2022年04月02日掲載
2020年7月に薬事承認された9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの「シルガード9」は、現在定期接種の対象ではないため、接種を希望する場合は任意接種となり、接種費用は全額自己負担になります。
富士市では定期接種として認められている2価・4価HPVワクチンの接種に代わり、「シルガード9」の接種を希望する人またはその保護者の方の経済的負担を軽減するため、接種費用の一部補助を行います。
なお、接種に要した金額が補助額を下回る場合は接種に要した金額とする。
※接種金額は任意接種のため各医療機関によって異なります。
※一部補助であり、全額補助ではありません。
流れ | 必要書類 | 備考 |
---|---|---|
(1)事前に窓口にて申し出 (窓口)富士市健康政策課(フィランセ西館1階) |
・母子健康手帳 ・HPVワクチン予防接種予診票(2価・4価ワクチン)3枚 |
・4月から順次、定期接種及びキャッチアップ接種の予診票をお送りしますが、9価HPVワクチンの接種には使用できませんので、予診票は窓口に必ず返却してください。 ・母子健康手帳を紛失した人は申し出てください。 |
(2)実施医療機関にて9価HPVワクチンを接種後、接種費用全額を医療機関に支払う |
・母子健康手帳 |
任意接種のため、市外・県外の医療機関でも事前手続き不要で接種できます。 |
(3)接種後、補助交付申請(補助規定額を払い戻し) |
・子宮頸がん予防9価HPVワクチン接種費補助金交付申請書 ・接種済証または母子健康手帳の写し ・領収書(原本、写し不可) |
・交付申請書は(1)の申し出時にお渡しします。 ・申請は年度単位になります。年度をまたいで接種する場合はそれぞれの年度内での申請が必要です。 |
接種回数 | 3回 |
標準接種スケジュール | 2回目:初回接種の2か月後 3回目:2回目接種の4か月後(初回接種から6か月後) |
予防できるHPVの型 | 16、18、31、33、45、52、58型(高リスク型) 6、11型(低リスク型) |
接種後の副反応等で生じた健康被害に対する救済は予防接種健康被害救済制度の対象とならず、医薬品副作用被害救済制度等の対象になりますので、御理解の上で接種してください。
「シルガード9」の接種は、現在、医薬品安全性監視活動の対象となっており、被接種者の情報を登録する必要があり、承認を受けた医療機関でしか接種できません。
定期接種またはキャッチアップ接種の実施医療機関であっても接種不可の医療機関もありますのでご注意ください。
健康政策課健康推進担当(本市場432番地の1 富士市フィランセ内)
電話:0545-64-9023
ファクス:0545-64-7172
メールアドレス:ho-kenkou@div.city.fuji.shizuoka.jp