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できることから始めてみよう“地域防犯ボランティア”
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(1)「ここでの犯行は無理だ」と思わせる環境づくり!
犯罪者は、ルールが守られていない街、人間関係が希薄な街を好みます。
・ゴミは、決められた日にきちんと出す
・散歩の時に、空き缶や吸殻を拾う
こんなことが、防犯に繋がります!
整然としたきれいな街は、犯罪者にとって「犯行がやりにくいと感じるまち」なのです。
(2)犯罪者が最も恐れるのは、「住民の皆さんの監視の目」です!
すべての場所で、監視の目を行き届かせるというのは少し無理がありますよね。
では、どうしたらいいか。ほとんどの犯罪は、「入りやすくて、見えにくい場所」で起こります。
それは、「犯罪者が人に怪しまれずに出入りできる場所で、人の監視が届かない場所」をいいます。
たとえば、こういうところです。
・人通りの少ない道路・・・声を掛けやすく逃げやすい場所の代表です
・見通しの悪い公園・・・フェンスでなく垣根や壁に囲まれた公園など
・壁に囲まれた駐車場・・・車上荒らしの絶好の場所です
・垣根や外壁に囲まれた家・・・空き巣被害に遭いやすい家です
こういった場所に監視の目を向ければ、犯罪者にとって「犯行がやりにくいと感じるまち」になります。
(3)動機+機会【犯罪を犯せそうな雰囲気】=犯罪発生
ほとんどの犯罪には、動機というものがありますよね。
泥棒をするにしても、生活に困ってどうしてもお金が欲しいなど。
でも、動機があれば犯罪が発生するわけではありません。お金が欲しいと思って泥棒しようと考えても、鍵がしっかり掛かっている家には泥棒に入れませんよね。
つまり、動機と、犯罪を犯せそうな雰囲気や環境が合わさって、犯罪が発生するのです。
まずは、鍵掛けから!皆さんの手で防犯対策をしっかり行い、犯罪者にとって「犯行がやりにくいと感じるまち」を作っていきましょう!
(4)『無理をせず』『できることから』『できる人から』
防犯活動の基本は、「無理をせず」「できることから」です。
・家の前で、垣根を手入れする。鉢植えを並べる。
・暗くなってからの外出は、反射タスキをつける。
・日向ぼっこは、通学路の子どもたちを見ながらする。
・街ですれ違う人に挨拶(会釈)する。
・夜、玄関灯や門灯を点ける。
決して、特別なことをするわけではありません。こんなことから始めてみませんか?
たとえ、パトロールに参加できなくたって、立派な「防犯活動」です!
市民安全課では、「身近な犯罪の発生状況」、「被害に遭わないための対策」などを 市民の皆さんに知ってもらうため、防犯講座(出前講座)を開催しています。
講師は、市の担当職員や、静岡県警察より派遣された現職警察官が務めます。
内容は、忍び込みなどの侵入盗対策、振り込め詐欺対策など、防犯関連の内容であれば何でも対応します。
また、参加人数や参加者の年齢なども問いません。
地区、町内会、その他何かの集まり等で、「防犯講座」を取り入れてみませんか?
日程を調整したうえで出張します。メールまたは電話で、お問合せください。
市民安全課防犯交通安全担当(市庁舎3階北側)
電話:0545-55-2831
ファクス:0545-51-0367
メールアドレス:si-shiminanzen@div.city.fuji.shizuoka.jp
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