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お達者度とは、静岡県が「65歳から元気で自立して暮らせる期間」として、死亡率と要介護割合から算出している健康指標です。令和2年の富士市のお達者度は、男性が18.32年、女性が21.55年で、男女とも過去最高値でした。
算出開始当初の平成21年のお達者度と比較すると、男性は+1.79年、女性は+1.44年と大きく伸びており、これは県内35市町中、男性は4位、女性は6位の伸びとなります。
富士市 |
男性 |
女性 |
令和2年 |
18.32年(19位) |
21.55年(16位) |
平成21年 |
16.53年(30位) |
20.11年(28位) |
平成21年からのお達者度の伸び |
+1.79年(4位) |
+1.44年(6位) |
※( )は県内35市町中の順位
静岡県 |
男性 |
女性 |
令和2年 |
18.59年 |
21.57年 |
令和3年静岡県人口動態統計によると、富士市民のうち、がん(悪性新生物)で亡くなる人の割合は全体の27.2%を占めています。死因別では最も多く、お達者度にも大きな影響を与えています。
男性のがんの約5割、女性のがんの約3割は、もし生活習慣が健康的であったなら、また、がんの原因となるウイルスや細菌に感染していなかったならば、予防できたとものと考えられています。
(がんを防ぐ新12カ条 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 2011年公表)
1 |
たばこを吸わない |
2 |
他人のたばこの煙をできるだけ避ける |
3 |
お酒はほどほどに |
4 |
バランスのとれた食生活を |
5 |
塩辛い食品は控えめに |
6 |
野菜や果物は不足にならないように |
7 |
適度に運動 |
8 |
適切な体重維持 |
9 |
ウイルスや細菌の感染予防と治療 |
10 |
定期的ながん検診を |
11 |
身体の異常に気づいたら、すぐに受診を |
12 |
正しいがん情報でがんを知ることから |
富士市各種がん検診について
大腸がんは誰にでもかかる可能性があります。令和3年のがん部位別死亡は「気管・気管支及び肺」に次いで「大腸がん」が多くなっています。
大腸にがんやポリープがあると、便に目に見えないほどのわずかな血液がつくことがあります。大腸がん検診は、便についたわずかな血液があるかどうか調べる検査で、痛みや食事制限もありません。毎年検診を受けることで死亡リスクは60%から80%減ることが研究等で明らかになっています。対象年齢の方は毎年検診を受けるようにしましょう。
富士市大腸がん検診
健康政策課健康推進担当(本市場432番地の1 富士市フィランセ内)
電話:0545-64-9023
ファクス:0545-64-7172
メールアドレス:ho-kenkou@div.city.fuji.shizuoka.jp
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