今年度は、市制施行50周年の年であり、また第五次富士市総合計画後期基本計画がスタートするという節目の年に当たります。今後の富士市のあるべき姿を見据え、「ひとづくり」そして「まちづくり」を次世代へつないでいくための施策に重点を置いた予算を編成しました。
■一般会計は減額
今年度の予算規模は、前年度に比べ一般会計が26億円の減額になる一方、特別会計が6億8,843万円、企業会計が25億6,072万円それぞれ増額になり、全会計で6億4,915万円の増額になる1,704億9,418万円です。
◇一般会計
岩松小学校校舎改築や富士宮市との共同消防指令センター整備などが完了し、投資的経費が減少したことなどによるもの。
◇特別会計
後期高齢者医療・介護保険の給付費の増や土地区画整理事業の事業費の増などによるもの。
◇企業会計
水道事業の八代町配水池整備や病院事業の電子カルテシステム更新などの事業費の増などによるもの。
■自主財源比率は65.8%
一般会計予算の歳入のうち、自主財源が占める割合は65.8%です。自主財源には、市税や公共施設の使用料、住民票の発行手数料などが当たります。このうち、市民や企業の皆さんから納めていただく市税は、8割以上を占めています。
前年度に比べ、自主財源比率は1.0ポイント上昇しました。これは大規模な投資的事業の完了に伴う市債など依存財源の減によるものですが、市税の増も見込まれており、引き続き高い比率を維持しています。
■市制施行50周年記念事業の実施
市制施行50周年を記念した事業として、記念式典や記念碑の設置、全国工場夜景サミット開催、市立博物館リニューアルオープン、「ふじ・紙のアートミュージアム」開設など多彩な事業を実施します。
★詳しい内容は、市ウェブサイト【くらしと市政→市政情報→財政→予算→平成28年度予算】をごらんください。
【問い合わせ】
財政課 電話:55-2725 ファクス:53-0909
Eメール:zaisei@div.city.fuji.shizuoka.jp