防災・安全安心 | くらし・手続 | 健康・福祉・子育て | まちづくり | 教育・文化・スポーツ | 産業・事業者 | 市政情報
【広報ふじ令和6年】特集 あなたは?ふじ?のこと、どのくらい話せますか?
|
特集
あなたは?ふじ?のこと、どのくらい話せますか?
|
−画像あり−
(画像説明)令和4年4月実施 市公式LINEアンケート「私の知ってる富士市オンリーなこと」から抜粋 (回答者:2,945人)
Fuji is ...?
あなたはこの問いに対し、どのくらい挙げることができますか。
「50個じゃ足りない」「どれから挙げようかな」という人もいれば、「考えたこともない」「知らない」「魅力なんてない」という人もいるのではないでしょうか。
何年も暮らしているけれど、知らないこと。昔からあるけれど、現在注目されているもの。当たり前にあるけれど、市外の人からしてみたらすごいこと。
皆さんが暮らすこの?ふじ?には何があって、どんな暮らしができて、どんなよさがあるのか、知ることを始めてみませんか?
?図表あり?
(図表説明)令和6年度 第53回 富士市世論調査 ※市内在住の1,417人が回答。
外から見た?ふじ?
ふるさと納税制度による市への寄附金は、近年右肩上がりで、令和5年度に寄附された金額は、前年度の2・5倍となりました。
?図表あり?
(図表説明)令和5年度の寄附件数は、約32.4万件(寄附額、寄附件数ともに過去最高)
富士市を訪れた人へ街頭インタビュー
?ふじ?ってどんなまちでしたか?
“富士山の近くのまち”ぐらいの認識でした。しかし、茶畑と富士山の景色が想像を超える美しさで、とても驚きました。
日本観光をするため…
スティーブさん(オーストラリア在住)
富士山の恵みを生かしたアクティビティを体験できました。友人から聞いていた印象と違い、よい意味で裏切られました!
富士市出身の友人に連れられて… 大久保 和佳音(あかね)さん(神奈川県在住)
高校生×移住者 ぶっちゃけトーク“ふじ”ってどうなの?
To be honest...
|
?ふじ?ってどんな印象?
小澤 富士市は個人的に、富士山が一番きれいに見えるまちだと思います。
佐野 私は工場が多い印象です。夜見ると工場夜景がすてきだなと思います。岳南電車から見る夜景もいいですよね。あとは駿河湾。海と山に囲まれているところが最高です!
大石 最近移住してきたのですが、「富士山の麓」というところが一番の印象です。やはり、富士市から見る富士山は宝永山が見えるので、特別に思えます。
和田 私は、富士市に引っ越してから毎日のように富士山の写真を撮っています。市内のどこからでも見えて、その雄大さと、ゆったりと流れる時間を味わうことができます。
大石 富士本町商店街越しに見る富士山は、すごい景色だと思います。ただ、もう少し駅前が発展してくれたらなぁ。皆さんは、「富士市のこの景色が好き!」というのはありますか?
小澤 僕は須津にある、大棚の滝。行くのは大変だけど、高くて眺めがいいのがお気に入りです。バンジージャンプもできるんですよ!
和田 みんな必ずと言っていいほど、それぞれの中で、富士山がきれいに見えるお気に入りスポットを持っていますよね。私は、近所にある図書館の近くから見る富士山で、県外の知り合いが来たら必ず連れて行きます。
佐野 いいですね!私は、母校の吉原北中学校の正門から見る富士山が好きです。茶畑越しの富士山もいいですよね。
小澤 私たちの高校から見える富士山も最高ですよ!昼は人工芝と富士山が、夕方は夕日と富士山が映えて絶景です。
大石 岩本山もお勧めですよ。写真を撮るのには抜群のスポットです。話は変わりますが、このまちに来て駐輪場が無料でびっくりしました!
和田 そうそう。どこでお金を払うんだろうって探しちゃいました。
小澤 有料の駐輪場があるんですか?
大石 元々住んでいたところは、有料の駐輪場がほとんどでした。市外だと基本、有料のイメージですね。
佐野 ほかにも富士市は、お祭りがとっても多いまちだなと思います。富士山麓の地形を生かして、花火をいろいろな角度から楽しむことができます。
和田 確かに、空が開けていて、どこからでも花火がきれいに見えますね。
大石 結構な頻度でお祭りの音が聞こえてきて、そのたびに心が躍ってわくわくするんですよね!
どんな?ふじ?になってほしい?
佐野 工場が多く、少し空気が悪い印象なので、市内のどこにいても、思い切り深呼吸ができるようになったらいいなと思います。
小澤 僕はやっぱり、日々の通学で自転車を使うので、高低差の激しい道があるところがきついですね。もっとバスがいろんなルートで走っていればなと思うことがあります。
佐野 山の方だと思わぬ動物に遭遇することがありますよね。例えば猿とか(笑)。
大石 富士市には映画館がないですよね。見たい映画があったのですが、映画を見るために市外に行くことを考えて諦めかけたことがあります。映画館、できてほしいですね。
佐野 たしかに。映画を見に行くにも電車で沼津市や富士宮市に行かなければならないので、交通費などがかかってしまいますね。
和田 それに、市内全域にバスや電車が走っていないから移動が難しいですよね。市外に行くとき、学生さんだと余計、親にお願いしたり、駅で待ち合わせをしたりする必要がありますよね。
大石 そうですね。富士市はお店や観光地が分散していて、移動が車ありきという部分が少し不便に感じます。でも、その分ドライブを存分に楽しめますね!
小澤 富士市の昔の様子を両親から聞いたことがありますが、昔はもっと人と人が密につながっているような感覚・環境があって、まちが盛り上がっていたそうです。今もそうだったらよかったなと思うときがあります。
大石 確かに。もう少しまちの活気を感じられたら楽しそうですよね。
和田 商店街は駅から離れるにつれ、シャッターの閉まっているお店が多いですが、最近は富士駅の北側で、よくイベントやお祭りが開催されていますよね。
小澤 そうだったんですね!富士駅周辺が一層活気あふれるまちになったらすごくうれしいです。お店とか施設とか、欲しいものを挙げるときりがないですが、今のままでもいいものがたくさんあると思います。
和田 本当にその通り!富士駅北の再開発だけじゃなく、子どもも若者も大人もお年寄りも、いろんな世代の人が充実した時間を過ごせるまちになったらいいですよね。
佐野 今後、この富士市がさらに過ごしやすいまちになってくれることを願います。
富士市立高校2年
小澤 徹守(とおま)さん
おいしいごはん屋さん、たくさんありますよね!
富士市立高校2年
佐野 友姫(ゆい)さん
坂が多くてちょっと大変…
転職により移住
ふじ歴4か月
大石 悠(はるか)さん
駅前に24時間開いているコンビニがあるといいですよね〜
夫の仕事の都合で移住
ふじ歴10年
和田 彩夏(あやか)さん
公園が広くて子育てする環境はいいと思うよ!
だから、?ふじ?が好き。
Interview
Because... −Fuji.
このまちが好きで、盛り上げたい人
|
富士市をクリエイティブで楽しくしたい
富士市シティプロモーション大使
イラストレーター
コイズミチアキさん
profile
市シティプロモーションキャラクター「さもにゃん」の生みの親。チラシやポスターなど様々なグラフィックデザインを手がける。今年9月に市シティプロモーション大使に任命された。
制作において私は、見る人が一目で「楽しい!」「わくわくする!」と思えるような、キャッチーな画面づくり(構図)を心がけています。
特に自然と人工物の融合が好きで、富士市を代表する壮大な富士山と無骨な工場地帯は、ほかのまちにはない、唯一無二のかっこいい組合せだと思います。ギャップを生み出せたり、エンタメ性を前面に出したりすることができ、描いていてとても楽しいです。
現在、富士本町商店街にある池田屋ビルで、「クリエイターとつながろう展」を開催中です。令和7年1月31日まで週2回、クリエイターたちと気軽に話したり、活動している様子を間近で見たりすることができます。
おもしろくてクリエイティブな人やものに、身近なところでふれることができるのも、このまちの魅力だと思います。ふらっと立ち寄る感覚で、ぜひ一緒に楽しんでいってほしいですね。
富士市をデザインとイラストの力で、より楽しくできたらなと思っています。
−画像あり−
(画像説明)コイズミチアキさん
富士山に見守られ可能性に満ちた我が街富士市
(株)田子の月 代表取締役社長
富士商工会議所 青年部(YEG)
ビジネス活性化委員会 委員長
牧田 桂輔(けいすけ)さん
profile
(株)田子の月3代目社長。富士商工会議所青年部として、富士市をより活気あふれるまちにしようと活動中。12月22日日曜日に富士市盛り上げるべく、クリスマスイベントを新たに実施予定。
このまちが持っている可能性や身近にあるよさを見つけ出し、それを仲間と一緒に形づくることは、とてもやりがいがあり、おもしろいですね。自分の人生の楽しさや、わくわくにもつながっていると感じています。
12月に「えんとつサンタの街 富士」というイベントを開催します。富士市は製紙会社を中心に工場が集積していて、多くの煙突があり、まちの代表的な景色の一部になっています。この煙突のイメージアップと、より活気づいたまちにするために思いつきました。富士山と煙突、そしてサンタクロースという3つの要素を組み合わせられるのは、このまちだからこそできる強みです。
自分のアイデアを実現できるのは、心から共感し、一緒につくりあげてくれる人々がこのまちにいるからだと思います。富士市には、豊かな資源だけでなく、それを活用して一緒に盛り上げていこうとする?人財?がいます。
今後もたくさんの人と協力し合いながら、富士市が一層活気あふれるまちになるよう、熱を波及させていきたいですね。
−画像あり−
(画像説明)牧田 桂輔さん
筆文字を通じて富士の魅力を発信したい!
書家
宮久保 胡蝶(こちょう)さん
profile
3歳から習字を始め、書道歴は約20年。平成28年から、地元富士市でロゴ作成やイベントでの書道パフォーマンスなど様々な活動を行っている。吉原商店街にデザインスタジオを構える。
県外や海外の人と関わる中で、反響が大きいのは、やはり富士山です。私は金色の墨を使うことや、市民のアイデンティティでもある宝永山を必ず書くということにこだわっています。宝永山を知らない人が私の作品を見てくださるときには必ず、富士市から見える富士山の姿を説明するようにしています。
私は二児の母でもあるのですが、このまちでは、登下校中の見守り活動が活発に行われていて、子育てにおいてとても安心感があります。
また、デザインスタジオを構えるに当たり、商店街の多くの人たちに助けてもらいました。地域全体で一緒に盛り上げていこうと、支え合いながら頑張れる環境があるところもすてきですね。
今後も、温かい地域への感謝の気持ちを胸に、筆で書く文字でこのまちの魅力を発信していきたいと思います。
私の活動が、「こんなすてきなまちがあるんだ」と知ってもらうきっかけになれたらうれしいですね。
−画像あり−
(画像説明)宮久保 胡蝶さん
このまちが好きで、暮らす人・戻りたい人
趣味をおもいっきり楽しめるまち!!
移住者
日置(ひおき) 雄一さん
profile
茨城県出身。平成30年に富士市に移住し、週3日新幹線で都内に通勤している。市内のお気に入りの場所は、大渕公園と地域のホームセンター。
私は、新卒で就いた会社の勤務先が隣の市だったので、当時からよく富士市へ遊びに来ていました。現在は転職を機に富士市に移住し、週3日、東京へ通っています。
移住先に富士市を選んだ理由は、スーパーなどの敷地や道路が広く、日常の小さなストレスを感じないところです。広い公園が多くあることも大きなポイントですね。また、私の趣味はドローンを作って飛ばすことなので、ドローン作りやDIYに欠かせない、品ぞろえが豊富な地域のホームセンターもあり、趣味を存分に楽しむことができて、とてもうれしいです。
茨城県や千葉県など、これまで様々な場所で暮らしたことがありますが、ここまで生活しやすく、趣味も楽しめるまちはないと思います。ここでずっと暮らす人にとっては当たり前のことでも、実は当たり前じゃないことが多くあると感じます。
学生時代、青春18切符を利用して旅行をしたときに、たまたま休憩で降り立ったのが富士駅でした。今思えば、当時からこのまちに縁があったのかもしれませんね。
−画像あり−
(画像説明)日置 雄一さん
この景色が好き。
大学生
大竹 穂香(ほのか)さん
profile
富士市出身・都内在住の大学3年生。現在就職活動中で、Uターンでの就職を希望している。好きな富士市の方言は「うちっち」。
ふじのくに田子の浦みなと公園から見える景色が大好きです。大学に進学し都内で暮らしている今は、東京などの友人を富士市に誘っては、この大好きな景色を共有しています。茜色の空と群青色(ぐんじょういろ)の海、富士山に包まれたこのまちからの景色を見て圧倒されている友人の姿を見ると、とても誇らしいです。
私にとって富士市は、「ちょうどいい」が叶うまちだと思います。病院や学校、買い物ができる場所が適度にあり、心身ともに健康に過ごすことができる、住みやすさがベストなまちだと感じています。隠れ家カフェを探すことが好きで、知る人ぞ知るお店を開拓できたときは胸が高まります。
実家では犬を飼っているので、一緒に遊びに行けるような自然が豊かなところもお気に入りです。
このまちには、都会では得られないことが意外とたくさんあるんですよね。大学卒業後は、自分の大好きな景色と、「ちょうどいい」があるこのまちに帰ってきたいと思っています。
−画像あり−
(画像説明)大竹 穂香さん
縁 仲間、家族、地域のあたたかさ
教諭
渡辺 泰成(やすなり)さん
profile
市内の学校に勤務する教員。地元が好きで、Uターン就職。教壇に立つかたわら吉原祇園祭に参加し、地域を盛り上げる活動に積極的に関わっている。
私は、「縁」という言葉を自分の中の大切な軸として生きてきました。
家族や仲間、まち、そして人とのつながりによって、今の自分があると感じています。このように感じられるのは、何よりこのまちが「あたたかい」からだと思います。気候や富士山が包み込んでくれるような感覚はもちろんですが、何より人が温かいです。特に大学時代に上京してから富士市の魅力やあたたかさを改めて実感しました。
これまでは見るだけだった吉原祇園祭の山車の引き回しも、まちを一緒に盛り上げる立場として参加したいと思い、6年前から参加するようになりました。祭りの地区に住んでいない自分を、まちの人たちは快く受け入れ、いつも温かく迎え入れてくれます。
また、祖父母の畑仕事を手伝うことも好きなので、大学時代も定期的に手伝いに帰っていました。自然の豊かさを感じられるのも富士市の魅力の一つだと思います。
これからも、このまちに暮らす人との縁を感じながら、自分の可能性を広げていきたいですね。
−画像あり−
(画像説明)渡辺 泰成さん
Find out and Talk about Fuji.
“ふじ”には、どんなわくわくがあるか?
|
東海大学 文化社会学部
広報メディア学科 客員教授
河井 孝仁(たかよし)さん
静岡県出身。行政広報論などを専門とし、平成26年から、富士市シティプロモーションアドバイザーとして、市のシティプロモーション業務に関わる。
−画像あり−
(画像説明)河井 孝仁さん
まずは、知る。
皆さんは、自分たちが住んでいるまちに対して、どれだけ興味・関心を持っているでしょうか。
自分の住んでいるまちがよいまちだと人に勧めることができる人ほど、「地元の産品を買う」「地元で働く」「地元で困っている人を助けたい」と思うデータがあります。このことから、自分の住んでいるまちに関心を持ち、よいまちであると感じることは、まちの活性化によい影響を及ぼしていると言えます。
「富士市のことを知りたい」という意欲が高まると、「富士市のために何かしたい」という意欲も高まります。まずは知ること、自分が住む地域に興味・関心を持つことがまちにとって重要なのです。このまちでは、自分がどのようなライフスタイルを送ることができるのかを考え、それを人に話し、共有できる状態が理想ですね。
知って、語る。
逆に、自分の住むまちに無関心な人が増えると、まち全体にどのような影響を与えると思いますか。
現代社会において、職場・家庭・地域で、「居場所がない」と感じる人が年々増加しています。さらには、働く場所があっても働く意欲が少なかったり、地域のことを自分事として捉える機会が少なかったりすることで、「生きる意味を感じることができない」という負の状況に市民が陥る可能性が出てきます。この状況が強まると、地域経済の衰退や「誰かを助けたいという気持ちが湧いてこない」という人が増加する恐れもあります。
そうならないためにも、自分の住むまちを知り、?富士市らしい暮らし?を改めて認識し、このまちを語れるようになることが必要です。
そしてそれは、「こんなまちだったら私は生き生きと、わくわくしながら暮らすことができる」という発見につながります。当たり前だと思っていたことが当たり前ではないと認識できたとき、このまちをもっと大事にしたいという気持ちが湧くかもしれません。
私自身、富士市はめちゃくちゃ面白いまちだと思っています。皆さんもわくわくした気持ちでこのまちを見つめ直し、富士市の面白いところをたくさん見つけてみてください。
まちを知ることは、まちについて話せるようになるということ――。
手を止めて周りを見渡せば、今まで気づけなかったものに気づくことができるかもしれない。
自分たちのまちについて誰かに話すと、自分の喜びにつながるかもしれない。
?ふじ?のことを話すために、よいところ・直してほしいところを、まずは、知ることから始めてみませんか?
そんな小さな積み重ねが、きっと大きな望みを叶える第一歩となるはずです。
こんな望みも叶う…かも?
Wishes may come true...
道の危ないところがなくなるといいな
花火大会とかのイベントが増えるといいな
すてきなお店がたくさんできてほしいな
映画館ができてほしいな
−画像あり−
(画像説明)富士南小学校の皆さん
今号の目次にもどる
シティプロモーション課広報広聴担当(市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700
ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:so-citypro@div.city.fuji.shizuoka.jp
市役所へのアクセス
開庁時間
Copyright(c)2014 City of Fuji All rights reserved.