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【広報ふじ令和7年】まちかどネットワーク(5月号)

2025年05月01日掲載

一人一人に合った就労支援を
メタゲーム富士

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(画像説明)写真

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(画像説明)訓練を行う利用者の皆さん

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(画像説明)座学を受ける利用者の様子

「楽しい」も「未来」も諦めない

昨年5月に、富士駅南地区にオープンした「メタゲーム富士」は、障害のある、一般就労が困難な人を対象とした、就労継続支援B型事業所です。
メタゲーム富士では、eスポーツや動画編集などを主軸に、コミュニケーションの取り方やチームワークの必要性、動画編集ソフトの使い方やデザインの基礎などを学ぶことができます。好きなこと・得意なこと・挑戦してみたいことをきっかけに、社会参加や就労の機会につなげる事業所です。
今は、15人近くの利用者が一人一人のペースやスキルに合わせた支援計画のもと、一般企業への就労に向けて、スキルを身につけながら訓練を行っています。
利用者の一人は、すでに昨年10月、一般就労にステップアップを果たし、事業所を卒業しました。「送迎サービスを利用せずに公共交通機関の利用方法や時間調整を学び、一人で外出ができるようになりました」と話します。ほかにも、eスポーツを用いた就労訓練を重ねて、初対面の人とも積極的にコミュニケーションが取れるようになり、チームではリーダーシップを発揮する姿が見られたそうです。
3月からメタゲーム富士を利用している千原大介さん・悦子さん夫妻は、「今までの就労支援のイメージとは少し違う印象を受け、自分たちにはこの形が合うのではないかと思い、利用し始めました。ただゲームをするのではなく、目標を立てたり、座学を受けたりしています。施設の職員の皆さんやほかの利用者さんとコミュニケーションを取りながら、自分の役割を見つけ、チームで協力して物事をやり遂げるという、仕事の根幹を学ぶことができています。仕事につながるという実感があるから続けられています」と話します。

「働きたい」をかなえたい

職員の青島いづみさんにお話を伺うと「日を追うごとに、利用者の明るい声や表情が見られるようになったり、自分から声をかけることができるようになった姿を見たりすると、とてもうれしく感じます」と教えてくれました。
責任者の池田和弘さんは「今後、eスポーツのプレーヤーや動画編集の作業などに固定するのではなく、地域での大会やイベントの一つとして提案して、運営やスケジュール管理、司会、実況などを利用者に任せることで、就労の幅や選択肢を広げていきたいと考えています」と話します。
特色のある様々な事業所があり、それぞれに合った就労支援の形があること、皆さんご存じでしたか。

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電話:0545-55-2700
ファクス:0545-51-1456
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