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令和6年度「富士市・雫石町少年交流事業」の様子(岩手県雫石町にて実施)
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令和6年7月29日(月曜日)から8月1日(木曜日)まで富士市・雫石町少年交流事業の本研修を行いました。
富士市教育委員会では、昭和46年7月、岩手県雫石町上空で発生した航空機事故の記憶を後世にまで伝えるとともに、富士市と雫石町の児童の交友関係を拡大するため、平成16年度より隔年で相互の市町を訪問し合う「富士市・雫石町少年交流事業」を実施しています。令和6年度で19回目となります。
今年度は、富士市の児童が雫石町を訪れ、森のしずく公園での献花・拝礼や、小岩井農場での牛舎見学、アーチェリー体験、チャグチャグ馬ッコの絵付け体験などのプログラムを通して友情を深めました。
歓迎式の夕食の様子
午前5時30分過ぎに富士市を出発。道中、羽田空港にてANA Blue Hangar Tourに参加して、格納庫で働く整備士や飛行機を間近で見学しました。そして雫石町に到着したのは、午後6時30分。雫石町の皆さんと初めて対面し、雫石町の中央公民館にて歓迎式が行われました。
歓迎式後の夕食では、雫石町の婦人会の方々が特別に、南部かしわ汁と漬け物を用意してくれました。
献花・拝礼の様子
飛行機衝突事故の話を聞く研修生
午前中は森のしずく公園にて、遺族会、航空関係者、自衛隊関係者等と合同で献花・拝礼を行いました。厳粛な雰囲気のなか、研修生は手を合わせていました。
その後、御所公民館に移動し、53年前の飛行機衝突事故のお話を、当時の様子を知る雫石町在住の瀬川様よりしていただきました。事故当日の雫石町の様子や町民による奉仕活動について、研修生は真剣に聞き入っていました。
交流プログラム
昼食後は、体育館でレクリエーションを行いました。富士市の班付きリーダーが企画したプログラムで、個人戦、班別対抗のゲームで大盛り上がり。富士市児童と雫石町児童の距離はグッと縮まったようでした。
アーチェリー体験
南部よしゃれを踊る研修生
午後は、鶯宿温泉スポーツセンターに移動して、アーチェリー体験と芸能体験、謎解きゲームを行いました。
アーチェリーは、初めての研修生も多かった様子ですが、回数を重ねる毎にみるみる上達し、後半には中心の黄色の枠内に当てる児童もいました。
芸能体験では、雫石高校の郷土芸能委員会の方々が伝統芸能である「さんさ踊り」を披露してくれました。その後、古くからの岩手県の民謡である「南部よしゃれ」を児童に教えてくれました。雫石よしゃれ祭りで行われるよしゃれパレードにならい、最後はみんなで練り踊りました。
小岩井農場での集合写真
牛舎見学ツアー
うるいの畑で収穫体験
昼食のラムセットをいただきます
3日目の午前中は小岩井農場に行きました。みんなで集合写真を撮ったあとは、牛舎見学ツアーで乳牛や子牛を見ました。その後、収穫体験として、うるいの新芽、ミニトマトのプチぽよ、ジャガイモをたくさん採りました。
お昼ご飯は、ラムセットをテーブルの鉄板でみんなでワイワイ焼いて食べました。
完成したチャグチャグ馬ッコ
午後は中央公民館でチャグチャグ馬ッコの絵付け体験を行いました。作り方を教えてくれた講師の階(しな)様の楽しいお話を聞きながら、個性豊かなチャグチャグ馬ッコが完成しました。
再会の約束をする富士市児童の様子
つどいの広場での集合写真
いよいよ最終日。午前9時から帰郷式を行いました。
4日間の様々な活動を通して友情が深まり、バスに乗り込む直前まで別れを惜しむ様子も見られました。
せっかく仲良くなったのに、もっと雫石町にいたい!そんな声もありました。新しい出会いと初めての経験がたくさん詰まった4日間。きっと忘れられない夏の思い出になったのではないでしょうか。
温かく迎え入れてくださった雫石町の皆様、ありがとうございました。
社会教育課(八代町1-1 富士市教育プラザ内)
電話:0545-55-0560
ファクス:0545-55-0561
メールアドレス:ky-syakaikyouiku@div.city.fuji.shizuoka.jp
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