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【広報ふじ令和6年】まちかどネットワーク(11月号)
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「東京ゴールド」とは
富士川地区でキウイフルーツが盛んに栽培されているのをご存じですか。昭和40年頃から、一般的な品種である緑色の「ヘイワード」や、東京都小平市生まれの品種「東京ゴールド」、富士市で生まれた「レインボーレッド」などが栽培されています。キウイフルーツは、ビタミンCや食物繊維などが含まれ、肌質改善や便秘に効果があると言われています。
今回紹介する「東京ゴールド」は、「ヘイワード」と比べて甘みが強く、ほどよい酸味があります。果肉は鮮やかな黄色で、レモンのようなドロップ形が特徴です。
キウイを作って40年
富士川地区で果物を育てる芦川由希子さんは、約40年前からキウイフルーツを栽培しています。
「東京ゴールドは、平成30年から収穫しています。おいしい東京ゴールドを栽培するためには、4月頃から畑に向かい、いらないつぼみを取る『摘蕾(てきらい)』という作業を行います。梅雨時期の雨量が実の大きさに影響するので、天気予報のチェックは欠かせません。その後、芽を潰したり枝が絡まないように調整したりして、10月中頃に収穫を迎えます。また、私自身アレルギーに悩んでいたことから、農薬を一切使わずに果物を育ててることにこだわっています。草刈りや葉のチェックなどをこまめに行い、よりおいしいものを届けたいですね」と芦川さんは話します。
芦川さんはキウイフルーツのほかにも、ミカンやイチジクなど様々な果物を育てていて、一年中果物と向き合う生活を送っています。
一年中の畑仕事が元気の秘訣
芦川さんは、ミカン農家の家庭に生まれ、小さな頃からミカンの収穫を手伝っていました。結婚を機に今の家庭に嫁ぎ、イチジクなどの果物を作りはじめました。
一年を通して果物を育てる芦川さんに元気の秘訣を伺うと、「昔から毎日、畑で収穫などの作業をしているから元気で過ごせています。それに加えて、ストレッチなどで、体を動かすことが健康の秘訣です」と笑顔で話します。
今後の目標を聞くと、「80歳までは頑張りたいです。中でもキウイフルーツづくりは長く続けていきたいですね」と話してくれました。
芦川さんが丹精込めて作ったキウイフルーツは、道の駅富士川楽座や道の駅富士などで買うことができます。
旬を迎えた今、栄養豊富なキウイフルーツを味わってみませんか。
−画像あり−
(画像説明)東京ゴールド
(画像説明)丁寧に草を刈る芦川さん
(画像説明)キウイを収穫する様子
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