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【広報ふじ令和6年】まちかどネットワーク(2月号)

2024年02月01日掲載

ハンディを抱えながらも力走
石原 理羽(りう)さん(元吉原小6年)

しずおか市町対抗駅伝競走大会に出場

12月2日に行われた第24回しずおか市町対抗駅伝競争大会に出場し、区間第2位を記録した元吉原小学校6年生の石原理羽さん。先天性の白内障で、視界が狭いというハンディキャップを抱えながら、チームの入賞に貢献しました。
陸上との出会いは小学2年生の頃。昔から走ることや、体を動かすことが好きだったことから、お姉さんの友達から陸上クラブに誘われ、現在所属する「ランナーズ」という陸上クラブに加入したそうです。
大会出場時の心境について伺うと「駅伝のメンバーに選ばれたことを知ったときは、とてもうれしかったです。次の日からは気を引き締め、しっかりとチームに貢献する走りができるように、自分に言い聞かせました」と話してくれました。
現在石原さんは、週4日の練習に取り組んでいます。練習では中学生のグループに参加し、走り込みや体幹トレーニングなどのメニューをこなしているそうです。「陸上に年齢は関係ありません。一緒に練習している中学生はみんな優しく、同じ目線で接してくれます。僕が陸上を始めたばかりの頃、同じ学区からランナーズに通っている友達がいなかったので、1人で練習をすることが多かったです。でも、1つ上の学年の人が声をかけてくれたことでクラブの中に友達が増え、さらに陸上を楽しいと感じるようになりました」と話します。
−画像あり−
(画像説明)大会出場時の心境を語る 石原さん

家族は欠かせない存在

「日頃から何事にも怖がらず、挑戦することを大事にしています。やってみなきゃ分からない、『やるからには全力で取り組みたい』といつも思っています」と話す石原さん。その原動力やきっかけについて伺うと「家族は、僕がハンディキャップを抱えているからといって特別扱いせず、姉と同じように接してくれました。よく転んだり、側溝に落ちてしまったりしていましたが、過保護になりすぎず、目が見えないなら見えないなりの努力ができるようにと育ててくれました。それが何事にも挑戦したいと思う気持ちにつながっていると感じます」と話してくれました。
走るときに大切なものについて伺うと、「パートナーのような存在であるお気に入りの靴。そして、家族や友達からの応援にいつも元気をもらっています。今後高い目標に向かっていく中で、これからも家族は欠かせない存在です」と照れながら話してくれました。
将来は、「駒澤大学の大学駅伝三冠に貢献した田澤廉(たざわれん)選手のように、箱根駅伝を走りたい」と熱い夢を持っています。「田澤選手は、体調が優れなくても言い訳せずに実力を見せてくれるので、尊敬しています。また、僕のことを知って、『自分も頑張ろう』と、思ってもらえるように、これからもいろんなことに挑戦していきたいです」と笑顔で語る石原さん。今後の活躍に注目です。
−画像あり−
(画像説明)中学生のグループの中で走る石原さん(最左)

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