静岡県富士市

副反応の相談窓口

2023年10月31日掲載

　ワクチン接種後に何らかの副反応を疑う症状が起こった場合は、身近な医療機関（接種を実施した医療機関、かかりつけ医等）で、医師にご相談されることをお勧めします。

静岡県の副反応相談窓口　

　副反応のほとんどは1?2日で症状は和らぐといわれています。副反応の症状が強くなる場合、静岡県が設置した「副反応相談窓口」をご利用ください。

静岡県新型コロナウイルスワクチン接種副反応相談窓口　
電話　050-5445-2369　9時?17時（土曜・日曜日、祝日も可）

静岡県「副反応に関するよくある質問と回答」のページ

副反応に対する医療体制について　

　新型コロナワクチン接種後に副反応を疑う症状が出た場合、まずはかかりつけ医等の身近な医療機関を受診してください。

主な症状	診療科
頭痛、発熱、倦怠感、動悸、胸痛など	内科
咳、呼吸困難、息切れ、胸痛など	呼吸器内科
嗅覚障害、味覚障害、めまいなど	耳鼻咽喉科
頭痛、倦怠感、集中力の低下など	神経内科
気力の低下、不安感など	精神科・心療内科
脱毛など	皮膚科
（小児の）倦怠感、息切れ、ふらつきなど	小児科

　医療機関を受診した際に、接種医、かかりつけ医等がより専門的な対応が必要と判断した場合は、受診した医療機関から、専門的な医療機関へ相談又は紹介することができます。

・かかりつけ医等からの紹介で、副反応に関する専門的な相談や診療を行う医療機関が県内に4か所あります。
・専門的医療機関での受診は無料ではありません。

予防接種健康被害救済制度について

　一般的にワクチン接種では、副反応による健康被害（病気になったり障害が残ったりすること）が、極めて稀ではあるもののなくすことができないことから、新型コロナワクチンの接種についても、救済制度が設けられています。　

概要

　予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が予防接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済（医療費・障害年金等の給付）が受けられます。
　認定にあたっては、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、因果関係を判断する審査が行われます。

厚生労働省「予防接種健康被害救済制度について」のページ

厚生労働省の案内チラシ「予防接種後健康被害救済制度について」

給付の流れ

1. 請求者（健康被害を受けた方など）は、給付の種類に応じて富士市へ請求書類を提出します。
2. 市は、請求書類を受理した後、富士市予防接種健康被害調査委員会において医学的な見地から当該事例について調査し、因果関係が確認されたものについて、県を通じて国（厚生労働省）へ進達します。
3. 国は、疾病・障害認定審査会に諮問し、答申を受け、県を通じて市に結果を通知します。その後、厚生労働大臣から認定を受けた事例に対して給付が行われます。

申請の手引き　

給付の種類や必要な書類については、静岡県が作成した手引きをご覧ください。

静岡県「予防接種健康被害救済制度」のページ別ウィンドウ

申請にあたっての注意事項

・提出書類の中には発行に費用が生じるものがありますが、それらの費用は請求者の負担となります。一旦、申請を受理した後も、後日、追加資料を提出していただく場合があります。
・健康被害救済制度は、申請書類の確認や申請された事例に対する審査会の開催が必要であるため、認定までに期間を要します。また、申請件数の増加に伴い、申請してから結果が出るまでに1年半以上かかることがあります。
・一時的な発熱や局部の痛みや腫れなど、予防接種で通常起こりうる副反応については、救済制度の給付対象にならない場合があります。(ただし、申請を拒むものではありません。)
・申請窓口は、ワクチン接種を受けたときに住民登録のあった市区町村となります。申請を検討される方は、健康政策課へ御相談ください。

新型コロナワクチン接種の健康被害　申請状況

区分	令和3年度	令和4年度	計
富士市の申請件数	2（1）	4（2）	6（3）
うち国に進達済み	2（1）	4（2）	6（3）
うち国の認定件数	2（1）	3（1）	5（2）

（　）内は、亡くなられた方の申請

令和5年11月10日時点