富士市
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【広報ふじ令和2年】職場での健康づくりを支援します
2020年08月20日掲載
職場での健康づくりを支援します
富士市では、40?64歳までの働き盛り世代において、メタボリックシンドローム★、高血圧、糖尿病の該当者・予備軍の割合が男女ともに県平均を上回っており、この世代の約4割が、がんで亡くなっています。
皆さんが元気に働いて生活できるように、市では事業所に対して、簡易健康チェックや健康講座の実施・案内、健康器具の貸出しなどを行っています。また、地域・職域保健の連携を強化することを目的にふじ職域健康リーダーの設置も推進しています。
◆事業所での健康づくりにご活用ください!
●簡易健康チェック
事業所からの要望に応じて、保健師などが、体組成測定や血管年齢測定を行い、結果を一人一人に説明しています。体組成計は体重だけでなく、筋肉量や体脂肪量を部位別に見ることもでき、生活習慣の見直しに役立ちます。
-写真あり-
(写真説明)体組成測定
●健康講座
希望がある事業所に、保健師や栄養士が生活習慣病・がん予防などの健康講座や応急手当の講座を実施します。どのような内容を学びたいと思っているのか、ぜひご相談ください。
-写真あり-
(写真説明)健康講座の様子
●健康器具の貸出し
健康づくりに役立てていただくため、健康器具の貸出しを行っています。貸出しできる物品は、肺がん模型、スモーカーライザー(喫煙者の呼気中の一酸化炭素濃度を計測し、たばこが身体に与える影響が分かる機器)、1年分のタール量模型、乳がんモデル、フードモデル、握力計、内転筋測定器などで、期間は2週間です。
■貸出しできる物品(一部抜粋)
-写真あり-
(写真説明)肺がん模型
(写真説明)内転筋測定器
(写真説明)フードモデル
◆「がんとの共生」について学んでみませんか?
がんは不治の病ではなく、長期生存や治癒が可能となっており、特に、働く世代では職場復帰し、治療を受けながら仕事を続ける人が増えています。
市民一人一人が、がんについて正しく知り、がんと診断されても、家庭や地域、職場で支え合い、相談や支援が受けられる「がんとの共生」について理解を深め、周囲に伝えていきましょう。
-図表あり-
(図表説明)日時、内容

ところ/フィランセ
対象/事業所の管理者等と一般市民(がん患者も含む)
定員/50人(応募者多数の場合抽せん)
申込み/9月25日(金曜日)までに、市ウェブサイトで電子申請するか、電話で地域保健課へ
※新型コロナウイルス感染症の感染状況により、延期・中止する場合があります。
-写真あり-
(写真説明)二次元コード
◆事業所の声 ふじ職域健康リーダー設置事業所の取組
ふじ職域健康リーダーは平成18年にスタートし、現在までに120事業所で設置されています。
今回は吉原地区で総合建設業を営む、佐藤義幸さん(松本工業株式会社 代表取締役社長)と、赤池久美子さん(ふじ職域健康リーダー)に職場の健康づくり対策についてお話を伺いました。

Q 従業員の健康づくりに取り組むようになったきっかけは?
A 従業員の高齢化が進み、不調を訴える人や健康診断でメタボリックシンドロームに該当する人が増えたからです。

Q 特に力を入れている取組は?
A 会社のスローガンの第1に「健康経営」を挙げ、以下のことに取り組んでいます。
(1)市の保健師に体組成測定を依頼し、実施 
(2)「健康かわら版」という社内の健康情報誌をつくり、月1回全従業員に配布
(3)気軽に運動する機会を持ってもらうため、朝礼時に「片足立ち大会」などを開催

Q 従業員の皆さんの反応はいかがですか?
A まずは社長自身が、減量に取り組みました。また、血圧が高かった従業員が、ふじ職域健康リーダーと一緒に血圧を測ったり生活習慣の改善策を考えたりすることで、数か月後には正常値となり、減量もできました。従業員の健康への関心が高まっていると感じています。

最後に…
松本工業株式会社は、従業員に健康管理を押し付けるのではなく、楽しく取り組めるような職場づくりを大切にしています。

まずは、できることから、あなたの職場でも従業員の健康づくりを始めてみませんか?
-写真あり-
(写真説明)松本工業株式会社の皆さん(佐藤さん:前列左から3人目、赤池さん:前列右から2人目)

◆ふじ職域健康リーダーを設置してみませんか
指定の用紙に必要事項を記入し、FAXを送るだけ!

●ふじ職域健康リーダーを設置するメリット
(1)事業所に定期的に健康情報が届く
(2)働く人の健康づくりをテーマにした研修会に参加できる
(3)事業所で簡易健康チェックや健康講話を開催できる

登録は随時受け付けています。詳しくは市ウェブサイト(右記二次元コード)をご覧ください。
-写真あり-
(写真説明)登録事業所に配付するプレート(イメージ)
(写真説明)二次元コード
(写真説明)検索 ふじ職域健康リーダー

★メタボリックシンドローム…内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさり、心臓病や脳卒中などになりやすい状態のこと
※AYA世代…Adolescent and Young Adult(アドレッセント アンド ヤング アダルト)(思春期及び若年成人)のことをいい、15歳?39歳の世代

問合せ/地域保健課
電話 64-8993 ファクス 64-9030






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