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港のまめ知識

港の種類

1 国際戦略港湾

国際海上貨物輸送網の拠点となり、かつ、当該国際海上貨物輸送網と国内海上貨物輸送網とを結節する機能が高い港湾で、全国に5港あります。

2 国際拠点港湾

国際戦略港湾以外の国際海上貨物輸送網の拠点となる港湾で、全国に18港あり、静岡県内では清水港が該当します。

3 重要港湾

国際戦略港湾、国際拠点港湾以外の海上輸送網の拠点となる港湾で、全国に102港あり、静岡県内では田子の浦港と御前崎港が該当します。

4 地方港湾

上記3種港湾以外の港湾で、全国で807港あります。

5 避難港

地方港湾のうち小型船舶の避難港として指定された港湾で、全国で35港あります。

6 56条港湾

港湾地区の定めがなく、港湾法第56条に基づき都道府県知事が公告した水域のことをいい、全国で61港あります。

行政用語

1 港湾管理者

港湾法に基づいて、港湾を全体として開発、保全し、管理運営する公共的責任の主体をいいます。
現在、田子の浦港は静岡県(田子の浦港管理事務所)が港湾管理者となっています。

2 港湾における行政

港湾管理者以外にも、港湾に関連した行政があります。
船舶の航行安全等を行う港長事務、税関事務、検疫事務、入国管理事務などがこれにあたります。

3 港湾区域

国土交通大臣又は都道府県知事が、一体の港湾として管理運営するために認可した必要最小限度の水域です。
港湾管理者が港湾法により管理権を行使する区域のひとつです。

4 臨港地区

港湾の管理運営に必要な最低限度の陸域で、都市計画法の規定により指定された地区または港湾法の規定により港湾管理者が定めた地区のことをいいます。
港湾の機能が確保できるように、港湾区域を地先水面とする一定の地域に指定されています。

5 港湾隣接地域

港湾を保全し、港湾施設を維持し、港湾背後地を保全するために、港湾区域に隣接する区域として、港湾管理者が指定した地域です。
「港湾区域」、「臨港地区」と同様に港湾管理者が管理権を行使する区域のひとつです。

6 港湾計画

港湾管理者が将来の港湾についての目標を定めた基本計画です。
港湾法第3条に基づいて田子の浦をはじめとする重要港湾には作成が義務付けられており、港湾整備や運営管理の指針となります。
田子の浦港では、平成13年7月に港湾計画が改定されています。

7 改正SOLAS条約

海上における人命の安全のための国際条約です。
平成13年に起こった同時多発テロを契機に改正し、世界中の港湾でテロ対策をはじめとした保安対策に取り組むこととなりました。田子の浦港でも、清水港、御前崎港と同様に平成16年7月から保安対策に取り組んでいます。
※SOLASは、「Safety of Life at Sea」の略です。

港の施設

1 航路(こうろ)

港を出入りする船舶の通路のことです。

2 泊地(はくち)

船舶が安全に停泊するための水域のことです。

3 防波堤

外海からの波を防いで港湾の静穏をたもつための堤防のことです。

4 護岸

波による海岸の浸食や崩壊を防ぐための施設のことです。

5 岸壁

船舶を接岸、係留させて、荷物の積みおろし、旅客の乗降などの利用に供する施設のことです。

6 エプロン

岸壁の陸側にあって、背後の上屋、野積場などまでのスペースのことです。

7 上屋

荷揚げした貨物や船に積み込む貨物の荷さばきや一時保管を行うための施設のことで、通常エプロに設置されます。
貨物を長期保管することを目的とする倉庫とは区別されます。

8 野積場

石炭、鉱石、木材のように屋外においても構わない貨物の一時保管場所ことです。

9 埠頭

岸壁、物揚場等の繋留施設及びその背後の上屋、倉庫など陸上整備を含めた広い範囲での臨港地帯のことです。

10 ドルフィン

船舶係留のために水中に設ける柱上構造物で、陸から孤立している系船岸です。系(繋)船杭ともいいます。田子の浦港では石油埠頭がドルフィンタイプになっているものがあります。

船舶用語

1 総トン数(G/T)

船舶内部の総容積から、運輸省令で定めた基準に該当する開口容積を除き、立法メートルで表した値に、さらに一定の係数をかけて算出した値です。
(2.83立法メートルが1トンとなります。)

2 重量トン数(D/W)

貨物を満載した状態での重量と、船舶のみの重量の差で表します。燃料や飲料水等も重量トン数に含まれますが、ほぼ船舶が積載できる貨物の重量を示しています。載貨重量トンともいいます。
(1,016キログラムが1トンとなります。)

3 ノット

船の速さを表す単位です。
(約1,852メートル/時を1ノットとしています。)

4 喫水(吃水)

船体の水面下に沈んでいる深さのことをいいます。

5 ハンディマックス

中型の4万から5万載貨重量トン、これ以下はスモールハンディと呼ばれます。

6 パナマックス

パナマ運河を通行できる最大船型のことです。普通パナマ運河にあわせた最大幅32.2メートルをとり、計画喫水12メートル前後、載貨重量トン6万~7万載貨重量トンの貨物船舶のことです。

7 プレジャーボート

スポーツ又はレクリェーションの用に供するヨット、モーターボート及びその他の船舶のことです。

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用語解説については、「Weblio」までお問い合わせください。

お問い合わせ

産業政策課港湾振興室(市庁舎5階南側)

電話:0545-55-2816
ファクス:0545-51-1997
メールアドレス:sa-sangyou@div.city.fuji.shizuoka.jp

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