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令和元年度決算
令和元年度決算の概要
令和元年度の一般会計の歳入の総額は975億7,805万円です。歳入の約50％は、市民・企業の皆さんに納めていただいた市税です。令和元年度の市税の決算額は475億9,257万円で、ほぼ前年度並みとなりました。このうち、給与所得の伸びにより個人市民税は約2億9,700万円、家屋の新増築や償却資産の堅調な設備投資により固定資産税は約4億円増加した一方で、法人市民税が一部大手法人の企業収益の減少により、約1億4,500万円減少しました。
歳出の総額は952億1,564万円です。歳出は、目的別に見ると、福祉関係の費用である民生費が33％を占め、最も多くなっています。また、新環境クリーンセンター建設事業の進捗に伴い、衛生費が増加しており、民生費に次ぐ規模となっています。今後も、子ども子育て関連経費や生活保護費などの社会保障関係経費が、高水準で推移することが見込まれます。
予算・決算の概要
予算の状況
—「生涯青春都市 富士市」の実現に向けて—
令和元年度一般会計当初予算額936億円（前年度比+105億円）
補正回数：6回
（主なもの）
幼児教育・保育の無償化に係る事業費の追加
小中学校への高速通信ネットワーク整備事業費の追加
最終予算額
989億8,249万5千円（前年度の繰越明許費繰越額16億149万5千円を含む。）
決算の状況
| 歳入総額（a） | 975億7,804万5千円 |
| 歳出総額（b） | 952億1,564万円 |
| 形式収支（a－b） | 23億6,240万5千円 |
| 翌年度へ繰り越すべき財源（ｃ） | 7,987万4千円 |
| 実質収支（a－b－c） | 22億8,253万1千円 |
決算収支の推移（一般会計）
| 年度 | 平成27年度 | 平成28年度 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 形式収支 | 31億6,126万円 | 26億5,170万5千円 | 26億7,260万4千円 | 26億539万7千円 | 23億6,240万5千円 |
| 実質収支 | 29億3,884万円 | 26億1,420万7千円 | 26億4,767万2千円 | 25億7,289万6千円 | 22億8,253万1千円 |
| 実質収支比率 | 5.9％ | 5.3％ | 5.3％ | 5.1％ | 4.6％ |
特別会計決算額
| 特別会計名 | 歳入決算額 | 歳出決算額 | 形式収支 |
|---|---|---|---|
| 国民健康保険事業 | 252億6,319万5千円 | 251億2,443万6千円 | 1億3,875万9千円 |
| 後期高齢者医療事業 | 52億2,339万円 | 52億1,232万円 | 1,107万円 |
| 介護保険事業 | 196億7,942万4千円 | 196億7,397万3千円 | 545万1千円 |
| 新富士駅南地区土地区画整理事業 | 17億976万7千円 | 17億316万2千円 | 600万5千円 |
| 第二東名IC周辺地区土地区画整理事業 | 11億4,172万9千円 | 6億8,685万4千円 | 4億5,487万5千円 |
| 駐車場事業 | 7,659万8千円 | 7,453万3千円 | 206万5千円 |
| 富士山フロント工業団地第2期整備事業 | 8億円 | 8億円 | 0円 |
| 内山 | 1億8,960万9千円 | 1億8,960万9千円 | 0円 |
| 旧今泉,一色,神戸,今宮 | 7,517万7千円 | 7,517万7千円 | 0円 |
| 須津山 | 1,144万6千円 | 1,144万6千円 | 0円 |
| 旧原田 | 4,555万2千円 | 4,555万2千円 | 0円 |
| 鈴川財産区 | 606万円1千円 | 491万8千円 | 114万3千円 |
| 今井財産区 | 255万7千円 | 173万6千円 | 82万1千円 |
| 大野新田財産区 | 763万5千円 | 494万7千円 | 268万8千円 |
| 檜新田財産区 | 270万9千円 | 91万円 | 179万9千円 |
| 田中新田財産区 | 2,259万6千円 | 269万5千円 | 1,990万1千円 |
| 西柏原新田財産区 | 27万6千円 | 27万6千円 | 0円 |
| 合計 | 542億5,771万8千円 | 536億1,253万7千円 | 6億4,518万1千円 |
歳入
【令和元年度決算】一般会計歳入財源別内訳
| 科目別 | 令和元年度収入金額 | 平成30年度収入金額 | 増減の主たる要因 |
|---|---|---|---|
| 市税（市民税・固定資産税など） | 475億9,257万円 | 469億1,968万円 | 個人市民税、固定資産税の増、法人市民税の減 |
| 国庫支出金（国からの補助金など） | 156億2,747万円 | 118億4,617万円 | 循環型社会形成推進交付金、ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金の増 |
| 市債（市の借入金） | 117億3,420万円 | 57億4,570万円 | |
| 県支出金 （県からの補助金など） | 63億4,306万円 | 55億8,046万円 | 産地パワーアップ事業費補助金の増 |
| 地方消費税交付金 （県から交付される消費税） | 46億552万円 | 49億6,004万円 | |
| 繰越金（前年度からの繰越金） | 26億540万円 | 26億7,260万円 | |
| 諸収入（貸付金元利収入など） | 15億9,319万円 | 20億1,917万円 | 県労働金庫預託金収入の減 |
| 使用料及び手数料 （市営住宅使用料など） | 15億8,558万円 | 17億5,427万円 | 保育園保育料・幼稚園保育料の減 |
| 分担金及び負担金 （施設入所者の負担金など） | 14億3,197万円 | 15億3,778万円 | 保育児童扶養義務者負担金の減 |
| 地方特例交付金 （減税分を補うための交付金） | 7億1,438万円 | 2億5,164万円 | |
| 地方交付税 （財源の偏在を調整する交付税） | 4億3,066万円 | 8億1,495万円 | |
| その他 | 33億1,405万円 | 24億1,196万円 | 財政調整基金繰入金の増 |
| 合計 | 975億7,805万円 | 865億1,442万円 |
【令和元年度決算】一般会計歳入財源別内訳
歳出
【令和元年度決算】一般会計歳出科目（目的）別内訳
| 科目別（目的） | 令和元年度支出額 | 平成30年度支出額 | 増減の主たる要因 |
|---|---|---|---|
| 民生費（子育て支援など） | 317億2,705万円 | 302億2,615万円 | 施設型給付費、私立保育園施設整備助成費の増 |
| 衛生費（保健医療や生活環境など） | 200億5,156万円 | 126億1,855万円 | 新環境クリーンセンター建設事業費の増 |
| 教育費（学校整備や社会教育など） | 99億1,370万円 | 80億6,719万円 | 小・中学校施設管理事業費（エアコン設置）の増 |
| 土木費（道路や河川の整備など) | 97億993万円 | 100億1,309万円 | 橋梁長寿命化修繕事業費、新富士駅周辺B地区整備推進費の減 |
| 総務費（市の事務管理や庁舎管理など） | 86億1,805万円 | 86億3,579万円 | 富士南まちづくりセンター建設事業費の減 |
| 公債費（市債の償還など） | 63億1,109万円 | 63億7,085万円 | |
| 消防費（消防・防災対策など） | 33億7,086万円 | 32億7,681万円 | 消火栓整備事業費の増 |
| 商工費（産業振興など） | 27億9,823万円 | 18億5,741万円 | 富士山フロント工業団地第2期整備事業特別会計繰出金、プレミアム付商品券費の増 |
| 農林水産業費（農林業や水産業の振興など） | 12億5,862万円 | 10億3,325万円 | 担い手育成総合支援事業費の増 |
| 労働費（働く人の支援など） | 8億9,888万円 | 12億1,703万円 | 勤労者住宅建設資金貸付事業費の減 |
| 議会費（議会の運営など） | 4億8,435万円 | 4億8,997万円 | |
| 災害復旧費（被災した道路・河川の復旧など） | 7,332万円 | 1億293万円 | |
| 諸支出金（土地取得費） | - | - | |
| 合計 | 952億1,564万円 | 839億902万円 |
【令和元年度決算】一般会計歳出科目（目的）別内訳グラフ
【令和元年度決算】一般会計歳出性質別内訳
| 区分 | 令和元年度決算額 | 平成30年度決算額 | 増減の主たる要因 |
|---|---|---|---|
| 消費的経費-義務的経費-人件費 | 138億5,455万円 | 138億5,506万円 | 退職手当の減 |
| 消費的経費-義務的経費-扶助費 | 188億561万円 | 179億1,856万円 | 児童扶養手当扶助費の増 |
| 消費的経費-義務的経費-公債費 | 63億1,089万円 | 63億7,082万円 | |
| 消費的経費-義務的経費-[小計] | 389億7,105万円 | 381億4,444万円 | |
| 消費的経費-その他の経費-物件費 | 151億877万円 | 139億4,943万円 | その他職員管理費の増 |
| 消費的経費-その他の経費-維持補修費 | 15億3,602万円 | 16億9,379万円 | |
| 消費的経費-その他の経費-補助費等 | 73億5,973万円 | 72億9,286万円 | |
| 消費的経費-その他の経費-積立金 | 4億3,646万円 | 6億1,897万円 | 財政調整基金積立事業費の減 |
| 消費的経費-その他の経費-投資及び出資金 | 2億7,726万円 | 3億1,822万円 | |
| 消費的経費-その他の経費-貸付金 | 8億2,274万円 | 12億963万円 | 勤労者住宅建設資金貸付事業費の減 |
| 消費的経費-その他の経費-繰出金 | 81億1,817万円 | 70億9,483万円 | 富士山フロント工業団地第2期整備事業特別会計繰出金の増 |
| 消費的経費-その他の経費-[小計] | 336億5,915万円 | 321億7,773万円 | |
| 消費的経費-[計] | 726億3,020万円 | 703億2,217万円 | |
| 投資的経費-補助事業 | 134億5,912万円 | 53億6,216万円 | 新環境クリーンセンター建設事業費の増 |
| 投資的経費-単独事業（含受託） | 87億2,651万円 | 78億2,787万円 | 新環境クリーンセンター建設事業費の増 |
| 投資的経費-県営事業負担金 | 3億1,741万円 | 2億8,389万円 | |
| 投資的経費-他団体事業施行負担金 | 908万円 | 1,000万円 | |
| 投資的経費-災害復旧事業 | 7,332万円 | 1億293万円 | |
| 投資的経費-[計] | 225億8,544万円 | 135億8,685万円 | |
| 【歳出合計】 | 952億1,564万円 | 839億902万円 |
【令和元年度決算】一般会計歳出性質別内訳グラフ
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