜乃葉(なのは)さんは「サイダーかんは、ちょっとシュワシュワした感じでおいしい。いつも給食に出る日を楽しみにしています」と話していました。
【材料】(10人分)
水:550ミリリットル、粉寒天:12グラム、砂糖:100グラム、メロンシロップ:大さじ2、サイダー:350ミリリットル
(1)分量の水で粉寒天を混ぜて火にかけ、よく 煮溶かす
(2)砂糖を入れてさらによく煮る
(3)火を止め、メロンシロップを加え混ぜる
(4)容器の内側を水で濡らし、(3)の寒天液を流し入れる
(5)寒天液の表面がうっすら固まる状態(寒天液の温度が約52℃◀︎この温度がポイント)まで冷めたら、よく冷えたサイダーを入れて、へらでそっとかき混ぜる
(6)粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やし固めて完成
-写真あり-
(写真説明)富士市オリジナルの給食メニューサイダーかん
(写真説明)サイダーかんは時代を超えた給食の人気デザート
「セカンドライフ」は主に、定年退職後や子育て後など第2の人生を意味します。このコーナーでは、セカンドライフを楽しんでいる還暦世代の人を紹介します。
今回紹介するのは、仁藤政孝さん(富士見台)。定年前から、「定年後にやりたいこと」をいくつか考えていたそうで、セカンドライフを楽しみ続けています。
自分にとって定年退職後は、在職中にできなかったことを楽しむ時間だと考えています。15年前に63歳で定年退職してから、これまでに日本百名山の全山踏破などをしてきました。今はパソコンやカメラを通じた学習活動が中心です。
パソコンは、品質管理の仕事で使っていました。退職後にパソコンを勉強し直そうと考え、パソコンインストラクター養成協会に加入し、月1回の研修会で使い方などを学んでいます。また、富士市シルバー人材センターを通じて、パソコン講座やスマートフォン講座の講師も務めています。
カメラは、地区まちづくりセンターの講座で基礎を学び、こちらも今では自分が講師として講座で教える立場になりました。天気のよい日は富士山の撮影に出かけ、富士山から元気をもらっています。
セカンドライフについて詳しくはセカンドライフ相談室へ
事務局/NPO法人 東海道・吉原宿 電話 30- 8850
問合せ
市民協働課 電話 55-2701
-写真あり-
(写真説明)富士山撮影などを楽しむ仁藤さん
シティプロモーション課広報広聴担当(市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700
ファクス:0545-51-1456
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