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教育委員研修(移動教育委員会のページ)

 学校訪問や語る会等、教育委員研修の取り組みについて紹介します。

教育委員会研修(移動教育委員会)とは?

 地方分権が進展するなか、教育委員会にはより一層の自立性や独自性が求められています。富士市教育委員会では、国や県の動向を踏まえ、富士市ならではの魅力ある教育を推進するため、今日的な教育に関する課題や教育の実態をテーマとした教育委員の研修会を積極的に実施しております。また、その一環として、学校訪問も積極的に行い、授業参観や評議員・保護者との懇談などを通じて、現場の状況把握にも努めております。本年度も引き続きふじの教育の充実をめざし、教育委員研修会を実施いたします。
 また、教育委員研修の内容や移動教育委員会の様子をウェブサイトで公開し、教育委員会の活動を市民の皆様へ御理解いただく機会としたいと考えております。

平成29年度教育委員研修

12月21日(木曜日)ふじやま学園を視察しました。

 今年度三回目となる移動教育委員会は、ふじやま学園(福祉型障害児入所施設)を視察しました。
 はじめに、山田園長と後藤指導主任より、施設の概要や利用状況等について、資料をもとに丁寧に説明していただきました。(写真左)
 ふじやま学園は、児童福祉法に基づき、18歳未満の知的に障がいを持つ児童を支援する施設で、市の事業という強みを生かして様々な機関と連携しています。
 入所児への支援では、個々の発達段階に応じたプログラムを組み、きめ細かな支援を通して、日常生活において自立に必要な知識や技能を身につけ、社会に適応できるよう支援しています。また、在宅児への支援では、相談支援はもちろんのこと、短期入所(ショートステイ)、日中一時支援、公開講座等、施設を開放した支援を積極的に行っています。
 現在の入所児は35名で、児童生徒の登下校の時間帯は学校学年ごとに異なるため、職員が各校の時刻に合わせて対応しています。また、安全確保のため、職員が付き添って登下校をする児童もいます。
 寮の共同スペースには、大きなコルクボードが設置されていました。入所している児童生徒一人一人のために、学校の便りを掲示するコーナーを確保し、その上には、所在が確認できるプレートが掛けられていました(写真中央)。また、着替えや翌日の支度、家庭学習や布団敷き等、帰宅してから済ませることを具体的に列挙した掲示があり、児童生徒は職員に見守られ、時には支援を受けながら、一項目ずつ確認して実行しているとのことでした。
 その他、子どもたちが地域交流室(体育館)で遊んでいる間は、トイレを一人ずつ使うように気を配り、浴室も順番に利用するなど、トラブルを未然に防ぐ努力をしていると伺いました。また、洗濯用の洗剤をフイルムケースに入れて一回分を正しく使えるようにする、学用品の紛失を防ぐため一括して管理する部屋も設けるなど、細かな配慮があることを知ることができました。
 見学の最中に、ちょうど帰宅してきた児童に会うことができました。明るく元気の良い挨拶に、参加者の表情も自然とほころびました。見学させていただいた日はクリスマス間近ということもあり、建物で囲まれた小さなスペースに電飾を張り巡らせ、ツリーも飾られていました。子どもたちの気持ちが明るくなるようにする温かな気配りに心が温まりました(写真右)。
 ふじやま学園の児童生徒は、年齢や発達段階にあわせて近隣の県立特別支援学校、地域の小・中学校に通学しています。施設見学や担当者の説明を通して、職員の方々が様々な勤務形態を取り、日々苦心しながら、子どもたちが自立できるようにするための工夫を積極的に行い、献身的に支援している現状を知ることができ、大変貴重な機会となりました。
 今後も関係する様々な機関と連携しながら、健やかに子どもたちが成長できるよう、この研修で得た成果を生かしていきたいと考えています。

施設概要説明の様子

掲示用のボードとネームプレート

クリスマスの電飾

11月20日(月曜日)富士市立原田小学校で教育委員研修を実施しました。

 今年度二回目となる移動教育委員会(教育委員研修)は、原田小学校を訪問しました。
 原田地区は本市の東部に位置し、吉原、今泉、吉永地区と隣接しています。地域には湧水源が至る所にあり、湧水量も豊富にあることから、製紙工場がこの地域に多く建てられた歴史があります。かつては、蛍がたくさん飛び交い、今も自然生息している場所があります。地域の活動も活発で、様々な活動に地域住民や小中学生がたくさん参加しています。
 原田小学校は明治6年に開校し、創立110周年を迎えます。今年度は14学級に363名の児童が在籍し、学校教育目標に「正しく かしこく たくましく」を掲げ、「徳」「知」「体」の健全な成長を目指し、魅力ある授業づくりを中心とした学校づくりに取り組んでいます。
 全校清掃では児童が黙々と活動に取り組み、校舎をきれいに保とうと誠実に働く姿がとても印象的でした。廊下ですれ違った多くの児童が進んで挨拶し、優しさと温かさが感じられました。
 授業参観では、子どもたちが生き生きと課題に取り組み、友達と関わりあいながら学習していました。特に、目を輝かせながら挙手する姿、友達の意見と似たところや違うところを話して意見をつなぐ姿、調べてきたことを楽しそうに説明する姿等、学びを楽しむ様子が随所に見られました。
 定例会後の懇談には、日頃から児童と密接に関わり、様々な場面でご支援くださっている原田小学校のPTA会長、学校評議員、主任児童委員、スクールカウンセラー、特別支援教育サポート員、ふれあい協力員の皆様にご出席いただきました。テーマは、原田地区の子どもたちの健全な育成に向けて、学校、家庭、地域、児童クラブ、市が互いに連携し、協力し合って児童の育成に取り組むため、「学校と地域の教育力を高める連携の在り方」としました。
 懇談では、それぞれの立場で原田小学校の児童に関わっている状況や感想等を紹介していただきました。まず、主任児童委員やふれあい協力員の皆様には、日頃から読み聞かせ等を通して学校に積極的に入り、子どもたちと関わりながら学校と保護者とをつないでいただいていることが分かりました。また、スクールカウンセラーや特別支援教育サポート員の皆様には、子どもたちの気持ちに寄り添いながら関わり、子どもへの理解を深めつつ、様々な機関につないでいただいていることを知りました。さらに、PTA会長や学校評議員の皆様には、それぞれの立場から長年にわたって子どもたちの育成に携わり、子どもや保護者との信頼関係を深め、地域の活動をお支えいただいていることが分かりました。懇談を通して、学校が地域の方々や様々な機関とつながり、常に情報共有や相談ができる体制を整えていることを知ることができました。
 本市では、学校や児童生徒を中心として作られる「地域の人の絆」を大切にしています。今後も、家庭や地域社会との連携を深めながら、教育環境を充実させ、学校と地域双方の発展を目指していきたいと考えています。

山田教育長の挨拶

懇談の様子

6月21日(水曜日)富士市立天間小学校で教育委員研修を実施しました。

 今年度最初の移動教育委員会(教育委員研修)は、天間小学校を訪問しました。
 当校は、富士宮市に接する本市の北西部に位置し、昭和54年に、地域の方々の熱い思いによって創立されました。今年度は、331名(平成29年5月1日現在)の児童が通学し、各学年に2学級ずつあり、2つの特別支援学級を含めて14の学級があります。
 当日は午後から大雨が降り出し、視界が悪い中、男性の先生が校門で出迎えてくださり、ズボンの裾がびしょ濡れになりながら、駐車場を手際よく案内していただきました。警報発令が心配される中、先生方をはじめ、児童が笑顔で挨拶してくださり、温かく迎えていただいたことを大変ありがたく思いました。
 校舎に入ると、給食後の片付けで忙しい時間帯にもかかわらず、廊下や階段は静かで、ごみ一つなく、すっきりとしていました。児童は、朝の時間に清掃を行っており、朝清掃の継続によって、自分たちが一日を過ごす学校の環境を、自分たちでつくる意識が学校全体に浸透し、常に学校をきれいに保つことが、自然とできるようになっている様子が感じられました。
当校では、学校教育目標「心をつなぐ」の実現を目指し、重点目標に「聴き合い 学び合う」を据え、児童一人ひとりの三つの種を育てています。
 ①「がんばりの種」…難しいことや大変なことにも粘り強く、投げ出さずに挑戦する
 ②「やさしさの種」…人の気持ちが分かる思いやり、感謝する心を持つ
 ③「げんきの種」…よく動く体、病気や怪我に負けない体を作る
 低学年の学習では、先生が場所を移動しながら児童の視線を発言者に集め、子どもの発言を丁寧に聴きながら、周りで聴いている児童にも声をかけ、みんなで一緒に考えることを促し、集中して聴き合う姿が見られました。高学年の学習では、児童が移動しながら自分の考えを説明し、友達の説明に耳を傾けながらじっくりと考える姿が見られました。授業中、雨足が一段と激しくなりましたが、どの学年の児童も、学習に集中している姿が印象的でした。
 当校には、考えを深め、話し合いを活発にするための手立てや、自分から進んで学ぶことができる手立てが準備されていました。高学年の教室には、「比較」「分類」「関連づけ」等、目的に合わせて、考えが見えるように整理できるプリントが、いつでも活用できるようになっていました。また、話し合いにおいても、先生が児童の意見の要点を黒板に記録する際に、図式化して整理し、学習の全体像や経過が分かるような工夫がなされていました。さらに、図書室には、目的や用途に合わせ、記録用のプリントが数種類用意され、随所に学びをサポートする仕掛けが見られました。
 教育委員会定例会後に予定していた「教育委員と教職員と語る会」は、警報が発令されたため、学校長による学校の概要説明を伺い、児童の安全な下校を優先して中止しました。
 大雨警報が発令された状況の中、教職員が児童に冷静に行動するよう指示し、的確な対応をして、子どもの安全を確保する危機管理について、実際の様子を見ることができた貴重な機会となりました。

高学年の授業風景

低学年の授業風景

平成28年度教育委員研修

1月20日(金曜日)富士市立吉原第二中学校で教育委員と語る会を実施しました。

 今年度最後の移動教育委員会(教育委員研修)は、吉原第二中学校を訪問し、学校を支える地域の方々や学校評議委員、PTA役員と語る会を実施しました。
 吉原二中の生徒数は585名で、各学年6学級、特別支援学級2学級、計20学級あります。校区は南北と東に長く、調査では登下校に1時間程度を要する生徒が、全体の10%近くいる程の広さがあります。
 学校では、学校教育目標「学び合い 心をつなぎ合う」生徒の育成に向け、一日の大半を占める授業の充実を図るとともに、その基盤となる温かい学級づくりを大切にしています。特に、人間関係づくりプログラムをはじめとした様々な実践を通して、思いやりの心を育み、良好な人間関係の構築に重点的に取り組んでいます。また、二中生は、赤十字の精神に基づくJRC活動に長年取り組み、ボランティア活動に積極的に参加し、地域の環境保全や社会福祉に貢献しています。
 授業参観では、落ち着いて学習に取り組む様子や仲間の意見を最後まで真剣に聴こうとする生徒の姿が印象的でした。移動中は、生徒の皆さんが自ら気持ちのこもった挨拶や会釈をしてくれ、非常に温かな雰囲気が伝わってきました。
 その後の語る会では、まず、生徒の活躍している様子が話題になりました。地域の代表者からは、わき水が流れる田宿川の清掃活動において、ボランティアで参加した生徒たちが、寒い時も進んで川に入り、刈った川藻を一生懸命かき集めて川岸に上げていること、町内会長も頼りにしている程の働きぶりで、3年生がしっかりと下級生をリードして活動に取り組んでいることを伺いました。また、学校評議員の方からは、地域の防災訓練において、生徒たちが石を積んで即席のコンロを作り、飯ごう炊飯やカレー作りを担当して参加者に提供したことや、DIG(災害図上訓練)に参加して、地域の危険箇所を探してマップにまとめ、発表した内容が町内会長の好評を得ていたことを伺いました。さらにPTA役員からは、様々な行事一つ一つで真剣に取り組む姿が見られ、大変すばらしいと感じていることを伺いました。
 次に、教員の多忙化解消に向けた様々な提言や意見をいただきました。スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーなどの専門職の増員や教職員との一層の連携による生徒の支援体制づくり、まちづくり協議会との更なる連携によるグリーンベルトの維持管理や地域における様々な活動の充実、PTAと学校の連携を深めるPTA活動の活性化など、いただいた数々の貴重なご意見から、より積極的に学校を支えていこうと考えている保護者や地域の方々の熱い思いが伝わってきました。
 最後に山田教育長は、これからの学校は、学校、家庭、地域が児童生徒に関心をもち、教育活動をともに考えて携わっていこうという時代になってきていることに触れ、よりよい子どもたちを育てていくには、学校だけではなかなか力が及ばないこともあることをご理解いただき、地域とともにある学校をともに目指していきたいと述べ、中学生の姿や学校の様子を基にした感想や意見を今後の教育行政に生かしてまいりたいとお礼と感謝を述べました。

挨拶する山田教育長

語る会の様子

11月21日(月曜日)静岡県立吉原林間学園を視察しました。

 本年度は、静岡県立吉原林間学園の視察を実施いたしました。
 当園は、全国で2番目の情緒障害児短期治療施設として、昭和37年9月1日に開設されました。軽度の情緒障害によって、集団生活への不適応行動が見られる県内の児童生徒を対象に、健全な社会生活に復帰することを目指し、短期間児童生徒を家庭から預かり、心理治療、生活指導、学校教育の三分野から療養を行っています。学習部は、富士市立大淵第一小学校と大淵中学校の分教室となっていて、自閉情緒特別支援学級として、本市小中学校の教職員が所属しています。
 はじめに、授業を参観させていただきました。40名の児童生徒が熱心に学習に取り組んでいました。先生方は体験を重視した活動を積極的に取り入れ、児童生徒一人一人の実態に合った方法で支援を行っていました。途中で学習の継続が困難な状況が発生しましたが、複数の先生方が速やかかつ的確に対応し、必要な役割を担っていました。園内の施設については、教頭先生の説明をいただきながら、体育館、カウンセリング室、心理療法室、寮の食堂や談話スペース、個室などを見学させていただきました。
 教育委員と語る会では、教頭先生から当園の概要を説明していただき、学習部の先生方から学校現場の厳しい実情に、教職員のチームワークと工夫で対応している状況をお話していただきました。
 まず、教材備品や教具をはじめとする様々な物品の不足については、児童生徒に生じた学習の空白部分を補うため、体験を重視した学習活動によって理解を深めたい、本物を通して児童生徒の情操面を育てたい、効果的な教具によって理解を促したいと考えており、先生方が手作りで分かりやすい教材を準備して対応していることを伺いました。
 当園では、小学部と中学部の学習指導を、教頭を含む11名の教職員が担当しています。何かあると複数の教職員が対応する必要が生じますが、教職員がお互いのクラスを意識しながらチームワークで対応していること、進路指導は進学や就職先が全県に及ぶため、担当者が方々に依頼し、情報を収集しているご苦労があることも伺いました。
 その他、市内の小中学校教職員は、当園の存在を知っていても、詳細は分からない現状があるため、当施設を理解するための機会があることを望む意見がありました。
 最後に、教育委員会を代表して、加藤馨一教育長職務代理者がご挨拶申し上げ、先生方が児童生徒の復帰を第一に考え、深い心の闇を抱える児童生徒の気持ちに寄り添い、体を張って日々尽力されていることに敬意と感謝を述べ、教育委員研修の機会をご提供くださったことへのお礼を述べました。
 富士市は特別支援教育に力を入れています。吉原林間学園は、県内全域から児童生徒が入所しているため、今後も県教育委員会や関係する様々な機関と連携を密にして、健やかに子どもたちが成長できるように、この研修で得た成果を生かしてまいりたいと考えております。

二学年で一教室を使用

寮の食堂 一人用の席もある

寮の談話スペース たった一台のテレビを使う

6月21日(火曜日)富士市立富士川第二小学校で教育委員と語る会を実施しました。

 今年度最初の移動教育委員会(教育委員研修)は、富士川第二小学校を訪問しました。
 富士川第二小学校は全校生徒357人で、各学年2学級、計12学級あります。また、富士川第二中学校、松野こども園と隣接し、幼・保、小、中の全施設が集中した環境にある利点を生かし、コミュニティ・スクール(学校運営協議会)、幼・保、小、中の連携を推進しており、本市のパイロットスクールとして、地域と学校間の緊密な連携を図るため、先駆的な取組を積極的に実践しています。
 学校の重点目標に、「つなぐ」を掲げ、友達や地域と積極的にかかわることで、人間関係力の向上や学びを深めることをめざし、357名の児童の成長を22名の全教職員で支え、地域とともにある学校の実現に向けた諸取組を実践しています。
 校内を歩くと、子どもたちが元気な明るい挨拶で迎えてくれました。授業参観では、少人数算数、国語、家庭科、総合的な学習、書写、道徳など、様々な教科を見させていただきました。落ち着いた雰囲気の中、グループで真剣に話し合う姿(写真左)、友達の発表に耳を傾けて真剣に見守る姿(写真中央)など、友達とかかわり合い、のびのびと学習に取り組む子どもたちの生き生きとした表情がとても印象的でした。

写真(グループで真剣に話し合う様子)

写真(友達の発表に耳を傾けて真剣に見守る様子)

写真(富士川第二小学校教職員と教育委員との懇談会)

 その後、学校関係者(校長、教頭、教務主任、5・6年部、少人数指導担当)と教育委員との懇談会を実施しました(写真右)。冒頭に、校長先生より富士川第二小学校の紹介や児童の様子についてお話を伺いました。続いて、小学校の先生方による、中学校への乗り入れ授業の現状や成果、課題についてお話いただき、教育委員の質問に対しても、誠実な回答をいただきました。
 中学校の教職員による小学校への乗り入れ授業の成果として、中学校における専門的な指導を高学年の段階で体験することによる、児童の技能や表現力の向上、中1ギャップの緩和といったことが挙げられました。また、小学校の教職員による中学校への乗り入れ授業の成果として、短期間で信頼関係を構築できる利点や小学校で身に付けさせたい基礎基本が一層明確になったといった意見が出ました。
 一方で、相互の乗り入れ授業を実施する際、教材研究や準備、提出物の添削、授業の打合せ等の時間がかかること、授業の開始時刻を揃えたことによる休み時間の慌しさなどが話題に上りました。先生方のご意見を直接うかがうことで、子どもたちの成長と学びを支える先生方の真摯な姿勢と、苦労の大きさを改めて確認することができました。
 富士川第二小学校では、乗り入れ授業を、子ども観や授業観の共有を図る重要な取組と位置付け、これらの検討課題を実施上の指針(バロメーター)として、十分に議論した上で改善を図り、次年度の取組へつなげたいと考えています。
 本市教育委員会では、本年度から義務教育9か年の円滑な接続を図る教育の在り方について研究を進めております。富士川第二小学校の取組から得られた事実や検討課題に基づき、本市の小中学校の連携の実態を精査しつつ、検証を進めてまいります。今回の教育委員研修は、今後議論していく上で欠かすことができない、貴重な意見を直接伺う機会となりました。

平成27年度教育委員研修

1月20日(水曜日)富士南小学校で、教育委員と語る会を実施しました。

 今回の教育委員研修は、富士南小学校の授業を参観したあと、地域の皆様と語る会を行いました。
 富士南小学校は、全校児童998名、学級数32学級(特別支援学級1学級を含む)の市内で一番大きな学校です。大規模校ではありますが、全体的に欠席者が少なく、たくさんの子どもたちが元気に通っています。富士市教育委員会が推進する『学校縁』(「地縁」や「血縁」のように、学校や子どもを中心として作られる「地域の人の絆」のこと。)を受け、『南小縁』を合言葉に、子どもたちを中心として学校、家庭、地域、関係団体と連携をとりながら、日々、子どもたちを育んでいます。
 5時間目の授業では、元気で明るい歌声、やる気に満ちた発表、真剣に学習に取り組む姿、発表しようとしたけれど緊張でどうしたらいいか困っている友達に優しく接する姿等、いきいきと活動する子どもたちに出会いました。(写真 左)先生方の表情も明るく、学校全体が元気な印象を受けました。

写真(授業参観をする教育委員や関係者)

写真(地域の皆さんとの懇談会風景)

 語る会には、学校評議員(兼 区長会長・民生児童委員会会長 他)、PTA役員、ききょうの里子どもクラブ(放課後児童クラブ)の関係者、富士南まちづくりセンター長等の様々な立場から子どもたちを見守ってくださる皆様が参加されました。(写真 右)
 中学校もすぐそばにあるため、登校時にはたくさんの子どもたちが行き交う南地区ですが、100名近い地域の方が「児童見守り隊」に登録し、毎日温かく見守ってくださっています。ここ数年、大きな事故もなく、顔を合わせてあいさつすることで、コミュニケーションの輪が広がっています。この日も、先生方と地域の方の日々の積み重ねにより、たくさんの子どもたちが元気よくあいさつをしていました。
 一方で、近年、子どもたちの体力、危機管理能力が極端に低下していることや、家庭教育力の低下、子どもたちの様々な生活経験不足等も話題になりました。
 ききょうの里子どもクラブの関係者の方からは、施設の確保と支援員の人員確保が喫緊の課題だと問題提起がありました。現在、全校児童の2割近い184名が利用しています。今後、全校児童数は大きく変わらなくても、子どもクラブの利用者は着実に増加していくと予想されています。
 教育委員は、大規模校において、地域の方々がどのように関わり、どんなお気持ちでいらっしゃるのか深く関心を持って御意見に耳を傾けました。
 県でも、市でも「地域とともにある学校づくり」を推進している今、学校、家庭、地域、そして教育委員会との連携の重要性を改めて感じました。

11月19日(木曜日)吉永第一小学校で、研修を行いました。

 本市では、昨年度16校で実施していた小学3年生の希望者を対象とした放課後学習支援ボランティア事業を、今年度から全ての小学校で実施しています。学校ごとにボランティアを募集し、現在、市内で164人の皆さんが子どもたちに学習支援を行っています。子どもたちや担任の先生方のニーズに合った学習内容を考え、学校ごとに工夫して取り組んでいます。
 教育委員会会議11月定例会の実施に合わせて、吉永第一小学校で行われている放課後学習支援ボランティア事業を視察・体験させていただきました。

写真(放課後学習支援ボランティア体験をする吉川教育委員長)

写真(放課後学習支援ボランティア体験をする毛涯教育委員)

写真(放課後学習支援ボランティア体験をする和久田教育委員)

 当日の活動内容の説明を受けた後、五つのグループに分かれて学習プリントに取りかかりました。この日のプリントは、算数の円と球のまとめの問題と力をつける問題です。教育委員もボランティアの皆さんと同じように子どもたちへの支援を体験しました。問題を一緒になって考え、できた解答に丸をつけながら、子どもたちとのコミュニケーションを楽しんでいる様子がうかがえました。
 「小学3年生の問題がこんなにも難しいのか。」
という、驚きの声が聞かれました。
 早くやり終わってしまった子は、教室の片隅に用意された引き出しから自分の力に合った計算問題のプリントを選択し、意欲的に問題を解いていました。集中して取り組む子どもたちの意欲の高さにも驚かされました。

写真(児童が学習した後の感想を発表する様子)

写真(学習支援ボランティアの方が感想をお話する様子)

 学習の終わりには、子どもたち、ボランティアの方それぞれが今日の感想を発表しました。
 「勉強ができるようになって嬉しかった。」
 「みんなが頑張ろうとする気持ちが、どんどん大きくなっているので、教えていて楽しい。」
など、この事業が着実に成果を上げていることを実感しました。

9月18日(金曜日)富士市立高等学校で、研修を行いました。

 富士市立高等学校(以下、市立高校)で、学校の概要説明と授業参観及び施設見学を行いました。
 はじめに、平成25年に新設された生活館『錬成館』1階の学生食堂で昼食をとりました。(写真左)
 本日のメニューは、「あんかけチャーハン定食(写真中央)」と「冷やし梅おろしうどん(写真右)」でした。この学生食堂は、昼食時になると、食堂のメニューを求める生徒だけでなく、お弁当を持ってくる生徒や自動販売機でパンを買い求めて友達と談笑する生徒たちで溢れています。

写真(学生食堂のカウンターに生徒たちが並んでいる様子)

写真(あんかけチャーハン定食、杏仁豆腐のデザート付き)

写真(冷やし梅おろしそば)

 その後、齋藤校長先生から開校5年目を迎えた市立高校の概要について丁寧に説明していただきました。市立高校では、教育理念の「CDI」(コミュニティハイスクール、ドリカムハイスクール、探究ハイスクール)を目指し、総合探究科、ビジネス探究科、スポーツ探究科の各学科で特色ある教育活動を行っています。生徒一人一人が、自らの興味・関心に沿った課題を設定し、それについて調査・研究・発表する探究学習や地元の企業と連携したキャリア教育を展開しています。生徒たちは部活動での活躍はもちろんのこと、落ち着いた教育環境の中、進学・就職においても年々実績を上げていることが紹介されました。
 5時間目の授業参観では、じっくりと課題に取り組む姿や、探究発表会(9月30日)に向けてプレゼンテーションを熱心に練習する姿が見られました。(写真下左、中央)
 学校施設が充実しており、15,000冊以上の蔵書数を誇る図書室や、300人程度収容できる視聴覚ホール(写真下右)の機能性の良さに、見学者から感嘆の声が聞かれました。

写真(教室でプロジェクターを使った社会科の授業参観の風景)

写真(パソコン室でプレゼンテーションの練習をする生徒の様子)

写真(視聴覚ホールの見学の様子)

6月22日(月曜日)富士市立須津中学校で教育委員と語る会を実施しました。

 今年度最初の移動教育委員会(教育委員研修)は、富士市立須津中学校を訪問しました。
 須津中学校は全校生徒388人で、1年生4クラス、2年生5クラス、3年生4クラスと、特別支援学級1学級の14学級があります。須津中学校には、主に、須津小学校、東小学校の2校の児童が進学します。
 学校の重点目標として「隣人や社会に貢献できる生徒」を掲げ、挨拶、学校行事、資源回収、地域の行事など様々な場面で貢献することによって、社会を明るくするだけでなく、生徒自身の生きるエネルギーを引き出そうと、教職員37人が一つになって生徒たちの成長を支えています。
 今回は5時間目の授業を参観させていただいた後、学校関係者(校長、教頭、教務主任、各学年主任、スクールカウンセラー、特別支援教育コーディネーター、養護教諭)と教育委員との懇談会を開催しました。国語、数学、社会、英語、美術、体育、理科など、様々な教科を見させていただきました。

(写真)須津中1年社会科授業風景

(写真)須津中3年生美術授業風景

(写真)教育委員と語る会風景

 1年生の社会では、冠位十二階の位を設けることで何を示そうとしたかをグループの中で話し合っていました。男女の仲が良く、活発に意見交換がされていました。(写真左)
 3年生の美術の授業では、出来上がったデザイン画の作品を飾るために、額に収める仕上げの段階に来ていました。特別教室だけでなく、教室にも、廊下にも、授業のヒントとなる内容や生活をよりよくするための掲示物が効果的に貼られていました。教育委員は授業参観をしながら、工夫を凝らした掲示物にも熱心に目を向けていました。(写真中)
 その後の教育委員と語る会(写真右)では、特別支援を必要とする生徒への対応や特別支援教育関係の外部機関についての話題が出ました。
 富士市では、今年4月に「富士市教育プラザ」が開所し、新たに特別支援教育センターがスタートしました。県内の市町(政令市を除く)では初の中学生のための通級指導教室が開設され、市内の中学校から生徒が通っています。個人指導を必要とする生徒に対し、一人一人の特性に応じたきめ細やかな支援を行っています。交通事情や家庭的な事情で、プラザに通えない生徒に対しては、サテライト授業として、通級指導教室の教員が学校を訪問しています。学校での生徒の様子を把握することで、より適切な支援や助言を行っています。
 そのほかにも巡回相談、青少年相談センターの適応指導教室「ステップ・スクール」、富士市役所福祉部の子ども未来課、東部児童相談所など様々な外部機関と連携し、生徒の実態や家庭の事情に合った最善の支援を日々模索する先生方のご苦労を知りました。
 特別支援教育サポート員が昨年度より一人増員されたこと、外国籍の生徒の家庭との連絡に通訳が入ったことで、先生方の負担が軽減されたことも話題となり、教育委員として何ができるかを考えるよい機会となりました。

平成26年度教育委員研修

1月20日(火曜日)富士市立鷹岡中学校で教育委員と語る会を実施しました。

 今回の教育委員研修は、富士市立鷹岡中学校を訪問しました。鷹岡中学校は全校生徒571人で、中学1,2,3年生ともに6学級ずつあり、特別支援学級2学級を合わせた全20学級の中規模校です。
 46人の教職員が一丸となって生徒に係わっていますが、学校だけでは解決困難な部分を保護者の方々、地域の皆様の力を借りて、鷹岡地区全体で学校改善に取り組もうとしている様子を研修させていただきました。

(写真)鷹岡中学校授業参観

(写真)教育委員と語る会において、民生児童委員の方の発言風景

(写真)教育委員と語る会において、学校評議員の方の発言風景

 この会に参加された方は、学校評議員、PTA役員、民生児童委員、生涯学習会長の皆様で、日頃から学校に出入りされたり、地域で声掛けをしてくださったりしていて、たくさんの生徒と面識がある方々です。
懇談の前に、5時間目の授業を参観していただきました。(写真左)生徒たちが、教師の話や友達の意見を真剣に聞く姿や自分の言葉で一生懸命に発表する姿だけでなく、先生方の様子や教室環境などにも目を向けながら熱心に参観されました。
 その後の教育委員と語る会(写真中、右)では、多くの生徒が明るく挨拶を返してくれること、先生方ががんばっている生徒にはもちろん、教室に入れない生徒一人一人にも温かく、時には厳しい態度で接していること、先生方の声掛けではなかなか心が動かない時に、友だちの優しい声や保護者の見守りが大きな力になっていること、保護者が当番制で見回る活動が始まった中、当番以外の日にも自主的に校内の見回りをしてくださっていることなど、前向きな意見が聞かれました。 
 長年、地域を支えていらっしゃる参加者からは、「子どもと目線を合わせて、対話する。」「節電も大事だが明るい環境を保つ。」「地区特有の活動(鷹岡中は、学校屋上の天体ドームを利用した天体観測)に子どもだけでなく地域の人々にも参加を募る。」「ほんの少しの方向転換や小さなうちに悪い芽を摘むことで未然に防げる。」などの、今後の活動の参考になる貴重な御意見をいただきました。
 中学校区内(鷹岡中、鷹岡小、天間小)での連携も進めています。中学校の先生方が小学校の授業を参観したり、小学校の先生方が中学校に来て子どもたちの様子を確認したりしながら、情報交換を密にしています。だだ、まだまだ学校が変わるには学校、保護者、地域の方々そして教育委員会の連携が重要だと確認しました。

11月19日(水曜日)富士市における外国人児童生徒についての研修を行いました。

 富士市には、平成26年5月1日現在191人の外国人児童生徒が在籍しています。そのうち日本語の指導を必要とする子どもは、88人います。外国人児童生徒が多く通う学校は、小学校が富士見台小(23人)、吉原小(11人)、広見小と富士南小(9人)で、中学校が吉原北中(14人)、岳陽中(8人)、吉原第一中(7人)です。この外国人児童生徒に対応しているのが吉原小学校にある国際教室と富士見台小学校の日本語教室です。
 この日は、2つの教室で長年指導に当たっていらっしゃる横山レイカ氏をお招きし、仕事の内容や子どもたちとその保護者の様子などをお聞きしました。
 日本語の指導を必要とする子どものうち、母国語がポルトガル語の子が37人、スペイン語が19人、フィリピン語が15人、その他の言語が17人となっています。近年、フィリピンからの転入が多く、家庭環境も大変複雑で、勉強だけでなく生活の指導も必要になっています。

(写真)質疑応答形式で横山氏から国際教室の様子をお聞きする

(写真)横山氏の説明を聞く教育委員と教育委員会各課長、施設長

 平成5年に吉原小学校に国際教室ができました。その時から横山氏は勤務され、たくさんの子どもたちに接してきました。吉原小では、午後からの勤務となっており、放課後に宿題や補習をしています。富士見台小には午前中に勤務されていて、個別に日本語指導をされています。
 横山氏は、全ての子どもたちに深い愛情をもって接していらっしゃいます。子どもの自立と、周りの人たちに迷惑をかけることなく生活していって欲しいという強い願いを持っています。そのため、時には保護者に対して直接アドバイスをしたり、電話で連絡を取って子どもの様子を伝えたりすることもあります。
 以前は、両親と子どもで家族そろって日本に来るケースが多かったのですが、ここ数年は、母子、父子の家庭が増えてきています。子どもを取り巻く環境が複雑であればあるほど、子どもへの指導も困難になってきているようです。家庭の教育方針も国によって様々で、日本に住んでいる限りは、日本の習慣に沿って生活するように、和の心も教えています。
 富士市の教育を考えるに当たって、とても参考になるお話をたくさんお聞きすることができ、大変有意義な研修になりました。

9月22日(月曜日)富士市立こども療育センターを視察しました。

 教育委員からの要望の声が高かった富士市立こども療育センターの視察を行いました。
 はじめに、井出所長から施設の特色や機能、利用状況などを丁寧に説明していただきました。(写真左)
 こども療育センターは、「相談・療育機関」と「通所施設」が併設されています。「療育相談室」(2階)は、市の単独事業という強みを生かして、保護者からの相談に速やかに対応できる体制を整えています。専門スタッフと関係機関との連携によって、保育園・幼稚園の先生方を支える仕事もしています。

(写真)井出所長から、こども療育センターの施設の説明

(写真)みはら園の見学

(写真)一人一人の状況にあった教具を用いた支援

 「みはら園」(1階:写真中央)には、現在60人の子どもたちが通っており、一人一人の発達に合わせた療育・保育が行われています。通常1人のスタッフが3人の園児を担当しています。卒園後の子どもたちの成長も継続して見守っているそうです。
 施設内の見学の途中で、ちょうど「みはら園」の園児たちが帰宅する様子を見ることができました。バスで帰る子もいれば、保護者が迎えに来る子もいます。明るいあいさつが園内に響き、教育委員の皆さんの表情も自然とほころびました。
 右上の写真にありますように、子どもたちが使用する椅子は、個に応じた様々な形をしています。言葉で注意を促すばかりではなく、個に応じた設備や道具を工夫して、体の感覚や視覚に訴える支援を多く取り入れていることが分かりました。
 子どもたちは、食事にも細かい配慮が必要です。アレルギーの対応はもちろんのこと、食材の大きさや固さに配慮した特別食も用意しているという説明に熱心に耳を傾けました。
 施設にはたくさんの特徴のある部屋があります。防音設備を備えた聴覚を検査する部屋、体の機能や心の状態を見る訓練室、乳幼児の保護者が研修する家族研修室(和室)などのほか、2階のバルコニーにはプールも備えてありました。このような充実した環境は、他市の同様の施設からの評価も高いそうです。
 富士市では、特別支援教育に力を入れています。みはら園の場合は、卒園後に特別支援学校に進学する子どもたちがほとんどですが、市内の小学校の通常学級、特別支援学級に進む子もいるようです。また、療育相談室は、毎年、市内保育園・幼稚園の年長児100名以上から相談が寄せられており、その子どもたちの多くは、通常学級に進んでいるとのことのことです。連携を密にして、健やかに子どもたちが成長できるように、この研修を生かしていきたいです。

6月23日(月曜日)富士市立大淵第一小学校で教育委員と語る会を実施しました。

今年度最初の教育委員研修は、富士市立大淵第一小学校で6年生の外国語活動の授業を参観し、その後、先生方と教育委員、ALTのデロイ先生も交えて語る会を行いました。
大淵第一小学校区は自然に恵まれた地域で、多くの福祉施設があります。施設の皆さんとの交流学習も活発に行われてきました。あいさつ、無言清掃、交通安全を柱とし、6年生が中心となってお手本を示し、良き伝統を築いています。また、地域の皆さんの温かい協力によって多くの活動が支えられています。

【外国語活動 授業参観】 
この日の授業はアルファベットの大文字・小文字を使ったクイズやゲームで、“Do you have~?”を学びました。
“Do you have‘a’?” “Yes, I do. Here you are.(カードを渡す)”
“Do you have‘m’?” “No, I don’t.”
自分の名前に入っているアルファベットのカードを友だちが持っているか尋ね合いました。持っていたら受け取り、自分の名前を完成させていきます。文字がそろったら、デロイ先生のところに行き、
“What’s my name?”
と質問して、デロイ先生に自分の名前を答えてもらいました。最後の一人が完成するまで、みんなで協力して探すという微笑ましい場面もあり、お互いに“Good job!”とがんばりをたたえ合っていました。
友だちとペアになって歌う場面や、デロイ先生と個々に対話する場面もたくさんあり、一人一人が生き生きと授業に臨んでいました。担任の稲葉先生も元気いっぱいに、子どもたちに質問を投げ掛け、クラスの一体感を感じる1時間でした。

【教育委員と語る会】
 ALTのデロイ先生は、小学校では楽しい英語の授業をすることを心がけ、中学校、高校でも英語が嫌いにならないで欲しいという願いを持って取り組んでいます。5・6年の担任の先生方は、そのデロイ先生の熱心な姿に共感し、「失敗しながらも一緒になって楽しむ姿勢を子どもたちに積極的に見せている。」と話されました。英語を介してコミュニケーションすることにより、人間関係づくり、学級づくりがなされているということも話題に挙がりました。
 先生方からの要望として「ALTの訪問日を増やして欲しい。」「もっとネイティブの発音を聞かせたい。」「教材・教具を増やし学習環境を充実させたい。」などの意見が出されました。教育委員から先生方には「日本を取り巻く環境がどんどん変化しているので、小さいうちから外国語に触れされることは重要。」「ALTが訪問した際には、生の英語をたくさん聞かせて欲しい。」と伝えられました。

(写真)ALT講師とコミュニケーションの様子

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平成25年度教育委員研修

1月20日(月曜日)富士市立富士南中学校で教育委員と語る会を実施しました。

 今回の教育委員研修は、富士市立富士南中学校を訪問しました。富士南中学校は全校生徒845人、市内で最も生徒数が多く、県下でも有数の大規模校です。学級数は28学級(特別支援学級2学級含む)、64名の職員(教員数43名)が生徒に関わっています。
 今回の研修のねらいは、大規模校の生徒や先生方の様子を参観するとともに、大規模校ならではのよさや大変さ、保護者の方々、地域の方々が学校に寄せる思いや支える姿について学ぶことでした。

(写真)富士南中研修風景1

(写真)富士南中研修風景2

(写真)富士南中研修風景3

【写真左】 
 野中校長先生(写真中央)からは、授業を柱とし、授業改善を通して生徒との人間関係、信頼関係を構築し、生徒指導につなげていくこと。授業公開し、教員同士の研修の場とするだけでなく、地域の方々にも学校を理解し応援してもらう場としているとの話がありました。
 また、震災の被災地とつながり、宮城県の高等学校の校長先生に講演してもらったり、全国防災会議に3名の生徒が参加したりと、防災学習を積極的に進めている新たな取組も紹介されました。

【写真中】 
 地域や保護者の方々からは、「自分が在学していた頃と比べても子どもたちがしっかり集中して授業に取り組んでいる。」「子どもたちがとても和気あいあいとリラックスして授業を受けていると感じた。」「机の配置も様々あって工夫している。授業の仕方もかなり変わってきている。今の中学生は覚えるのも早いのではないか。」「廊下ですれ違ってもあいさつをする生徒が多い。」など、生徒たちの落ち着いた様子を喜ぶ声が多く出されました。

【写真右】 
 教育委員からは、「教室に入ると一体感があると感じた。それはどこの教室でも同じだった。」「参加していただいた地域の方々は学校の応援団だと感じた。」「先生方が1つになってとにかく授業で…という信念のようなものを感じた。」「防災教育など特色ある取組をされている。全国防災会議に参加した生徒さんは良い経験をされたと思う。」「子どもたちの姿を見て、保護者の方、地域の方と一体となって学校が経営されていると感じた。」「生徒の数は多いが、その一人一人の生徒の心の奥まで先生たちの指導が行き届いていると感じた。」など、教員が同じ意識で子どもたちと向き合い、保護者や地域に支えられながら特色ある学校運営を展開する取組に感謝する意見が多く出されました。

9月20日(金曜日)富士市立高校で教育委員研修会を実施しました

 今回の教育委員研修では、錬成館(生活館)の視察と、授業参観を行いました。旧錬成館の老朽化に伴い改築された新錬成館は、食堂や宿泊施設、会議室を備えた3階建ての施設です。市立高校生徒の研修や部活動の合宿等に利用されるほか、学校に関連する団体等の利用にも提供されます。
 委員には生徒たちの授業を参観とともに、食堂での昼食と宿泊用施設部分(宿泊室)の視察をしていただきました。

(写真)市立高校研修風景1

(写真)市立高校研修風景2

(写真)市立高校研修風景3

【写真左】
 研修では、いくつかの授業を参観しました。写真は1年生の英語の授業ですが、ほとんど日本語を使うことなく、英語だけで進める学習スタイルに委員は感心していました。

【写真中】
 最後にセミナー室(会議室)で齋藤校長先生と眺野指導主事から、現在の市立高校の取り組みや学習、今年からスタートした学校運営協議会について説明していただきました。感想を話してくださった加藤委員からは、「大変気持ちの良い子どもたちが多いことに感心します。授業にも真剣に打ち込む姿が見られました。」との言葉をいただきました。

【写真右】
 委員には新しい食堂で昼食を召し上がっていただきました。安い値段に関わらずボリュームいっぱいの美味しいメニューに、委員たちも満足気でした。

8月20日(火曜日)ケータイ安全教室を受講しました

 今回の教育委員研修では、NTTドコモサービスが提供する「ケータイ安全教室」を受講しました。これは、スマートフォンや携帯電話等を通じたインターネットサイトを巡り、青少年が様々なトラブルや犯罪に巻き込まれるケースが増えている現状を踏まえ、「子どもを守る」という観点から「子どもとネット社会」の現状を理解し、どのように子どもたちに指導すべきかについて様々な事例を通して具体的に学ぶというものです。

(写真)ケータイ安全教室研修風景1

(写真)ケータイ安全教室研修風景2

【写真左】
 安全教室の中では、講師の松浦さん、瀧さんから「ケータイとスマートフォンの違い」「ネット上のトラブルについて」「トラブルの防御方法」「家族でのケータイルール作り」等について分かりやすく説明を受けました。

【写真右】
 最後に吉川委員から「ケータイによって子どもが被害者にも加害者にもなりえることがよく分かりました。この教室はお母さんたちに話す機会も子どもたちにも話す機会もあるということで、本当に富士市中の保護者の方や子どもたちに聞いてもらいたいと思いました。最後に『まず家庭がしっかり』ということをおっしゃっていただいたので、これからもいろいろなことを勉強していきたいです。」との感想をいただきました。

7月19日(金曜日)童親会大西さんの講演を聴きました

 今回の教育委員研修では、裾野市で青少年リーダー養成活動をしている大西国明さんを講師に迎え、「新しい時代の青少年健全育成」をテーマにご講演いただきました。
 大西さんは、静岡県上級青少年団体指導者の資格を持ち、代表を務める「童親会」の主催する講習会は、県教育委員会の定める青少年指導者級位認定において、中級指導者認定事業となっています。
 現在、富士市教育委員会では、「青少年の船」事業に替わる新規事業について検討を進めていますが、今回の講演で学んだことを、今後の青少年健全育成事業に役立てていきます。

(写真)童親会大西さんの講演風景1

(写真)童親会大西さんの講演風景2

 講演では、大西さんの30年間にわたる青少年健全育成、地域貢献活動をもとに、青少年健全育成を進めていく上で大切にしていかなければならないことを語っていただきました。その中では、「自然体験や炊事体験をすることが目的ではなく、あくまでも手段であること。」「大事なのはリーダーと参加者の人と人との交流をしっかりもつこと。」「これからの事業を考える時、リーダーと参加者、参加者同士の人間的な交流がしっかりとできているかを判断材料の1つとして欲しい。」と教えていただきました。

6月17日(月曜日)富士市立吉永第二小学校で教育委員と語る会を実施しました

 今回の教育委員研修では、富士市立吉永第二小学校を訪問しました。豊かな自然に囲まれた吉永第二小学校は1学年1クラスの小規模校です。今回の研修のねらいは、小規模校の子どもたちや先生たちの様子を参観するとともに、小規模の学校ならではの良さや大変さ、地域の人々が学校を支える姿について学ぶことができました。

(写真)吉永第二小研修風景1

(写真)吉永第二小研修風景2

(写真)吉永第二小研修風景3

【写真左】
 1年生の教室では、帰りの会の様子を参観しました。2人の当番さんの元気な号令に負けずに大きな声で返事をしたり、発表したりする姿が見られました。

【写真中】
 昨年度導入された新しいパソコンを使って「交通安全を語る会」の資料を作成する6年生の授業を参観しました。パソコンの機能を効果的に使いながら作業を進める子どもたちに、教育委員も感心していました。写真のほかにも全学年の授業等を公開していただきましたが、どの学年の子どもたちも楽しく、そして集中して取り組んでいました。

【写真右】
 教育委員と教員との懇談会では、小規模校のメリットとして、友達同士の仲が深まることや、体育館やプール等の施設を自由に使える上、授業や行事が弾力的に進めることができること。また、教員同士の結束力が高まる上、何でも自分でやらなければならないので、教師としてのスキルアップができること等が挙げられました。
 反対に、デメリットとして、子どもたちの中で序列化や馴れ合いが生まれ、競い合いが弱くなること、大舞台で力を発揮できないこと。また、教員の負担がとても大きいこと等が上げられました。
 地域との交流については、昔から学校と一体となって子どもたちを育ててくれる雰囲気があり、保護者の方だけでなく地域の方々が積極的に子どもたちに関わってくれるため、大変助かっているとのことでした。
 佐野教育委員長からは、「小規模と大規模でそれぞれ良い点、悪い点があるのは企業も同じ。小規模の学校の良いところをどんどん伸ばして欲しい。先生方と地域の知恵を使って競い合うことの大切さを体験させるとともに、自立心のある子どもへ育てて欲しい。」との話がありました。

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