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【広報ふじ令和3年】 令和2年度 決算報告
2021年10月05日掲載
令和2年度 決算報告
一般会計決算
令和2年度決算 ここがポイント
特別定額給付金や子育て世帯への臨時特別給付金などの新型コロナウイルス感染症対策事業により、歳入歳出とも過去最大規模の決算となりました。

歳入 年度内に入ってきたお金
歳入の約4割は市税
歳入の約40パーセントは、市民・企業の皆さんに納めていただいた市税です。令和2年度の市税の決算額は、約464億円で、前年度と比較して約12億円の減収となりました。
これは、法人税や固定資産税において、新型コロナウイルス感染症の影響による徴収猶予特例制度の適用を受けた猶予額が生じたことなどが主な要因として挙げられます。

歳出は総務費が最多
歳出は、目的別に見ると、総務費が大幅に増加し27・9パーセントを占めています。これは、国からの補助を受け、特別定額給付金の給付を行ったことによります。また、福祉関係の費用である民生費が27・6パーセントとなっています。
今後も、子ども子育て関連経費や高齢化の進行に伴う社会保障費、医療関係費が、高水準で推移することが見込まれます。
なお、新型コロナウイルス感染症対策のため、86件、295・5億円を支出しました。

富士市の財政状況
■経常収支比率
市税など毎年度収入される財源のうち、義務的な経費など、毎年度支出される経費に充てた割合
これまで臨時的経費としていた市の臨時職員の賃金等が会計年度任用職員制度の開始に伴い、経常的経費である人件費に分類され、経常的経費が増加し、悪化しています。
悪化 84.0%→89.8%
■将来負担比率
自治体が将来支払う可能性がある負債の財政規模に対する比率
市債残高の増加により悪化していますが、早期健全化基準(350パーセント以上)を大きく下回っており、健全な財政状況となっています。
悪化 60.1%→63.3%
■一般会計の市債残高
自治体の借金の残高
令和2年度の市債残高は790億円となり、過去最高額となりました。
これは、新環境クリーンセンター建設事業に伴う新規借入によるものです。
悪化 747億円→790億円

特別会計決算
特別会計とは
特定の事業を行うため、一般会計と区分けして設けた会計です。事業収益や一般会計からの繰入金などが主な財源で、行政と一体の経営、運営を行っています。

企業会計決算
企業会計とは
法令に基づき、独立採算を原則に企業的経営で運営される会計です。
水道事業
事業収益合計
39億2,776万円
事業費用合計
31億2,743万円
純利益
8億 33万円

公共下水道事業
事業収益合計
61億7,180万円
事業費用合計
50億8,721万円
純利益
10億8,459万円

病院事業
事業収益合計
157億1,539万円
事業費用合計
149億7,885万円
純利益
7億3,654万円

問合せ/財政課 電話 55-2725 ファクス 51-1479

-図表あり-
(図表説明)歳入 年度内に入ってきたお金
(図表説明)市税の内訳
(図表説明)歳入・歳出
(図表説明)新型コロナウイルス感染症対策事業
(図表説明)歳出 年度内に使ったお金
-画像あり-
(画像説明)QRコード 決算報告の資料は市ウェブサイトに掲載しています。詳しくはこちら
(画像説明)富士市立中央病院
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