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富士市が推進している、ドローンを使った防災対策について紹介します。
空中を縦横無尽に飛び回れるドローンは、その機動力の高さや多角的な視点を活かして、物流や建設業、農業など、様々な分野で実用化が進められています。富士市でも、森林地の測量や設備の点検、シティプロモーション等でドローンを積極的に活用しています。
森林状況調査の様子
ドローンで撮影した人絵
森林の点群データを収集
収集したデータを基に3Dデータ解析
そして、過去の大規模災害時には、行方不明者の捜索や被害状況の調査、孤立した地域への物資の輸送等でドローンの有効性が示されていることから、本市でもドローンを使用した防災対策に力を入れております。
大雨による被害状況の確認にドローンを活用
短時間で浸水範囲を把握することが可能に
災害時にドローンを使った活動を迅速かつ的確に行うため、豊富な経験と優れた技術を有する民間事業者と災害時の協定を締結しています。
事業者名 |
主な活動 |
●企業組合フジヤマドローン
●株式会社イーシーセンター
●株式会社キャリアドライブ |
(1)空撮画像の提供等による被害状況の調査
(2)救助活動に必要な情報収集
(3)応急物資の運搬 |
ドローンが捉えた現場の様子を災害対策本部で即座に把握できるよう、ドローンで撮影した映像を位置情報付きでリアルタイムに配信できるシステムを令和4年度に導入しました。
地図上で複数のドローン映像をリアルタイムに配信
災害対策本部で速やかに状況を把握
富士市消防本部では、令和4年に消防活動用ドローンを導入し、訓練を受けた隊員でドローン隊を結成しました。日頃から操縦訓練を重ね、災害時や緊急出動時に活動を行っています。
結成されたドローン隊
訓練の様子
災害時にドローンによる被害調査や捜索活動を円滑に行うため、土砂災害や津波による被害が発生するおそれがあるエリアについて、機体の離発着地点や想定される飛行ルートを事前に作成しています。
津波浸水想定区域のドローン飛行計画
平時から関係者同士の連携を深めるため、令和4年度に「富士市ドローン利活用推進協議会」を立ち上げました。災害時だけでなく、日常業務におけるドローンの効果的な活用方法について協議をしていきます。
関係部署や民間事業者を交えて意見交換
ドローンの更なる可能性を探るため、民間事業者と協働で実証実験を実施しました。
今後もドローンの積極的な活用を推進していきます。
物資輸送の実証実験
橋梁点検の実証実験
防災危機管理課 (消防防災庁舎3階)
電話:0545-55-2715
ファクス:0545-51-2040
メールアドレス:bousai@div.city.fuji.shizuoka.jp
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開庁時間
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