富士市 FUJI CITY Official Site

　工業統計調査を昨年12月31日現在で実施しましたが、このほど調査結果がまとまりました。
　国内景気の不振を反映し出荷額の減ったものや国外防止などのため操業短縮で伸びなやんだ産業も見られましたが、ほとんどの産業が順調な伸びを示しました。この結果、昨年1年間の富士市の工業出荷額は、4,568億360万円で、45年の3,742億6,343万円を大幅に上回り、県下第1位となりました。


県下の出荷額上位5市
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　　　　　46年出荷額　　　事業所数　　従業者数
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富士市　　　4,568億円　　　1,168　　　45,529人
浜松市　　　4,492億円　　　4,389　　　79,720人
清水市　　　3,415億円　　　1,189　　　37,234人
静岡市　　　2,420億円　　　4,314　　　44,206人
沼津市　　　1,997億円　　　1,467　　　29,843人
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県総計　3兆　 540億円　　 25,672　　 454,021人
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　産業別に出荷額を見ると依然として紙・パルプが中心となり1,812億955万円で全体の39パーセントを占めています。しかし、全体を占める割合は合併時の昭和41年の51パーセントに比べ大幅に低下しています。
　これに対し、他の産業の占める割合は年ごとに増加しています。化学工業は954億9,471万円で20.9パーセント（昭和41年16.8パーセント）輸送機械は761億6,125万円で16.7パーセント（13.2パーセント）、電気機械は603億9,468万円で13.2パーセント（6.3パーセント）、食料品は134億8,281万円で2.9パーセント（2.8パーセント）などが主なものです。
　事業所数は、一部紙加工業の廃業などもありましたが、1,168事業所と前年より15事業所増加しました。41年の1,061事業所に対しては、107事業所の増加と順調に増えています。
　従業者数は、45,529人で前年より1,845人増加しました。41年は3,647人でしたので、9,053人の増加となっています。これを１事業所当りで見ると約39人となり41年が約34人でしたので、ここ数年間に各事業所が大型化されているものと思われます。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 化学工業の出荷額が大幅に伸びる