富士市
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富士市は核兵器廃絶平和宣言都市です
核兵器廃絶平和都市宣言
 戦争の惨禍をなくし 世界の恒久平和を実現することは 全人類の願いであり 世界で初めての被爆体験を持つ日本国民の悲願である 
 しかしながら 核軍備拡大競争は 依然として進み 平和に対する 深刻な脅威と 戦争の危険は後退していない
 富士市は 平和憲法のもとで 平和で明るい生活を享受するため 市民憲章を制定し 市民の行動原理として培ってきている
 富士市民は 戦争をなくし 真の平和を実現するための努力を明らかにし 富士山のように 広く 美しく 高く たくましく 正しく生きることを悠久の理想として 非核三原則を遵守し すべての核兵器の廃絶を求めることを市民の総意とする平和都市を ここに宣言する

昭和60年11月19日 富士市
(写真)宣言塔
核兵器廃絶平和都市宣言までのあゆみ
昭和57年
あゆみ
3月 市議会本会議に於いて、「核兵器全面撤廃と軍縮に関する意見書」を全会一致で議決(24日)
昭和59年
あゆみ
3月 定例市議会に於いて、平和都市宣言に関する議員発言に対する市長答弁「私個人としては賛成であり、できるだけ早い時期に実現させたい」「市民運動による燃えあがるような熱意を背景に宣言してこそ価値がある」
6月 定例市議会に於いて、公務員共闘会議から請願のあった平和都市宣言について審議、不採択となる
8月 くらしと平和を考える市民のつどい実行委員会がイベントを開催、草の根的な平和団体が結集し、「反核・反戦・平和週間」を設定し、各種イベントを行い市民にアピールし、成果をあげる
早乙女勝元作のアニメ映画「パパママバイバイ」を上映し、市民にアピールを図る
昭和60年
あゆみ
4月 市民のつどい実行委員会が平和都市宣言賛同人の獲得に着手
5月 「非核平和都市宣言を求める富士市実行委員会」結成に向けて第1回準備会開催。構成10団体で結成。署名目標7万人(15日)
7月 請願署名の獲得を図る。連合婦人会や富士生活協同組合の役員等女性活動家による街頭署名を2回実施。また企業や町内会・老人会・婦人会・キリスト教会等を通じて署名を集める新しい分野への運動の広がりが見られた(?8月)
9月 非核平和都市宣言を求める富土市実行委員会(請願者代表・落合巳代治氏ほか7万2,902人)から、紹介議員10人の連名署を添えて「核兵器廃絶平和都市宣言」採択の請願書が提出され、満場一致で採択された(重要ポイント)(5日)
11月 「核兵器廃絶平和都市宣言」について市議会会派代表者会議を開催(5日)
11月 11月定例本会議に於いて、市長提案による「核兵器廃絶平和都市宣言」を満場一致で議決(重要ポイント)(19日)
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