ふじキッズページ/みずのこと


げすいどうのやくわり

人間の生活やさまざまな生産活動(せいさんかつどう)などが原因で、水の循環(じゅんかん)にも影響(えいきょう)がでるようになりました。そのひとつに水質(すいしつ)の悪化(あっか)<川や海の汚染>があります。
下水道(げすいどう)を整備(せいび)することにより、きれいな水の循環(じゅんかん)がよみがえるばかりでなく、せいけつでかいてきな生活環境(せいかつかんきょう)がかくほされ、大雨がふっても浸水(しんすい)の心配が少なくなります。

げすいどうのやくわり図

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げすいどうのしくみ

ふじしのげすいしょりのじょうきょう

富士市では、「分流式(ぶんりゅうしき)」という方式で、汚水(おすい)と雨水(あまみず)を別々のルートで処理(しょり)しています。
家庭などからでる汚れた水は、道路の下に埋設(まいせつ)された下水道管(げすいどうかん)で下水処理場(げすいしょりじょう)に集められ、きれいにされてから川や海に流されます。また、雨水は、道路の横の側溝(そっこう)を通って川や海にすみやかに放流(ほうりゅう)されます。
この「汚水」と「雨水」を総称(そうしょう)して「下水」といいます。

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富士市のげすいしょりしせつ

東部浄化センター(とうぶじょうかせんたー)

富士岡南(ふじおかみなみ)

富士市東部地区潤井川(うるいがわ)と伝法沢川(でんぼうざわがわ)より東側の汚水を処理(しょり)しています。
処理量(しょりりょう):
一日あたり37,580立方メートル(令和2年度の1日平均)
運転開始(うんてんかいし):平成2年4月

東部浄化センター(とうぶじょうかせんたー)

西部浄化センター(せいぶじょうかせんたー)

宮島(みやじま)

富士市西部地区潤井川(うるいがわ)と伝法沢川(でんぼうざわがわ)より西側の汚水を処理(しょり)しています。
処理量(しょりりょう):
一日あたり35,951立方メートル(令和2年度の1日平均)
運転開始(うんてんかいし):昭和55年4月

西部浄化センター(せいぶじょうかせんたー)

処理場のしくみ

富士市の下水処理場(げすいしょりじょう)のくわしいしくみは、以下をクリックしてみてね。
FLASH版は水がきれいになっていく様子を見ることができるよ。
FLASH対応になってない人は、HTML版を見てみてね。
処理場のしくみ(FLASH版・動きあり) 処理場のしくみ(HTML版・動きなし)
※FLASH版をごらんになるにはADOBE FLASH PLAYERが必要です。
 ダウンロードサイトへ

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ふじしのげすいしょりのじょうきょう

下水道が整備(せいび)されて、下水道をどれだけの人が利用することができるようになったのかをあらわすのが、下水道普及率(げすいどうふきゅうりつ)です。これは、富士市内に住んでいる人のうち下水道が利用できる人がどのくらいいるかという割合(わりあい)です。令和3年3月末日現在(まつじつげんざい)、富士市の下水道普及率(げすいどうふきゅうりつ)は78.0%となっています。

ちなみに静岡県と日本全国の平均は次の通りです。
静岡県内の下水道普及率の平均は64.3%
日本全国の下水道普及率の平均は80.1% ※ただし福島県を除く。
(ともに令和3年3月末のものです)

しかし、いくら下水道が整備されて、たくさんの人が使えるようになっても、それぞれの家と下水道管(げすいどうかん)をつなげて、家で使い終わった汚れた水が下水道に流れるようにならなければ意味がありません。
下水道が整備されて、下水道が利用できるようになった人の内、実際(じっさい)に下水道を使用している人の割合を水洗化率(すいせんかりつ)といいます。

富士市(ふじし)の水洗化率(すいせんかりつ)は、91.6%です。
みんなの家はどうなっているか、お父さんやお母さんに聞いてみてね。

項目 数値
A.富士市の人口 251,616 人
B.下水道を利用できる人数 196,138 人
C.下水道を実際に使用している人数 179,648 人
D.普及率(B÷A) 78.0 %
E.水洗化率(C÷B) 91.6 %

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