富士市
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【広報ふじ令和5年】まちかどネットワーク(7月号)
2023年07月01日掲載
まちかどネットワーク
自由に、気軽に来て楽しめる居場所
こども食堂でんぼうの丘

子ども食堂をご存じですか?
子ども食堂は、無料または安価で子どもたちに食事を提供するコミュニティーの場です。また近年は、誰もが利用でき、地域住民が交流できる“居場所”の1つとしても注目されています。家庭や学校のほかに安心して過ごせる場所があることで、子どもたちは社会性やコミュニケーション力を身につけ、豊かな人間性を培うことができます。
平成24年頃から各地で開設が進み、現在全国で7000か所以上の子ども食堂があると言われています。市内にも現在、11地区に15か所あり、食堂ごとに個性豊かな活動が行われています。
新たな子ども食堂オープン
今回紹介するのは、5月にオープンしたばかりの「こども食堂でんぼうの丘」。丘地区では初めての開設となり、誰でも無料で利用できます。デイサービスセンター内にあり、施設の利用者が帰宅した後の場所を活用しています。
この子ども食堂を運営するのは、(有)吉原介護センター。代表取締役である長原良成さんは、子ども食堂を開設した友人から話を聞き、自分も子どもたちのために何かできることはないかと思い、開設を決めたそうです。
長原さんに、特徴について伺うと「子どもの居場所づくりがメインです。食事の提供はもちろん、施設の前にある畑を借り、子どもたちが自由に遊べる空間も用意しています。食育という観点から、そこで農業体験なども計画しています。また、食事についても一汁三菜は必ず用意し、自家製のみそや発酵食品にこだわり、“食事で健康になる”というようなメニューを考えています」と話します。長原さん自らが育てた野菜なども使われ、メニューも長原さん自身が考えているそうです。
プレオープンの日のメニューは、鶏肉の甘酒みそ漬け焼き、大根の煮物、発酵小豆の水ようかん、ごはん、みそ汁。子どもや地域住民、関係者など約30人に振る舞われました。参加した子どもや地域住民からは「鶏肉がおいしい」「バランスがよく、こうじが効いている」と好評でした。
長原さんは「開設に当たり、地区の民生委員・児童委員さんや福祉推進委員さんなど多くの皆さんにご協力いただいて、本当に感謝しています」と話してくれました。
また、今後について伺うと「子どもたちが自由に、気軽に来て楽しめるような居場所にしたいですね。また、有料老人ホームも併設しているので、ゆくゆくは入居者との交流もしていきたいと考えています。ボランティアも随時募集しているので、地区の人に限らず関心のある方は、一度見に来ていただけるとうれしいですね」と笑顔で語ってくれました。
子どもや地域住民たちの温かい居場所である子ども食堂、ぜひ利用してみませんか。

-画像あり-
(画像説明)代表の長原良成さん
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(画像説明)プレオープン日の様子


とき/毎週月曜日16〜18時
ところ/伝法759-1
問合せ/電話0545-73-1010
こども食堂でんぼうの丘
とき/毎週月曜日16時〜18時
ところ/伝法759-1
問合せ/電話0545-73-1010
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