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緊急地震速報について

大規模地震が発生した直後に気象庁が発表する「緊急地震速報」について説明します。
緊急地震速報が聞こえた時には、すぐに身を守る行動を取りましょう。

緊急地震速報とは?

 緊急地震速報は、地震が発生した際に震源近くの地震計で地震の初期微動(P波)をキャッチし、位置、規模、想定される揺れの強さを自動計算します。その結果、地震の最大震度5弱以上と推定された場合に、強い揺れ(震度4以上)が起こる地域にいち早く知らせるものです。
 ただし、震源が近かったり、震源の深さが浅い場合には、緊急地震速報が間に合わず、揺れが起こってしまってから緊急地震速報が流れることもあります。

 緊急地震速報は、テレビやラジオなどから情報が流れます。また、富士市では「全国瞬時警報システム(J-ALERT)」を導入しており、そのメニューの一つとして緊急地震速報を同報無線から放送します。9月の防災訓練や、12月の地域防災訓練では実際に地震が起こったときに自動放送する音声を使用しております。市民の皆様は、この音声を覚えていただき、いざというときにあわてずに行動できるよう備えてください。
 ※全国瞬時警報システムについては、関連リンク「全国瞬時警報システムについて」をご確認下さい。

 また令和5年2月1日から、緊急地震速報の発表基準に「長周期地震動階級」の予測値が追加されます。震度の基準に加え、長周期地震動階級3以上が予測された場合にも緊急地震速報が発表されるようになります。
 「長周期地震動階級」とは、大きな地震が発生した際に高層ビル等が大きく長時間揺れることから、震度とは異なる基準で揺れの程度を表すものです。
 「長周期地震動階級」が発表基準に追加されても、緊急地震速報が発表された際に取るべき行動は変わりません。落ち着いて、まずは身の安全を確保してください。

緊急地震速報の活用について

 緊急地震速報が発表されてから強い揺れが来るまで、数秒から十数秒程度の余裕しかありません。しかし、限られた時間の中で落ち着いた行動をとれば、さまざまなケースで身に迫る危険を回避することができます。

◇家庭の場合
 火を使っている場合はガスを止める。 転倒する恐れのある家具から離れる。身近な物で頭を保護し、丈夫な机の下などに隠れる。

◇屋外の場合
 ブロック塀の倒壊に注意する。 看板の落下やガラスが飛散する場所から離れる。 丈夫なビルの中に避難する。 広い敷地に移る。

◇その他の場合
 エレベーターに乗ってる時は最寄の階ですぐに降りる。 山や崖付近では落石に注意する。 鉄道内ではつり革や手すりにつかまる。

 緊急地震速報を利用するうえで一番大切なことは、日頃からさまざまなケースでどのように行動するのかを考えておくことが重要です。せっかく揺れが来る前に情報を得ることができても、慌てて混乱してしまったら命を守ることができません。 いざという時に備えるため、落ち着いた行動がとれるように日頃からイメージしておきましょう。

富士市の取組みについて

 富士市では、平成19年8月20日号の「広報ふじ」で緊急地震速報について掲載したほか、気象庁で作成した緊急地震速報PRビデオ(DVD)の貸出しを防災危機管理課で行っております。
 また、平成20年度以降は市内の小中学校、まちづくりセンター、市立幼稚園、市立保育園など合計153箇所の公共施設に緊急地震速報を設置しました。

お問い合わせ

防災危機管理課 (消防防災庁舎3階)

電話:0545-55-2715 
ファクス:0545-51-2040
メールアドレス:bousai@div.city.fuji.shizuoka.jp

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