
平成23年度のスタートによせて
校 長 金 子 威 朗
4月は、いつも、晴れやかで、期待や喜びや希望に満ちてます。しかし、本年度のスタートほど、戸惑いと、不安と、懸念に満ちた年も今までなかったと思います。
3月11日におきた東日本大震災は、まだ被害の全容すらつかめないほどのすさまじいものでした。テレビに映し出される映像からは、「生きる」叫びが聞こえてきます。いまだ余震もおさまりません。また、15日には、富士宮市を中心に大きな地震が発生し、この富士市でも被害は随所に見られました。
自然が持つ力と、それを前にした人間の小ささに、打ちのめされそうにすらなります。
今は、あらためて、自分の生き方や暮らし、家族や地域を考えなおす時期なのかもしれません。
各担任からは、今日、子供たちに向けて、この震災を教訓に改めてしっかりと生きることを、学年に応じてわかりやすく話されました。
私たちは、本年度、静岡県の教育の目標である「有徳の人(自分を伸ばし個として自立した人・人とのかかわり合いを大切にする人・よりよい社会作りに参加する人)つくり」を受けて、
「みんなが来たくなる 楽しい学校」をつくることを合い言葉に、
「 自分の根をはり 共にのびる 」
を、学校教育目標と定めました。
自分の足でしっかり立つこと〜みんなで力を合わせ、支え合い励まし合い生きることを大切にしながら、職員一丸となって児童の教育に取り組もうと考えています。
私たちが、今、仲良く助け合いがんばることで作られる輪は、本校のすべての子供たちの心に届き、地域に広がり、さらに大きく育ち、人の輪を必要としているすべての人にも届くものと信じています。
保護者の皆様・地域の皆様にあっては、本校の教育活動をあたたかくお見守りいただき、23年度も、よりよい学校つくり・よりよい人つくりのためにお力をお貸しいただけますようお願いいたします。