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【広報ふじ令和4年】 まちかどネットワーク
2022年07月20日掲載
まちかどネットワーク
読み聞かせボランティア
チリンの会

チリンの会は、天間地区で読み聞かせや紙芝居の実演などをしているボランティアグループです。平成元年に天間幼稚園卒園児の母親たちの有志で発足し、天間幼稚園やてんま保育園、地区のイベントなどで読み聞かせ活動を行ってきました。平成7年からは天間小学校でも読み聞かせを始め、現在まで27年間続けています。1?4年生の全クラスでは毎週金曜日、5・6年生は隔週金曜日に読み聞かせを行い、通算で870回を超えます。この読み聞かせを通じ、子どもたちは卒業するまでに約230冊の本に親しんできました。
今年4月には、この長年にわたる活動がたたえられ、文部科学大臣から「子供の読書活動優秀実績団体」として表彰を受けました。

会長の平山壽子さんは「“お話の楽しさを子どもたちに伝えたい”という思いから、この活動を始めました。メンバーたちの努力ももちろんありますが、学校や先生、子どもたち、地域の皆さんのご協力があったおかげで長く続けてこられ、また、今回の受賞にも至ったと思っているので、感謝の気持ちでいっぱいです」と話します。

会では、読み聞かせの後、読んだ本と同じものを教室に置き、聞いた話をすぐに手に取って読めるようにするなど、子どもたちに読書を勧める工夫もしています。また、読み聞かせだけでなく、手遊びや紙人形劇、パネルシアターを通じて子どもたちに楽しんでもらう活動も、天間幼稚園などで行っています。

平山さんはこの活動のやりがいについて「お話を読み終わった後、子どもたちがその物語に浸っているような間を感じるときがあります。そのときは、お話が伝わったと感じる瞬間でうれしいですね」と語ってくれました。
天間小学校6年生の高橋舞さんは「いつも楽しみにしています。チリンの会の皆さんが読み聞かせをしてくれると、一日が落ち着いてスタートできます。いつも楽しいお話を聞かせてくれてありがとうと伝えたいです」と話してくれました。

平山さんは「近年、読み聞かせをする機会や環境が減ってきていると感じています。富士市には、同じように読み聞かせの活動をする団体がたくさんあります。今後も、それらの団体と協力しながら、読み聞かせをする機会を増やしていきたいです」と今後の抱負を話します。続けて「ぜひ、家庭でもお子さんに、読み聞かせをしてあげてください。家庭での読み聞かせは、想像力・コミュニケーション能力を育むことはもちろん、スキンシップでもありますので」と笑顔で話してくれました。

-画像あり-
(画像説明)毎週金曜日に読み聞かせ(天間小学校)
(画像説明)大型絵本の読み聞かせ(天間幼稚園)
(画像説明)会オリジナルの人形遊び
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