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【広報ふじ令和5年】まちかどネットワーク(11月号)
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甘いだけじゃない"美味(おい)しい"サツマイモ
富士美芋(ふじびいも)
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−画像あり−
(画像説明)富士美芋
富士美芋とは
富士山麓は、火山灰がもたらす「黒(くろ)ボク土(ど)」と呼ばれる土壌が広く分布しています。水はけがよく、軽くて柔らかいこの土は、サツマイモ栽培に適していると言われていて、市内のあちらこちらでサツマイモが生産されています。
富士美芋は、富士美芋協同組合の組合員が生産するサツマイモのうち、加熱して糖度30度以上になるものを呼び、令和3年からブランド化を進めています。品種は主に紅はるかを使用し、独自の栽培方法により、糖度が高い(甘い)だけでなく、濃厚な“美味しさ”も感じることのできるサツマイモです。また、干し芋やスイーツなどの加工品にも幅広く利用でき、中でも富士美芋を使用した芋焼酎は「ほんのりライチのようなフルーティーな香りがする芋焼酎」とSNSを中心に話題となり、すぐに完売するなど大きな反響を得ています。
富士美芋協同組合
富士美芋の安定供給とブランド化を目的に、令和4年に市内の7軒の農家により、富士美芋協同組合が設立されました。品質のばらつきをなくすため、まず畑の土壌分析を行い、肥料などにより土の養分の統一を図ります。同組合代表理事の長尾真(まこと)さんは「お客さんに富士美芋という名前がついたものを買えば、どれも甘くおいしいと思ってもらえるように、組合員の畑の土を同じ環境にして、同じ方法で栽培することを徹底しています。また、高い糖度のサツマイモが収穫できる畑は、芋の単価が高くなり、組合員のモチベーションにつながるような仕組みづくりも行っています」と話します。
現在9軒の農家が参加していて、今年は30トン前後の生産を見込んでいるそうです。
長尾さんにお勧めの食べ方を聞くと「やはり焼き芋ですね。富士美芋は食べたときの喉越しで感じるおいしさが全然違う。温かい状態はもちろん、冷凍でアイス状にしてもおいしいですよ」と笑顔で話してくれました。11月の中頃までは生のサツマイモ、それ以降は干し芋やアイスなどの加工品を販売する予定だそうです。
長尾さんは「現在は組合員の農家さんから直接買えるだけですが、今後はネットショップでも販売する予定です。海外への展開も視野に入れていて、多くの人に富士山の麓で生産されるおいしいサツマイモを味わってほしいです。また、こういった商品に活用できるのではないかというものがあれば、ぜひお声がけいただきたいです。地元の企業とも協力し、一緒に地域を盛り上げていきたいと思っています」と今後の展開について語ります。
甘いだけではない全く新しいサツマイモ、富士美芋。食べてみなければ分からない“美味しさ”を体験してみませんか。
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(画像説明)代表理事の長尾真さん
(画像説明)焼き芋にすると皮から蜜があふれ出す
富士美芋協同組合
ところ/大淵9057-1
問合せ/ 電話 090-1032-6952
−画像あり−
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