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都市計画マスタープラン地区別計画(田子浦地区まちづくり計画)

2018年07月24日掲載

都市計画マスタープラン地区別計画とは

 平成26年2月に策定した「富士市都市計画マスタープラン」では、市全体の将来のまちづくりの考え方を示す「全体構想」を踏まえ、市内を6ブロックに区分し、ブロックごとの「地域別構想」を位置付けています。「地区別計画」は、この地域別構想に基づき、概ね小学校区を範囲とした地区ごとに、地域の実情にあったまちづくりを実現するため、住民と協働で策定するものです。

田子浦地区まちづくり計画の策定背景

 田子浦地区では、平成26年4月に「田子浦地区まちづくり協議会」を組織し、地区住民主体のまちづくり活動が進められてきましたが、急速に進む少子高齢化や甚大な被害が想定される地震災害などに対応したまちづくりを推進するため、平成29年度、地区と行政との協働により、総合的な計画となる「田子浦地区まちづくり計画」を策定することとなりました。

田子浦地区まちづくり計画の策定体制

 計画の策定に当たり、まちづくり協議会・幼稚園及び小中学校PTAの各代表や、公募住民などで構成する田子浦地区まちづくり計画検討会を組織し、検討を進めました。

まちづくり計画検討会

検討会での協議内容等は以下のとおりです。

田子浦地区まちづくり計画検討会が発足しました

(写真)第1回検討会の様子

 田子浦地区まちづくり計画を策定するための組織として、地区住民56名による「田子浦地区まちづくり計画検討会」が発足しました。
 平成29年5月30日に開催された第1回目となる検討会では、規約について承認され、田子浦地区まちづくり協議会の会長である早房照芳氏が会長に就任された後、自己紹介や自分の住んでいる地区の現状等について意見交換が行われました。

第2回検討会(タウンウォッチング)を開催しました

(写真)第2回検討会の様子

 平成29年6月17日に開催された第2回検討会では、地域の魅力や問題点を確認するため、タウンウォッチングを行いました。
 タウンウォッチングとは、テーマを設定し、まちの中を歩き観察することで、地域の実情を把握する手法です。
 今回、田子浦地区を4つのエリアに分け、各グループがまちの現状を把握し、地域の優れた資源や環境を発見するとともに、様々な問題点や課題を挙げていきました。

田子浦地区の現状を把握して、まちづくりの課題を整理しよう!をテーマに第3回検討会を開催しました

(写真)第3回検討会の様子

 平成29年7月27日に開催された第3回検討会では、田子浦地区全体の現状について委員の皆様と意見を交わし、これからのまちづくりに必要なことの検討やまちづくりの目標設定をしていきました。
 今回まちづくりの目標として、平成27年度に策定された「田子浦地区まちづくり行動計画」のキャッチフレーズである【富士山、みなと、松林 みんなで創ろう未来の田子浦】を本計画の目標に設定しました。

災害リスクを踏まえ、「復興まちづくり」を事前に考えよう!をテーマに第4回検討会を開催しました

(写真)第4回検討会の様子

 平成29年10月7日に開催された第4回検討会では、防災・減災・事前復興の取組を検討するため、常葉大学社会環境学部の池田浩敬教授をお招きし、「復興まちづくり訓練」を実施しました。
 田子浦地区における災害リスクを確認し、自分達のまちが被災したら、どのような被害が発生し、その被害を最小限に食い止めるために事前に行なえること、また、生活再建や復興に向けて事前にやっておくべきこと等について意見交換しました。

田子浦地区の「これから」を考えよう!をテーマに第5回検討会を開催しました

(写真)第5回検討会の様子

 平成29年11月2日に開催された第5回検討会では、田子浦地区の「これから」を考えよう!をテーマに、まちづくりの方針、方向性の確認と、田子浦地区まちづくり計画を実現するために「求められる取組」の検討を行ないました。
 委員の皆様が普段から考えていることや、現行の取組への変更提案など、多様な意見が交わされました。今回検討した取組は、今後整理を行ない、計画書へ反映していきます。

前回に引き続き、田子浦地区の「これから」を考えよう!をテーマに第6回検討会を開催しました

(写真)第6回検討会の様子

 平成29年12月4日に開催された第6回検討会では、前回に引き続き、田子浦地区の「これから」を考えよう!をテーマに、第5回検討会の結果を基に集約した取組の優先度を検討していきました。委員の関心は、地区固有の資源活用に高い傾向がありました。
 今回の成果を基に、取組の推進を担う田子浦地区まちづくり協議会とも話し合いを行ない、計画の策定を目指していきます。

まちづくり計画の内容を確認しよう!をテーマに第7回検討会(最終回)を開催しました

(写真)第7回検討会集合写真

 平成30年2月8日に開催された第7回検討会では、まちづくり計画の内容を確認しよう!をテーマに、計画を実行するうえでの推進体制の確認と、まちづくり協議会の各部会で事前に検討した具体的な取組の発表を行いました。「まず何をするか」や「やらなければならないこと」を考えることで、計画に位置付けられる取組の円滑な実施を目指します。
 今回の検討会が最終回となるため、早房会長から出席いただいた検討委員に感謝が述べられるとともに、今後のまちづくり活動への積極的な参加が呼びかけられ閉会となりました。

田子浦地区まちづくり計画

 計7回の検討会を経て、平成30年3月に「田子浦地区まちづくり計画」が策定されました。本計画では、「富士山、みなと、松林 みんなで創ろう未来の田子浦」をまちづくりの目標とし、実現に向けた7つの方針と84の取組を位置付けました。
 今後は、本計画に基づき「田子浦地区まちづくり協議会」が中心となって取組を実施していくとともに、地区住民・事業者・行政等が連携した体制を構築することで、円滑なまちづくり活動を推進します。

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お問い合わせ

都市計画課(市庁舎6階南側)

電話:0545-55-2785
メールアドレス:toshikei@div.city.fuji.shizuoka.jp

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