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【広報ふじ令和3年】まちかどネットワーク
2021年07月05日掲載
蜜のような甘さとコク深い味わい
富士山麓わくわくコーン

毎年6月上旬?7月下旬に旬を迎える「富士山麓わくわくコーン」は、富士市農業協同組合(以下富士市農協)洋菜部会に所属する農家約20軒が栽培しているトウモロコシの新品種です。朝6時までに収穫することや糖度(◆)15度以上での出荷など、統一されたルールにより、5年前から大淵地区を中心に生産されています。昨年市内での収穫量は約8万本でした。
◆糖度15度…メロンと同程度

 「もともとは既に取り組んでいたカリフラワーの連作障害対策(★)で、何かほかの作物を栽培しようとしたことがきっかけでした。せっかくなら消費者が買ってくれるようなものを作ろうと思い、トウモロコシを育て始めました」と、語るのは富士市農協の洋菜部会会長の藤森守さん。藤森さんはこの品種の栽培にいち早く取り組み、2年間の試行錯誤の末に、15度以上の糖度を出す栽培方法を確立しました。藤森さんは、市内の農家を対象に、研修会や栽培の指導なども行っています。天候や収穫のタイミングによって糖度が変わる非常に繊細な品種ですが、過去には糖度が21度のトウモロコシもあったそうです。
★連作障害…同じ場所で同じ作物を続けて栽培すること(連作)により、生産量が減少してしまうこと

藤森さんの今後の目標は、この「富士山麓わくわくコーン」を栽培する農家が増え、市内全域で20万本以上生産できるようになること。「生産量を増やし、富士市の特産品として、学校給食にも富士山麓わくわくコーンを提供していきたい。おいしい野菜が富士市にたくさんあるということをぜひ皆さんに知ってもらいたい」と笑顔で語ってくれました。

富士山麓わくわくコーンのお勧めの食べ方を聞くと「ゆでて食べることが一番。熱湯でゆでても、ラップにくるみ電子レンジで調理してもおいしい。また、ゆでた後に冷蔵庫で5時間ほど冷やすと糖度がさらに上がり、味の違いが楽しめますよ」と話してくれました。「富士山麓わくわくコーン」は、富士市農協大渕支店近くの産直市「大渕ふる里村」のほか、岩松・富士・田子浦支店に併設の産直市などで8月上旬頃まで販売される予定です。富士市の旬を味わってみませんか。

問合せ/
富士市農協大渕支店 電話 35-0205

-写真あり-
(写真説明)富士山麓わくわくコーン
(写真説明)藤森さん(右)と富士市農協職員の亀平(かめひら)さん2人3脚でPR活動を行っている
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